北千住静脈瘤クリニック 入谷 哲司院長 | ドクターズインタビュー

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血管外科・形成外科の
下肢静脈瘤治療。
認知度・理解度の
向上も目指す

街の頼れるドクターたちvol.029

北千住静脈瘤クリニック
  • 入谷 哲司院長
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JR常磐線「北千住駅」西口を出て、駅前通りを日光街道方面に徒歩約3分。1階に美容室が入居するビルの2階に「北千住静脈瘤クリニック」はある。階段にかかる鮮やかな赤色の屋根が印象的で、一見、クリニックとは思えない外観だ。入谷哲司院長は昭和大学医学部卒業後、横浜旭中央総合病院形成外科医長などを経て、2017年に同院を開院。入谷院長に下肢静脈瘤という病気の特徴や症状、治療法と、入谷院長ご自身の思いや北千住静脈瘤クリニックの今後の目標について伺った。 (取材日 2019年12月25日)

皮膚炎や潰瘍につながるケースも。大切なのは早期受診

― 下肢静脈瘤という病気の特徴について聞かせてください。

足の静脈には血液の逆流を防ぐための弁が付いているのですが、さまざまな要因によってこの弁の動きが悪くなることで、心臓に帰っていくはずの血液が静脈に留まってしまう。その結果、血管が膨らんでコブができる。これが「下肢静脈瘤」の基本的な特徴です。決して命に関わる病気ではありませんが、症状が悪化すると、強いかゆみ・痛みを伴う皮膚炎や皮膚潰瘍につながり、やけどの痕のような見た目になってしまうケースも少なくありません。実際、10年弱にわたって皮膚科に通い続けたものの良くならず、足首のあたりに10センチ四方の潰瘍ができてから当院に来院された患者様もいらっしゃいました。特に発症しやすいのは、立ち仕事をしている時間が長い方、妊娠・出産を2回以上経験されている方、中高年の女性ですが、明確な症状として表れていないケースを含め、日本人の実に半分が下肢静脈瘤を抱えているともいわれています。その意味でも、エコー検査の受診をおすすめしています。

― 治療法にはどのようなものがあるのでしょうか。

症状によって適切な治療法を選択します。ひとことで下肢静脈瘤といっても、静脈が浮き出てコブのように膨らむ「大伏在静脈瘤」や「小伏在静脈瘤」、細い静脈が網目状に膨らんで発症する「クモの巣状静脈瘤」、より細い静脈が拡張する「網目状静脈瘤」など、さまざまな種類があります。「伏在型静脈瘤」の場合には、逆流を起こしている静脈にカテーテルを挿入し、内側から熱を加えて静脈壁を焼灼する「血管内カテーテル治療」、「クモの巣状静脈瘤」「網目状静脈瘤」の場合には、硬化剤を注入して静脈をつぶす「硬化療法」を用いた治療を行います。いずれの治療法も30分程度で完了、日帰りで治療が可能ですし、一般的に1か月から2か月程度で症状は改善します。また、患者様の希望によっては、下肢静脈瘤の進行予防のために「弾性ストッキング」の着用をすすめたり、漢方薬を処方したりするケースもあります。

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血管外科・形成外科の下肢静脈瘤治療。 認知度・理解度の向上も目指す

北千住静脈瘤クリニック

場所
東京都足立区千住3丁目33 三鈴ビル2F MAP
電話
03-5284-6686
診察領域
心臓血管外科、形成外科、予防接種
専門医
形成外科専門医
専門外来
下肢静脈瘤専門外来

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