池袋ながとも耳鼻咽喉科 長友 孝文 院長 | ドクターズインタビュー

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幅広い世代が通いやすく気軽に相談できる耳鼻咽喉科クリニック

街の頼れるドクターたちvol.092 耳鼻咽喉科

池袋ながとも耳鼻咽喉科
  • 長友 孝文 院長
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東武東上線北池袋駅から徒歩2分の「池袋ながとも耳鼻咽喉科」は、2022年12月に開業。院長の長友孝文先生は、「耳鼻咽喉科では、耳・鼻・喉に限らず、首から上に起こる多様な病気を扱います。ライフステージごとに様々な症状やお悩みがありますので、お子さんから高齢者まで来院しやすいクリニックを目指しました」と話す。スタイリッシュなグレーと温かみのある木目調の待合室はカフェのような落ち着いた雰囲気で、患者さんがくつろげるように、敢えてクリニックらしくない内装にこだわったとのこと。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会耳鼻咽喉科専門医・補聴器相談医である長友先生に、医師を目指し、クリニックを開業した経緯を伺った。(取材日 2022年11月24日)

あらゆる世代のQOL向上に貢献するため、深くて広い耳鼻咽喉科の道へ

― 医師を目指したきっかけをお聞かせください。

小さい頃から耳鼻咽喉科に通院していたのと、ドラマに出てくる医師が格好良くて憧れたのが大きいですね。医師の父親を持つ友人が何人かいたこともあり、この職業を比較的早い時期から身近に感じていました。
気が優しいと言われますし、物事に集中して取り組むなど忍耐力もあるほうなので、気質としても医師に向いていたかもしれません。

― なぜ耳鼻咽喉科の道を志したのでしょうか。

学生時代から耳鼻咽喉科領域に興味があり、研修医時代にこの領域の面白さに惹きつけられました。耳鼻咽喉科で診るのは、眼と脳を除く首から上すべての領域で、聴覚・嗅覚・味覚・音声・嚥下などを扱います。出現しやすい病気は世代ごとに異なり種類も多く、治療方法も内科治療と外科治療があります。つまり耳鼻咽喉科は、「深くて広い」診療科と言えるでしょう。
耳鼻咽喉科なら、すべての世代の患者さんに関われて、治療を通じてQOL(生活の質)向上に貢献できる。医師としてより多くの方の役に立てるし、なにより日々楽しみながら学べると考えて、耳鼻咽喉科医として研鑽を積んできました。
また大学病院では頭頸部がんの治療を多数担当し、舌や喉を切除するなどの大掛かりな手術も経験しています。

― 開業を決意した理由と経緯をお聞かせください。

縁があって義父のクリニックで外来診療をすることがあったのですが、大学病院とはまた違った手応えを感じました。その経験から「クリニックを開いて地域と直接関われば、大学病院で磨いたスキルを生かしながら、より多くの患者さんを診ることができる」と思い、開業を意識するようになりました。

利便性とホスピタリティを両立。敷居が低い地域密着のクリニックを目指す

― 北池袋を選んだ理由を教えてください。

都会にありながら懐かしい雰囲気が印象的だったのが大きいですね。池袋や板橋に挟まれていますが住宅街が広がっていて、昔から住んでいる方もかなり多いです。他地域から引っ越してきた若いご家庭もあり、北池袋と周辺地域にはあらゆる年齢層の方が住んでいます。
当院が入居するビルには、地域の役に立つ場所にしたいという関係者の熱意を受けて、内科や歯科など多様なクリニックが入っています。2022年12月の開業にあたり「ここへ来ればなんとかなる」と地域の方に思っていただけるよう、今から気持ちを引き締めています。

― どのようなクリニックを目指していますか。

世の中の変化や患者さんのニーズを柔軟に受け入れて対応できる、利便性が高いクリニックです。医療技術と診療を支える技術は、常に進化しています。スマートフォンを使える高齢者も増えていますので、オンライン診療やバーコード決済などの新しい技術も積極的に導入し、患者さん目線での「使いやすさ」を追求したいです。そのためには、まずは私を含めたスタッフ全員が物事を柔軟に取り入れる姿勢を大切にしたいですね。それと同時に、医療はサービス業でもあるので、ホスピタリティを大切にした接遇を意識したいです。

― 診療で大切にしていることをお聞かせください。

患者さんの視点を忘れないことです。医師人生も長くなり経験も積んできましたが、これからも気持ちを緩めることなく医療に対する使命感と情熱を燃やし続けたい。「自分だったらどんな医師に診てもらいたいか」「患者さんが自分の家族だったらどうするか」と常に自問自答しています。
また、診察の際には画像などの資料を交え、分かりやすく嚙み砕いて説明することを意識しています。そうすることで、患者さん自身からは確認しづらい耳・鼻・喉の病気でも理解が深まりますし、治療の実感も得やすくなります。特に自分で症状を伝えることが難しい小さいお子さんの場合は、症状や経過を知ることで保護者の方の安心にもつながるのです。

― 先生が考える、地域に根ざしたクリニックのあり方を教えてください。

色々な意味で通いやすいことが大切ではないでしょうか。敷居が低いクリニックとも言えますね。自宅から近いだけでなく、耳・鼻・喉で気になることは何でも相談しやすく、それ以外のお悩みであっても「聞けば何か分かるかもしれない」と、地域の方に頼っていただける場所でありたいです。

― 最後にメッセージをお願いします。

「全てのひとへ来てよかったを」というコンセプトのもと、地域の皆さんの声に耳を傾け、心と生活に寄り沿うクリニックを目指してまいります。鼻炎、めまい、耳の聞こえ方などでお困りの方は「この程度のことで」と思わず、いつでも気軽に相談にいらしてください。

幅広い世代が通いやすく気軽に相談できる耳鼻咽喉科クリニック

池袋ながとも耳鼻咽喉科 地図を見る

住所
東京都豊島区上池袋4丁目29−9 北池テラス 4階
電話番号
03-6903-4187
診察領域
耳鼻咽喉科、予防接種
専門医
耳鼻咽喉科専門医