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- 銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 東京都中央区銀座
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- 坂内 誠(将佑貴)院長
頼れるドクターが教える治療法vol.122
眼科
目次
緑内障は何らかの原因で眼圧が高くなり、また眼圧が高くなくても視神経が傷むことで、視界が欠けたり狭くなったりする疾患です。日本では40歳以上で20人に1人、70歳以上になると10人に1人が罹患し、失明原因の1位と言われています。
約7割の緑内障は眼圧が高くないタイプの緑内障で、ゆっくりと進行することが多いため、自覚症状に気づきにくいのも特徴です。緑内障の視野異常は治すことができず、病状が進行してしまうと失明するリスクもありますので、少しでも早く治療を受けていただきたいです。
現時点で可能な治療は、点眼薬、レーザー、手術のいずれかによって眼圧を下げることです。しかし治療と言っても、一度緑内障が進行してしまうと視野の回復は望めないため、進行を抑える治療になります。まずは点眼薬の投与から始めて、1本、2本と薬の量を増やしていき、それでも改善されない場合はレーザー治療や手術が検討されます。
点眼薬での治療はハードルが低そうに思われますが、飲み薬と違い患者さまにとっては毎日の点眼や回数を守るのも大変ですし、本数が増えればなおさら難しくなります。そこで最近では、早めにレーザー治療や手術を行う傾向にあります。当院でも必要と判断すれば、早い段階でのレーザーや手術を検討します。白内障との同時手術も可能です。
当院では、点眼がうまくできない方、忙しくて忘れてしまうことが多い方、点眼だけでは十分な治療の効果が出ない方などに対して、「SLTレーザー」を用いて治療を行います。SLTは、目の中の水(房水)を排泄する線維柱体に低エネルギーのレーザーを当てて、防水の流れをよくして眼圧を下げるレーザー治療です。線維柱体はメッシュ構造をしているため、たまった埃をはたくイメージです。眼内構造に損傷を与えることが少なく、点眼薬のように毎日する必要がなく、患者さまの負担が少ない治療です。
また当院では、「プリザーフロマイクロシャント」という2022年に国内承認を得た新しいデバイスを用いて緑内障手術を行います。プリザーフロマイクロシャントは、従来の緑内障手術に比べて術後の合併症リスクが少なく、早い段階で手術を選択肢に入れられます。従来の術式ですと術後の処置や合併症を防ぐために入院が必要となりますが、プリザーフロマイクロシャントは外来で術後処置が可能なので、日帰りでの手術が可能です。また、術後の視力も、従来の手術にくらべて早い回復が期待できます。
当院ではプリザーフロマイクロシャントに加えて、「MIGS(ミグス)」という低侵襲緑内障手術を提案しており、こちらは白内障との同時手術が可能です。「iStent(アイステント)」というインプラントの挿入か、線維柱帯の切開のどちらかの術式によって眼圧を下げ、緑内障の進行を抑えていきます。いずれも白内障と同じ切開部分から手術を行うことができ、より心身へのご負担が少なくなっています。とくに緑内障と白内障を併発されている患者さまに推奨しています。
緑内障が視神経に障害をきたす病気であるのに対し、白内障は目の中の水晶体(レンズ)が白く濁る病気です。すりガラス越しに物を見る状況をイメージしていただくと分かりやすいでしょう。この疾患は、主に加齢によって引き起こされます。
自覚症状の乏しい緑内障と違い、白内障の場合は、かすむ・眩しい・ぼやけるなどの見えにくさを訴えて受診されるケースが大半です。緑内障の治療はその進行を抑えるために行われますが、白内障の場合は治療によって視力の回復が期待できます。
白内障の治療には、やはり手術が欠かせません。緑内障のように手遅れとなるリスクはないものの、見えづらいという自覚があって、日常生活に支障をきたすようであれば、早めの手術をお勧めします。当院は白内障の日帰り手術にも対応しており、前述のとおり緑内障との同時手術も低侵襲で行えます。
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独自開発の「5D注⼊法」により、痩せ型でも豊かな膨らみのある魅力的なバストを提供します。
患者様に合わせて設定した治療のゴールを一緒にめざし、予防からリハビリ、再生医療まで幅広く提供します。
患者様がいつまでも笑って過ごせる社会を実現するために、内視鏡検査の技術を駆使し予防医学を推進します。