複数診療科を一か所で。治療から介護にも
シームレスなケアを提供
高齢者の受診が多い診療科を揃え、介護施設も併設。認知症患者様とご家族様のストレスや負担を軽減します。
- ソフィア横浜クリニック 神奈川県横浜市戸塚区
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- 玉城 貴啓 院長
街の頼れるドクターたちvol.093 乳腺科
目次
ずっと外科医に憧れがあったのですが、乳腺外科であれば、自分が女性であることを強みとして生かせると思いました。乳がんや乳腺のトラブルを抱える患者様の辛さを理解しながら医療を提供し、女性の幸せの手助けがしたかったのです。また、他の科と異なり、診断から手術、その後の治療まで、一人の患者様に継続して関われる点にも魅力を感じました。
開業までの約15年間は、大阪市立大学医学部附属病院(現大阪公立大学医学部附属病院、以下大阪公大病院)で、研究や診療、教育に携わっていました。その間、乳がんの発見が遅れたせいで根治できなかった患者様を多く診させていただき、女性にとって乳がん検診はハードルが高いものなのだと痛感しました。特に、若い世代は乳がん検診をためらう傾向があり、女性医師に検査してほしいという方も少なくありません。そうした方々が気軽に相談でき、検診を受けられる場を提供するために開業しました。
乳がんの治療は、大学病院などのがん診療拠点と地域のクリニックが連携して行う必要があります。開業を決めた当時、天王寺には大阪公大病院と連携の取れる乳腺専門のクリニックがなく、研修医としてお世話になった大学病院に恩返しがしたいという思いからこの地に開業しました。
当クリニックでは、大阪公大病院をはじめとする大阪府内のがん診療拠点の医師と、地域かかりつけ医が連携して診療する「がん地域連携パス」をご利用いただけます。患者様はこのパスを使うことで、専門的な治療や精密検査等はがん診療拠点で、日常の診療や定期検査等は当クリニックで受けられるので、診療や通院にかかる負担を軽減できます。
当クリニックは特に大阪公大病院との連携が強く、同病院のバックアップにより、分子標的治療薬といった乳がん治療の特殊な薬の処方も可能です。こうした高度な医療が提供できるのも、天王寺に開業した強みだと考えています。
乳がんについては、視触診やマンモグラフィ、超音波検査を行っており、結果はその日にお伝えしています。良性悪性の判断が必要な場合は病変の一部を取って生検を行い、顕微鏡などで数日かけて詳しく調べます。
この他、胸周りや腋窩(わきの下)のトラブルも診療しています。「乳頭にかゆみやただれがあるが、何科に行けばいいか分からない」という患者様も多いです。こうしたトラブルは乾燥に起因するものが大半であり、皮膚科で診察してもらうことも可能です。しかし、稀に乳頭がんの可能性もあるため、乳腺専門医を受診した方が良い場合もあります。大学病院での経験を生かして様々な視点で診察を行うことで、乳がんの早期発見につなげています。
大阪市の乳がん検診の対象は、大阪市に住民票がある方で、乳がんの症状のない方・乳がんの治療中ではない方です。そのうち、30代の方は1年に1回1,000円で超音波検査が、40歳以上の方は2年に1回1,500円でマンモグラフィによる検査が受けられます。
市のがん検診を実施できる医療機関になるには、さまざまな条件を満たさなければなりません。当クリニックは2023年1月に認可が下り、乳がんの早期発見に寄与できる環境が整いました。近年は30代の乳がん患者が増えていますので、若い方々にも検診を受けていただきたいと願っています。
患者様は不安を抱えておられるので、真摯かつ丁寧に接するよう心掛けています。例えば、患者様のお名前を確認したら、自分も名乗るようにしています。これは開業前にインターネットで見た、他のクリニックに対して書かれた口コミを参考にしました。またお話するときは必ず患者様の顔を見るようにし、お待たせした時などは一声かけるといった、ちょっとした配慮も大切だと考えています。忙しい時ほど、初心を忘れないよう気をつけています。
当クリニックは、仕事をしている方でも受診しやすいよう18時半まで診療を受け付けており、隔週日曜日も診察を行っています。目指しているのは、気軽にご相談いただける“患者様と距離の近いクリニック”です。どんな些細なことでも構いませんので、気になることや悩みがあればお聞かせください。
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高齢者の受診が多い診療科を揃え、介護施設も併設。認知症患者様とご家族様のストレスや負担を軽減します。
独自開発の「5D注⼊法」により、痩せ型でも豊かな膨らみのある魅力的なバストを提供します。
患者様に合わせて設定した治療のゴールを一緒にめざし、予防からリハビリ、再生医療まで幅広く提供します。