鎮静剤や高度な機器を、熟練の医師が活用する胃カメラ検査
胃がんの診断に加え、ピロリ菌の検査から機能性ディスペプシアの治療にも、胃カメラによる検査が重要です。
- 松ヶ崎駅前おくだクリニック 京都府京都市左京区
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- 奥田 孝太郎 院長
街の頼れるドクターたちvol.163 呼吸器内科
目次
研修医時代に各種診療科を経験するなかで、呼吸器内科が対象とする疾患の幅広さに興味を持ったことがきっかけです。感染症やアレルギー、さらには悪性腫瘍も含まれますので、呼吸器内科医になればより多くの患者様のお役に立てるのではないかと考えました。これまでに私は、大学病院をはじめとする地域の中核病院で呼吸器内科を主軸に従事し、大学院では間質性肺炎の研究を行ってきました。喘息をはじめとする呼吸器疾患の医療は日々進化を続けており、私自身も知識のアップデートを重ねながら患者様により良い医療を提供できるよう努めています。
クリニックの名称が、そのままコンセプトといえるでしょうか。呼吸器内科医として積み重ねた経験と知識を活かしながら、長引く咳や気管支喘息、咳喘息といった呼吸器症状を中心とするクリニックとして開業しました。咳と喘息に特化した各種設備を取り揃え、的確かつ迅速な検査と治療を提供し、症状を少しでも軽くすることで患者様の生活の質が向上することを目指しています。
一例として当院には、呼気中に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定する「呼気一酸化窒素濃度(FeNO)測定装置」という医療機器があります。一酸化窒素の濃度は気道の炎症を示す指標とされており、主に喘息などの診断でとても重要な役割を果たします。
また「モストグラフ(総合呼吸抵抗測定装置)」も特徴的な機器といえるでしょう。喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)といった疾患にかかると、気道が狭くなり呼吸が通りにくくなります。この「通りにくさ」を示す指標を呼吸抵抗といい、モストグラフはその強さを測ることができるのです。結果は色分けされてわかりやすく表示され、緑なら問題なし、黄色は注意、赤ですと治療が必要となります。視覚的に判別することができるため、医師はもちろん患者様自身も気道の状態を把握できるところが、この装置の大きなメリットですね。
まずは“長引く咳”ですね。普通の咳との違いは、咳が始まってからの期間や持続性にあります。一般的に風邪などによる咳は1週間前後で軽快しますが、それを過ぎても続く場合は要注意です。咳は、3週間以内に治まるもの、3週間から8週間続くもの、8週間以上続くものに分類され、3週間以上続くものは医療的なアプローチが必要な可能性が高まります。風邪などの症状はないのに咳だけが3週間以上続く場合などは、呼吸器に特化した医療機関を受診することをおすすめします。
喘息についても、本人が自覚していないケースが少なくありません。「なんとなく息苦しい」と感じて検査したところ喘息と診断され、治療してみたら「呼吸がしやすくなった」と驚く方もいらっしゃるのです。これまで喘息と言われたことがなくても、急に咳き込むことがあったり、呼吸のしにくさを感じたりすることのある方は、ぜひ検査を受けていただきたいですね。
患者様の症状に応じた検査を迅速に行い、治療開始までのタイムラグをつくらないということです。高度な医療機器を揃えているのはその一環ですし、レントゲンで気になる影があればスムーズにCT検査が受けられるよう手続きを進めるなど、患者様の苦しみを少しでも早く緩和する診療を心がけています。
迅速な検査と治療に加え、私が医師としてポリシーにしているのが「患者様の目を見て話をする」ということです。私がかつて従事していた病院には、難治性の疾患を抱えている患者様が大勢いらっしゃいました。そこで私が強く思ったのは、「病気を治すことが難しいとしても、せめて心が救われる医療を提供したい」ということでした。それ以来、私は患者様の気持ちに寄り添うような診療をしたいと願い、相手の目を見て気持ちを受け止められるよう心がけてきたつもりです。
一人ひとりの患者様と接する時間は限られてしまいますが、お悩みや心配ごとをしっかりと受け止めながら向き合いたいと考えています。咳、痰、呼吸のしにくさなどでお困りの方は、我慢せず早めにご相談ください。
せきとぜんそくのクリニック 中野駅前院 地図を見る
胃がんの診断に加え、ピロリ菌の検査から機能性ディスペプシアの治療にも、胃カメラによる検査が重要です。
国内外で生理学研究に専念後、48歳で臨床の道へ。患者さんの病態が改善することがモチベーションです。
「施術の結果」に自信があるからこそ保証制度も充実。長期にわたり満足できる、自然な美しさを提供します。