自覚症状の乏しい「心臓弁膜症」の
診断は、心エコー検査がカギ
動悸や息切れは心疾患の可能性も。「機器・技師・医師」の総合力で、心臓弁膜症の早期発見を目指します。
- おおた循環器内科エコークリニック 東京都千代田区神田駿河台
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- 太田 光彦 院長
街の頼れるドクターたちvol.195 胃腸内科
目次
開業前は大学病院の外科医として、食道や胃、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓、乳腺、虫垂炎、鼠径ヘルニア、痔核など、幅広い領域の手術に携わってきました。私が医師になった40数年前、胃や大腸の検査といえばバリウム検査が主流でした。内視鏡も今のようなデジタルではなく、フィルムを撮影し現像してスライドビューアで見る方式だったので、画像が粗く細かいところまでは判別できなかったものです。自覚症状が出てから受診する方も多く、がんが見つかったときにはすでに進行しており、治療や回復の見込みが立たないケースも少なくありませんでした。しかし1980年代半ばから電子スコープが普及し、約20年前からは経鼻内視鏡も登場しました。近年はスコープとモニターの解像度が飛躍的に向上するとともに、AI技術の導入も進んで、より早期の段階で病変を確認できるようになってきました。
当院は1997年の開業以来、消化器内科、外科、肛門科、内科を標榜し、外科医として培ってきた経験を土台にして「内視鏡検査による食道がん・胃がん・大腸がんの早期発見・早期治療」と「生活習慣病」にも力を入れています。できるだけ早い段階でがんを発見することで、肉体的・精神的・経済的にも負担の少ない医療を受けられるようにする、これが当院の基本姿勢です。
私たちの時代の外科は守備範囲がすごく広かったので、何でも診るのが当たり前という環境で育ってきました。ですから当院は、消化器内科、外科、肛門科、内科の診療を行っておりますが、婦人科疾患や心臓疾患など専門外でも見逃さないよう常に注意深く診察しています。意外に思われるかもしれませんが、おなかが張ると訴えて受診した方の腹部を触診したところ、しこりが触れ、CT検査の結果子宮がんの疑いで高度医療機関に紹介したケースもありましたし、胸が痛いと訴えた方の心電図検査をしたところ、心筋梗塞が疑われ、やはり高度医療機関に紹介し救命していただいたこともあります。「診てもらって良かった」と安心して帰っていただけることを一番に考え、これからも早期発見・早期治療で皆さまの健康と幸せな生活を支えていきたいと思っております。
内視鏡で病変を見つけた際には、その瞬間に「内視鏡切除が可能か」、手術の場合「胃がんであれば胃全摘が必要か」「直腸がんであれば人工肛門は回避できるか」などと考え、さらに「その術式を多く手掛け、確かな治療実績をもつ病院はどこか」と診断の先の先まで明確に思い浮かべられることですね。特に食道がんや肝胆膵領域のがんなど、高度な技術とチーム体制が求められる医療は、執刀医の経験や症例数の差が影響します。病変の進行度や全身状態を踏まえて最適な医療機関を選定することが、極めて重要になってくるのです。受診者の希望を尊重しつつ、判断に迷われている場合には症例経験が豊富な医療機関を提案しております。
がんのリスクは50代から徐々に高まり、60〜70代でピークを迎えます。がん細胞が1cmの大きさになるまでには10〜20年かかると言われていますから、40代に入ったら定期的に検査を受けてください。特に「ご家族にがんの既往歴がある方」「胃の痛み、胸やけ、排便時の出血などの自覚症状がある方」「ピロリ菌が陽性の方、陽性だった方」「胃バリウム検査で精密検査が必要になった方」「便潜血が陽性の方」などは、速やかに受けていただくことが望ましいです。
今日は百点満点の検査ができたからといって、明日も同じ結果が得られるとは限らないものです。技術に「完成」はありません。日々創意工夫を重ね精進していくことが大切なのです。
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動悸や息切れは心疾患の可能性も。「機器・技師・医師」の総合力で、心臓弁膜症の早期発見を目指します。
患者さんとスタッフが笑顔になれるよう常に考え、一人ひとりに合わせたコミュニケーションを心がけます。
細胞診を含む専門的な甲状腺診療を提供。豊富な知見と技術で、女性のライフステージに寄り添います。