前向きな治療に大切な
「納得感」は、患者様
との丁寧な対話から
慢性疾患の治療から健康相談まで。感染症対策を徹底した院内で丁寧にお話を伺い、患者様に寄り添います。
- 美園おなかと内科のクリニック 北海道札幌市豊平区
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- 岡本 耕太郎 院長
街の頼れるドクターたちvol.126 精神科
目次
阿部院長:当クリニックは、パニック障害やうつ状態、発達障害、社交不安障害といった精神症状を抱える患者様の外来診療のほか、デイケア(精神科デイケアやリワーク等)やナイトケア、カウンセリング、訪問看護、訪問診療など、幅広い機能を取り揃えている「多機能型精神科診療所」です。「愛と微笑みを」という理念のもと、患者様一人ひとりの困り事や生きづらさ、ニーズにきめ細かく対応するために、精神科医や精神保健福祉士、公認心理師、臨床心理士、看護師、医療事務職など、多職種が連携しながら治療やリハビリテーションに当たっています。とりわけ心理専門職とは、カルテ及びカウンセリングの記録を共有し、緊急対応が必要と判断された場合には私たち精神科医に繋げる仕組みを構築しています。
阿部院長:患者様の中には、薬物療法だけでは解決できない悩みや生きづらさを抱える方が少なくありませんし、カウンセリングを通して精神的に安定することで減薬に繋げられる可能性もあります。従来からカウンセリングの対象とされてきた神経症圏の患者様のみならず、うつ病や発達障害、統合失調症など、あらゆる患者様が対象となりうると考えています。
阿部院長:「精神科診療所」と聞いて、ある種の入りづらさを感じられる方もいらっしゃるかと思います。しかし、当クリニックでは精神科医のみならず、心理専門職等のスタッフにどんなことでも、お気軽にご相談いただける体制を整えています。些細なことでもお話にいらしてください。
楳澤公認心理師:当クリニックには常勤・非常勤合わせて約10名の心理専門職が在籍しています(2024年6月現在)。非常勤の心理専門職は、外来の患者様に対して2週間〜1か月に一度、約30分の心理カウンセリングを実施。常勤はこれに加えて、精神科デイケアやリワークの認知行動療法プログラム、心理検査・知能検査等も担当しています。治験や臨床試験の際に心理評価を行うこともあります。
土屋公認心理師:訪問看護ステーションのミーティングや、就労継続支援B型事業所「studio753」の勉強会に参加したりして、心理専門職としての見立てをお伝えすることもありますね。心理検査・知能検査に関しては、その方の症状が発達障害の二次障害として生じているかどうかの判別や、知的機能の偏りを把握することにより、患者様の自己理解を深め、精神症状の再発を予防するきっかけにもなっています。
楳澤公認心理師:患者様のニーズに丁寧に寄り添うことですね。カウンセリングでは、生きづらさの理由について一緒に考え、気づきを促したり、認知行動療法に基づいて具体的なアドバイスを行ったりと、患者様の特徴や性格、ご要望に合わせてオーダーメイドの対応を行っています。いずれにしても、まずは患者様がご自身の「なりたい姿」を見つけられるように、お手伝いできればと思っています。
土屋公認心理師:患者様の心の中のモヤモヤを言葉にしてもらい、一緒に眺めるようにして整理することを大事にしています。お困り事や生きづらさの理由を言語化して自分の外に出すという行為は、非常に大きなエネルギーが要ることですし、場合によっては、つらい記憶を再体験することにもなります。ですので、患者様がやっとの思いで発してくださった言葉は最大限、尊重しています。また患者様の身振りや手振り、雰囲気など、非言語的な表現から心のうちを読み取るように心掛けています。
楳澤公認心理師:患者様がご自身で心のケアを行えるようになるまで、一人ひとりに寄り添ったカウンセリングを実践していきます。生きづらさとの付き合い方や解決の仕方、受け入れ方を一緒に検討していきましょう。
土屋公認心理師:家族や友達など、身近な人にはかえって相談しにくいこともあるものです。そんなときこそ、悩みや自分自身のことをじっくり話せる心理専門職という存在を頼りにしていただきたいと思います。是非お気軽にご相談ください。
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