前向きな治療に大切な
「納得感」は、患者様
との丁寧な対話から
慢性疾患の治療から健康相談まで。感染症対策を徹底した院内で丁寧にお話を伺い、患者様に寄り添います。
- 美園おなかと内科のクリニック 北海道札幌市豊平区
-
- 岡本 耕太郎 院長
街の頼れるドクターたちvol.112 消化器内科
目次
早期がんの内視鏡診断と治療を専門として、先進医療施設で数千件に上る症例に携わってきました。今後のキャリアについて考え始めたのは、医師となって10年目を過ぎた頃です。このまま同じように治療を続けるのか、それとも開業医として患者さんに近い距離で診療を行い、診断を通して治療への橋渡しをする側になるのか。しかしこれは医師としての生き方を決める選択ですので、非常に悩みました。
最終的に開業を選んだのは、それが一番医師としての喜びを感じられると思ったからです。そして診断に軸足を移すからには、内視鏡検査を必要なときに躊躇せずに受けられる、当たり前の選択肢へと変えることを自身の使命にしたいと考えました。通院の利便性も高いここ神戸元町で、楽に受けられる検査を幅広い方に提供し、胃がんや大腸がんで亡くなる方を減らすことに貢献したいです。
最小限の身体的負担で治療ができる点です。胃がんや大腸がんは、早期であれば病変部位を切除する内視鏡手術だけで治癒が可能です。外科的な手術とは違い臓器をそのまま残せるため、1週間程度の入院で普通の生活に戻ることができます。
また、がんは見つからなかったとしても、胃がんのリスクを高めるピロリ菌や、大きくなると大腸がんに移行する可能性のある腫瘍性ポリープ(腺腫)が認められることはよくあります。予防の観点からも、内視鏡検査を受ける意味は大きいでしょう。
35~40歳の方は、一度は検査を受けることをおすすめします。一般的に40歳を超えるとがんが発生しやすくなりますから、胃腸の状態を把握しておくことはとても大切です。一度検査を受けることで、次に検査が必要なタイミングを知ることもできますよ。
一方で、若い方でも進行がんが見つかるケースもあります。頻度としては高くありませんが、胃や大腸のがんを患った家族がいる方、便通異常や血便、長引く腹痛、貧血などがある方は、年齢に関わらず検査をお勧めします。
1つは、検査が必要だと判断した場合に伝える内容です。いきなり「さあ検査しましょう」ではなく、考えられる病気や検査の必要性を丁寧に説明しています。納得して検査を受けていただくことは、不安を取り除く上でとても大切です。
もう1つは、精神的・身体的負担を軽くすること。過去の検査でつらい経験をした方や初めてで不安が大きい方には、鎮静剤の使用をお勧めしています。寝ている間に検査ができるため、検査中の苦痛や不快感はほとんどありません。当院では鎮静剤の種類や投与量を患者さんに合わせて使い分けることで、痛みやつらさを限りなくゼロに近づけることが可能です。
一方、鎮静剤を希望されない方には、事前説明で楽に受けるためのコツをお伝えし、検査中はリラックスを促すような声掛けとサポートを看護師と一緒になって行っています。
1つ目は、大腸内視鏡検査の事前準備のために、専用内服スペースとプライベートトイレを用意している点です。来院してから腸内をきれいにする検査用下剤を服用できるため、遠方の患者さんも安心して検査を受けられます。
2つ目は、精密検査ができる点。CTを導入しており、確定診断をつけて詳細な情報とともに適切な医療機関へとお繋ぎすることができます。いち早く治療に移れることは、患者さんにとって大きなメリットでしょう。
3つ目は、人間ドックと健康診断から、すぐに治療に切り替えられる点です。いわゆる健診センターでは、内視鏡検査中に病変が見つかっても治療は後日改めて実施となることが珍しくありません。当院では保険診療として、同日に処置することができます。
内視鏡検査は胃がんや大腸がんの早期発見に有効です。また胃腸の状態を把握しておくことは予防の観点からも重要ですので、35歳以上で一度も受けたことがない方や、胃腸の症状が長く続いている方には検査をおすすめします。
「検査が怖い」「鎮静剤を使ってもつらかった」などを理由に迷っている方は、ぜひ一度ご相談ください。「ここで受けてよかった」と思っていただける検査に全力を尽くすことをお約束し、スタッフとともに笑顔でお待ちしています。
いけざわ神戸元町クリニック 地図を見る
慢性疾患の治療から健康相談まで。感染症対策を徹底した院内で丁寧にお話を伺い、患者様に寄り添います。
一人ひとりに寄り添った、安心で高い技術力の美容医療を提供できるクリニックです。
悪い歯並びの原因は、遺伝ではなく「生活習慣病」です。早い治療が、高い効果と心身の負担を減らします。