複数診療科を一か所で。治療から介護にも
シームレスなケアを提供
高齢者の受診が多い診療科を揃え、介護施設も併設。認知症患者様とご家族様のストレスや負担を軽減します。
- ソフィア横浜クリニック 神奈川県横浜市戸塚区
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- 玉城 貴啓 院長
街の頼れるドクターたちvol.062 整形外科
目次
「整形外科」「リウマチ科」「リハビリテーション科」を診療科目として掲げており、整形外科専門医である私の診察と理学療法士によるリハビリテーションの両軸で、症状の根本改善に取り組んでいます。症例としては関節リウマチや交通事故の治療から、肩こり・腰痛、四十肩・五十肩、痛風など慢性的な痛みを発するものの根本改善が難しい症状まで対応。そのなかで近年特に力を入れているのが、ハイドロリリースによる「痛みを和らげる治療」です。
また院内に理学療法士5名が在籍するリハビリ室を設置。治療と連動して患者さんがリハビリテーションに取り組みやすい環境をつくるとともに、手術が必要な症例に関しては徒歩10分の距離にある岐阜市民病院と連携して治療にあたっています。
出身は福島県立医科大学ですが、より先進的な治療の知識や技術を身につけたいと京都大学の整形外科に入局。そこから各地の基幹病院でキャリアを積み、最後に赴任したのが岐阜市民病院です。10年ほど在籍し、最終的に整形外科副部長とリハビリテーション科部長を兼任しました。
岐阜市民病院もそうですが、地域の基幹病院では手術や難しい症例への対応が中心となります。しかし、クリニックで対応可能な「肩が痛い」「腰が痛い」などの症状で来院される患者さんも多いのが実状です。その体験から「基幹病院では対応が難しい症例の治療にあたり、患者さんに信頼していただけるクリニックがもっと地域に必要だ」と考えて当院を開業しました。
外科手術が必要なケースのほか、内科や脳神経外科の治療が必要な患者さんには岐阜市民病院を紹介することが多いですね。長年勤めていたので各診療科の先生方のことは互いによく知っています。当院のリハビリテーション科には、市民病院からの紹介で通っている患者さんも少なくありません。
ハイドロリリース(筋膜リリース)とは、コリや疼痛に関与している筋膜の癒着をはがすことで痛みやしびれを解消する、比較的新しい治療法です。精度の高いエコー(超音波)を用いて筋膜の原因部位を判断し、薬液を注入して癒着をはがしていきます。注入する薬液はごく少量の麻酔薬が入った生理食塩水が主体なので、副作用の心配がなく身体への負担も少ない治療法です。
関節が固まった拘縮状態の方や、いわゆる四十肩・五十肩に悩む方に必要に応じて用いています。20代の若い患者さんですとデスクワーク系のお仕事の方が多いですね。ハイドロリリースはつらい肩こりや筋膜性の腰痛の改善にも非常に効果的と考えています。
治療の是非は、触診で筋膜の緊張を確認し、レントゲンなどで他に原因がないかを確認したうえで判断します。治療自体は短時間で終了するため即日の治療が可能です。その後1週間をめどに再受診いただき、効果が薄い場合は原因や部位を再検討します。
ただし、ハイドロリリースだけではすぐに元の状態に戻ってしまいます。再発を防ぎ根本的な治療をめざすのであれば、リハビリテーション科も併せて治療することが重要です。リハビリと聞くとマシンによる電気治療や牽引を想像する方が多いと思いますが、当院のリハビリは理学療法士の手技によるストレッチや痛みを取り除く動きの改善、生活指導などが中心です。根本改善にはこうした運動器リハビリが重要であることを、当院を通じてもっと多くの方に知っていただきたいと考えています。
私たちが熱意を持って治療しても、患者さんが受け身であっては効果が上がりません。そのため当院では皆さんを「患者様」ではなく、個別に「〜さん」と呼ぶことで、患者さん側にも「一緒に治療に参加する」という意識をもっていただける雰囲気づくりを大切にしています。
通いやすさも大切ですので待ち時間が少なくて済むよう予約システムを充実させ、診察では丁寧に分かりやすく説明をすることで、患者さんとの信頼関係を築くよう努めています。どこに行っても治らない痛みにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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高齢者の受診が多い診療科を揃え、介護施設も併設。認知症患者様とご家族様のストレスや負担を軽減します。
独自開発の「5D注⼊法」により、痩せ型でも豊かな膨らみのある魅力的なバストを提供します。
患者様に合わせて設定した治療のゴールを一緒にめざし、予防からリハビリ、再生医療まで幅広く提供します。