キュアステーションイオンモール北戸田クリニック　大和田 悠樹 院長 | ドクターズインタビュー

気軽に受診できるクリニックを目指し、柔軟な診療体制と利便性を追求

― クリニックのコンセプトを教えてください。

当院は、医療法人社団DMHが「コンビニエンスストアのように気軽に立ち寄れるクリニック」を全国で運営することを目指して開設した、「キュアステーション」3院目の対面診療クリニックです。患者さまが「行こう」と思ったときにすぐお越しいただけるよう「イオンモール北戸田」内という利便性の高い立地にあり、平日はもちろん、土日・祝日も10時から21時まで診療しております。忙しくて通院の時間が取りづらい方でも、仕事帰りやお買い物のついでに受診しやすい体制を整えていますので、気軽に立ち寄っていただきたいですね。

― 特に力を入れていることはありますか？

デジタル技術を活用することで、質の高い診療をすべての患者さまに届けられるよう努めており、オンライン診療にも対応しています。自宅や職場から受診できるため、忙しい方や遠方の方でも利用しやすいのではないでしょうか。
また、六本木や葛西にあるグループ院との連携も特徴です。デジタルテクノロジーを活用し診療データを共有しているため、どのクリニック、どの医師でも質の変わらない診療を提供できる体制を整えています。事情により転院することがあってもスムーズに継続治療が受けられますので、安心していただきたいですね。

― どのような患者さまに受診をお勧めしますか？

体調がすぐれないとき、何科に行けばいいか迷うことがありますよね。そういった場合でも、まずはお越しください。当院では、症状をお聞きしたうえで必要に応じて適切な専門科をご案内できますし、こちらで対応できる場合はしっかりと診察させていただきます。特に、高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病は、自覚症状が出にくく、気づかないうちに進行することが少なくありません。なんとなく疲れやすい、体重が増えてきたなど、生活習慣病のサインかもしれませんので、小さな不調でも早めにご来院ください。急性疾患から生活習慣病の方まで、患者さま一人ひとりに寄り添った診療を提供したいと考えています。

ささいなことも話せる関係性を築き、小さな不調に隠れる病を早期に発見

― 診察で大切にしていることを教えてください。

病気だけでなく、その人の生活全体を診るよう心掛けています。患者さまの生活習慣や仕事の状況などをお話いただくことで、病気の原因や治療のヒントが見つかることも多いものです。
例えば糖尿病の患者さまが、良かれと思ってスポーツドリンクやエナジードリンクを頻繁に飲んでいたりすることがあります。ご本人にとっては思いがけないことが症状の悪化に繋がっているかもしれませんので、丁寧にコミュニケーションを取り、ささいなことでもお伝えいただけるような関係性を築くのはとても大切です。

― 患者さまに寄り沿う先生の姿勢は、どのような経験で培われたのでしょうか？

同じく医師である、父の影響が大きいですね。「病気ではなく、人を診る」という姿勢で診療にあたる様子をずっと見てきたので、私自身もそのような医療を提供したいと思っています。
また長く病院で勤務医をしていたので、その経験もあるでしょう。総合内科におりましたが、患者さまの中には、病状だけでなく家庭的、社会的な背景で入院される方も数多くいらっしゃいました。自宅で看病や介護ができないから入院するしかない、家庭が複雑で退院する場所の調整が困難だ、などの様々な事情を抱えるケースを診てきましたので、病気を治すためには何より患者さまの生活を広い視野で捉えて寄り添うことが大切だ、という姿勢を身に付けることができました。

― 最後に、患者さまにメッセージをお願いします。

医療機関は、体調が悪くなってから受診するものだと考えている方も多いでしょう。多少の不調があっても、忙しさなどを理由に様子を見ているなども、よくあることだと思います。ですが、早めに対処すれば病気の悪化を防げますし、なにより毎日を安心して過ごせるのではないでしょうか。
当院は、気軽に受診できることをとにかく大切にしています。「病院に行くほどではないけれど、実は前から気になっていたことがある」という方は、ぜひお買い物のついでなどにご来院ください。