鎮静剤や高度な機器を、熟練の医師が活用する胃カメラ検査
胃がんの診断に加え、ピロリ菌の検査から機能性ディスペプシアの治療にも、胃カメラによる検査が重要です。
- 松ヶ崎駅前おくだクリニック 京都府京都市左京区
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- 奥田 孝太郎 院長
街の頼れるドクターたちvol.128 リウマチ科
目次
子どもの頃、大好きだった祖母が脳出血を起こし寝たきりになってしまいました。ある時、病床の祖母に「僕がお医者さんになって、おばあちゃんを治してあげるよ」と伝えたんです。そのころはもう話すこともできませんでしたが、こちらの言葉は理解できたのでしょう、祖母の頬をスーッと涙がつたいました。その様子を見た私は、幼いながらに医師になることを決意したのです。
膠原病の診療に特化したのは、叔母と母がそろって膠原病になってしまったことがきっかけです。地元の福島県からわざわざ東京まで通院する二人の姿を見て、膠原病を診ることができる医師の少なさを痛感した私は、「膠原病に悩む人が日常的に通える、地域のかかりつけ医になろう」と決意。その思いを叶えるため、現在の生活の拠点である流山市で開院を決めました。
膠原病の診療には、全身を診る知識、経験が必要になります。心臓などの循環器に問題が現れる場合もありますし、肺の合併症もありますので呼吸器の知識もなければいけない。さらには、胃腸などの消化器や脳神経にまつわる知見も必要になります。そのように広い守備範囲を求められるところが、この分野の専門機関が少ない理由なのかもしれません。私自身もそうした難しい領域を診ているという自覚を持ち、日々の勉強に努めているところです。
関節リウマチをはじめとする膠原病の専門クリニックではありますが、病院名を「内科クリニック」としているように、さまざまな病気にも幅広く対応する病院でありたいと考えています。コロナが蔓延していたころは、発熱外来にかかりたくてもかかれないという事例が多々あったかと思います。当院ではそういった患者様も決して断ることなく、幅広い症状・病気の方を受け入れていきたいと考えております。
関節の痛みで悩んでいる方のほか、風邪の症状などで来院する方も多いです。また、膠原病が診られる医師が少ない状況はこの地域も例外ではないので、地域の医療機関からの紹介でお越しになる患者様も少なくありません。さらに当院は、つくばエクスプレス線流山セントラルパーク駅から徒歩1分と通いやすい場所にありますので、埼玉県や茨城県などから足を運ぶ患者様も増えてきました。
膠原病を診断するうえで基本となるのは、血液検査です。リウマチに関連している自己抗体ですとか、抗CCP抗体、リウマトイド因子(RF)の値などについて調べます。関節の痛みにより関節リウマチを疑って来院されるケースは多いですが、膠原病全般に見られる症状でもありますので、検査をしたところ別の膠原病だったということも少なくありません。それを診断するためにも、まずは血液検査が重要になります。
一方で、血液検査では所見がないもののリウマチ症状のある「血清反応陰性関節リウマチ」という、診断の難しい疾患もあります。そこで当院では、関節超音波検査に力を入れています。この検査は患者様と一緒にモニターを見ながらリアルタイムに病状を評価することができますし、痛みもありません。設備自体は消化器内科等にもあるものですが、関節の検査に応用する技術は専門クリニックならではのものがあり、当院はその経験とノウハウを豊富に有しています。
体のどこかに痛みを感じたとき「整形外科に行くべきか、リウマチ科に行くべきか」と迷われる方もいると思います。膠原病の特徴は全身症状が現れるところにもありますので、微熱が続く、息苦しい、眼が乾く、口内炎、脱毛などの症状がみられましたら、ぜひ早めに受診してください。検査して膠原病の疑いが晴れれば、笑顔でお帰りいただくことができますからね。
また、すでに膠原病と診断されている方も、決して諦めないでください。適切な治療を行えば、日常生活を送ることは十分に可能です。看護師、事務スタッフ一同、その一助になれたら幸いです。
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胃がんの診断に加え、ピロリ菌の検査から機能性ディスペプシアの治療にも、胃カメラによる検査が重要です。
国内外で生理学研究に専念後、48歳で臨床の道へ。患者さんの病態が改善することがモチベーションです。
「施術の結果」に自信があるからこそ保証制度も充実。長期にわたり満足できる、自然な美しさを提供します。