キュアステーション六本木クリニック　千代反田 滋 院長 | ドクターズインタビュー

活気あふれる街・六本木に、朝から晩まで相談できる便利なクリニックが誕生

― クリニックのコンセプトを教えてください。

当院は、コンビニエンスストアのようなクリニックを目指しています。コンビニエンスストアは、いつでも開いていて欲しいものが手に入る場所。もはやなくてはならない存在として、多くの方の生活を支えています。当院も、そのような身近で利用しやすいクリニックになるために、日々成長したいと考えています。
発熱や腹痛など急な体調不良で受診したいと思っても、そもそも体調が悪すぎては通院するのが難しいですし、「多少の不調は寝て治すしかない」と我慢してしまう方も多いものです。また、調剤薬局で長時間待つのが難しいという方も少なからずいらっしゃいます。そうした方たちに、「このクリニックがあってよかった」と感じていただける存在でありたいですね。

― クリニックの特徴と強みをお聞かせください。

とにかく患者さま視点で、使い勝手のよさを追及しているのが強みです。診療時間は9時から22時まで(現在は20時30分)なので、お昼休みだけでなく通勤の前後にお立ち寄りいただくことも可能です(現在は14時から15時30分は休診)。また、土曜日・日曜日・祝日も同様に診療しています。さらに、診療前後の待ち時間を極力減らせるよう、オンライン予約、Webによる事前問診、キャッシュレス決済も導入しました。また、周囲の調剤薬局が営業していない時間帯には院内でお薬をお渡しできるよう準備したり、オンライン診療では処方薬配送サービスによりご自宅にお薬をお届けしたりすることができます。
当院のある六本木は日本でも有数の繁華街かつビジネス街で、若い方が多く活気にあふれています。そうした背景から、30代や40代などの患者さまが多い印象です。

― クリニックとして力を入れていることはありますか。

対面診療はもちろん、オンライン診療も積極的に実施しています。ご自宅などにいながらインターネットを介して医師と繋がることができるため、お仕事などで忙しい患者さま方も手軽に医療にアクセスできるからです。
またオンライン診療は、受診に対する心理的なハードルを下げることにも繋がっていると感じます。患者さまによっては、ストレスによる不眠、性感染症など、周囲には言いにくいお悩みを抱えていることもあるものです。来院して他の患者さまと顔を合わせてしまうこともないため、より安心感をもって受診できるのもオンライン診療のメリットといえますね。

一般内科診療で培った観察力と傾聴力で、患者さまのお悩みを解消

― 診療で心掛けていることを教えてください。

患者さまが感じている困りごとを正確に素早く把握し、より適した解決策をご提案することです。患者さまにとって優先度が高いのは、不調の原因を知ることよりもまず、不調そのものの解消ではないでしょうか。そのため、五感と知見をフル活用して診察時間をコンパクトにしつつ、目の前の患者さまをしっかり観察して、つらい状態をなるべく早く解決できるように努めています。
同時に、相談しやすい雰囲気づくりも意識しています。クリニックの玄関や待合室のドアを乗り越えるだけでも、患者さまによっては緊張してしまうものです。どなたでも安心して、ご自身が感じていることや治療に対する要望などを話しやすくなるようにしています。

― どのような患者さまにご来院いただきたいですか。

急な体調不良でお困りの方はもちろん、慢性的な心身の不調を感じている方、医療機関を受診したいけれど時間を取るのが難しい方など、どのような患者さまでも気軽に来院いただきたいです。
周りの人には相談しづらいお悩みでも、受診して話すと自分の中で整理がつけられ、それだけで気持ちが軽くなることもあります。もちろん治療が必要と判断した場合には、患者さまそれぞれのご事情を考慮しながら選択肢をご提案しますので、まずはあまり構えずに受診していただきたいですね。

― 患者さまへメッセージをお願いいたします。

心身に不調があっても、「医療機関を受診したいが時間が無い」「一歩踏み出せず、相談できないままになっている」という経験がある方も多いかもしれません。
当院は、そのような時に真っ先に思い出していただける存在でありたいのです。どこよりも身近で親しみやすく、そしてコンビニエンスな医療機関をスタッフ一同目指していますので、いつでもお気軽に相談にいらしてください。