「働く人」「女性」の
メンタルヘルスを、
豊富な経験でサポート
産業医の経験、精神科薬物療法の知識を豊富に持つ女性医師が、働く人や女性のメンタルヘルスを支えます。
- ラベンダーメンタルクリニック浜松町 東京都港区浜松町
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- 中野 和歌子 院長
街の頼れるドクターたちvol.156 精神科
目次
「働く人のメンタルヘルス」と「女性のメンタルヘルス」に、特に力を入れている精神科・心療内科クリニックです。
まず「働く人のメンタルケア」についてお話します。この分野に注力している理由は、私自身が産業医科大学の出身で、クリニック開院前に大手企業の産業医としての立場やリワークデイケアを併設した精神科クリニックの副院長として、うつ病や適応障害で長期休職を余儀なくされた方の治療に携わってきたことが大きいですね。これまで培ってきた経験を最大限に活かし、仕事がしたいと考えました。
長期療養中の治療では、精神科の主治医が患者様に伴走しながら、①急性期の病状を改善する(抗うつ薬などの薬物療法等を併用し、体調を改善する)、②病状がある程度改善したら、復帰に向けて調整を行う(就労に即した生活リズムに戻す、生活リズム表の活用など)、③復帰先の環境調整を職場と行う(再発防止のために、業務内容や人員配置などを検討。診断書や主治医意見書を通して職場に伝達する)という3つの段階を、すべて踏まえた上で復帰を目指すのが理想的です。家を建てるのと同じで、基礎や土台から積み上げていく作業が欠かせないと思います。しかし実際には、①のプロセスすら不十分なまま復帰となり、状態が悪化し復帰後すぐに再休職となってしまう事例が見受けられます。「早く職場に戻らなければ」という焦りから復帰をしたいと希望される患者様は多いですが、3つの段階を踏まえる必要があることを重々に説明しています。
薬物療法に対し不安をお持ちの方もいらっしゃいますが、適切な時期に、適切な使い方をすることが大切です。私は大学病院でうつ病に関する薬物療法の臨床研究に携わり、その後も学会の参加や研修、論文の執筆などを通じて知識を磨いてきました。当院では患者様お一人お一人に不安要素を伺い、中長期的な見通しや副作用の可能性についてもしっかりと説明した上で、適切な薬剤を処方するように心掛けています。
女性の精神状態は、ホルモンバランスのダイナミックな変化や、結婚・出産といったライフイベントの影響を大きく受けるものです。実際のところ、子どもの発達障害を除くほぼ全ての精神疾患は、女性の割合が多いといわれています。私自身が二児の母ということもあり、子育ての大変さや仕事との両立など、さまざまな困難を身に染みて理解しています。自分の経験も活かしながら女性をサポートしていきたいですね。
また若い世代の大半にみられるPMS(月経前症候群)などのお悩みはもちろん、更年期障害の患者様も是非ご相談ください。更年期障害は多彩な症状・不調が出ることもあり、すっきりと改善に至るのは容易ではありません。一方で終わりがあるとも言われており、その時期まで伴走できればと思います。
早期治療のためにも、ちょっとした不調を感じた段階でご相談いただくのが大切です。患者様自らがスマホで予約が可能なシステムや待ち時間短縮のために事前の問診の記入など、様々な面でデジタル化を導入しています。また、待合にはご来院される患者様の年齢層や不調に応じて、雑誌や書籍を置いています。特にお子様が小さいとご来院のハードルが上がってしまいますが、お子様連れでもご来院がスムーズになるように絵本や玩具も準備しています。待つ時間は最小限に、かつ待っている時間もできるだけ快適に有効に使っていただきたいと思っています。
とりわけ「働く人のメンタルケア」に関しては、クリニック選びがとても重要です。相性も重要なので一概にはいえませんが、専門的な知識と、産業医の仕事についての理解がある医師が在籍しているかどうか、また主治医制を採用しているかどうかが一つの指標になると考えています。産業医、そして二児の母としての経験を最大限に活かしながら、患者様お一人お一人と丁寧に向き合って治療を行っています。お気軽にご相談ください。
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産業医の経験、精神科薬物療法の知識を豊富に持つ女性医師が、働く人や女性のメンタルヘルスを支えます。
甲状腺専門病院で20年の経験を持つ医師が、高度な技術を生かし一人ひとりと丁寧に向き合って治療します。
日本形成外科学会形成外科専門医として、機能回復に加え美しさにもこだわった眼瞼下垂症治療を提供します。