積み重ねた経験がクオリティに繋がる歯科矯正「インビザライン」
マウスピースによる歯列矯正治療システム「インビザライン」は、歯科医師の経験と技術力が鍵です。
- 福岡MA矯正歯科 福岡県福岡市中央区
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- 南舘 崇夫 院長
頼れるドクターが教える治療法vol.139
矯正歯科
目次
インビザラインは、透明なマウスピースを使用した歯列矯正治療システムです。オーダーメイドのマウスピースを1日20時間以上装着し、1~2週間ごとに新しいものに交換して少しずつ歯を動かします。1セットで約0.25mmの移動を目安に、上下合わせて30~60セット(部分矯正は10~30セット)を作成。歯の動きに合わせて、追加の矯正も行います。治療期間はおおよそ1~3年。全ての装置の装着が終わると、歯並びの後戻りを防ぐために保定期間に入ります。
マウスピースによる矯正(アライナー矯正)で使用する器具は透明なため目立ちにくく、審美的な優位性が特長の1つです。自身での取り外しが可能で、ワイヤー矯正のような食事制限や歯磨きの不便さもありません。
一度の通院で10セットほどのマウスピースをお渡ししますので、通院が概ね2~4か月に1回で良い点もメリット。比較的弱い力をかけ続けて効率良く歯を動かす仕組みなので、ワイヤーに比べて痛みを感じることが少ないのも大きな魅力です。
当院で扱っているインビザラインは、米国アライン・テクノロジー社が開発した世界トップシェアのアライナー矯正システムです。最大の特長は、その歴史と膨大な症例数に基づいた信頼性。現在も研究や開発への積極的な投資により、進化を続けています。口腔内スキャナーなどで取得したデータを基に、治療計画を立てたり歯型を取ったりできることに加え、前歯から奥歯まで歯列全体を動かすことが可能で、幅広い症例に対応できることも強みと言えますね。
近年シミュレーションソフトの進化により、矯正を専門に行う歯科医師でなくともインビザライン治療ができるようになりました。しかし、正確な治療計画を立て、細やかな調整や軌道修正を行いながら矯正治療をゴールに導くには、経験や知見、判断力など高い専門性が不可欠です。
矯正治療は、腰を据えて学び、積み重ねた経験が治療の質を大きく左右します。当院では、豊富な実績を持つ歯科医師が担当しています。たとえば治療計画を作成する際には、AIの提案データに対し、1本1本の歯の動きを考慮し何度も修正を加えています。軌道修正を見極める際も同様です。このような丁寧なアプローチにより、治療のクオリティが高められていくのです。
矯正治療は長期間にわたるため、進学や転勤で治療が中断せざるを得ないケースもあります。しかし、矯正治療は転院が難しいもの。歯科医師によって方針が異なり、新しい病院で治療を見直す場合、費用や時間がかかり、結果が保証されないこともあります。
全国に5院を展開するMAグループでは、転居や転勤の際にグループ内で治療をスムーズに引き継ぐことが可能です。あるいはデジタルを活用し、遠方に引っ越した患者様の治療を引き続き私が担当している事例もあります。グループクリニックという強みを活かし、保定期間中のサポートを含め患者様と長くお付き合いできるよう体制を整え、矯正治療の完了まで責任を持って対応しています。
成長期のお子さんは、あごの成長促進や抑制、歯列弓の拡大などの効果が期待できる時期です。反対咬合や受け口、糸切り歯のスペースが足りない場合などには早めに介入し、あごの発達をみながら治療を進めていくのが望ましいですね。歯並びに悪影響を及ぼす舌の使い方などについても、筋機能訓練を行い改善していくことが望ましいです。これらを踏まえ、ぜひ9歳までに一度、矯正を専門とする歯科医師に診てもらうことをおすすめします。矯正治療では、歯を支える顎の骨の代謝(骨が溶けたり新しく作られたりすること)を利用して歯の位置を調整します。そのため、代謝が活発な成長期はまさに「矯正のゴールデンタイム」であり、治療期間が短く効率的に進められます。歯科医師も、自身の子どもが10代の頃に矯正を行う例が多いようです。
もちろん、矯正治療はどの年代でも始められます。当院では、口元の形を整えるための抜歯矯正なども提供していますし、マウスピースでの治療が難しいとされる症例にも対応できるノウハウを蓄積しています。ワイヤーでしか矯正できないと言われた患者様も、一度ご相談ください。
◎マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン)
精密検査・診断料:55,000円
小児矯正 装置代:440,000円
成人矯正(軽度の方)装置代:440,000円
成人矯正 装置代:880,000円
調整料 (通常2か月に1回程度):4,400円
保定:55,000円
保定期間中の観察料(3~6か月に1回程度):3,300円
※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名:インビザライン)は 薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
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マウスピースによる歯列矯正治療システム「インビザライン」は、歯科医師の経験と技術力が鍵です。
「自分の健康より大切にしたいもの」を抱えている患者さんの健康をサポートすることが、私たちの役割です。
長期的な歯の健康を目指し、豊富な治療手段を実践。これまでインプラントを諦めていた方もご相談ください。