街の頼れるドクターたちvol.010
「日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)」という組織からアフリカのナイジェリアに派遣され、現地で診療活動を展開していた医師・宮崎亮先生の手記を読んだのがきっかけです。私はもともと文科系の大学でフランス語の勉強をしていたのですが、この手記を読んで、日本では簡単に治るような病で多くの人々が亡くなっているのを知り、衝撃を受けたんですね。「何とかしてお手伝いしたい」という思いが募り、医科大学に入り直しました。これが私の医師としての原点です。数ある診療科の中でも美容外科を選んだのは、メスを握れる医者になりたかったからです。外科医や整形外科医としてやっていきたいという気持ちもありましたが、医科大学の6年生のときに水泳のトレーニングをハードにやりすぎて心臓を悪くしてしまったこともあり、救急の現場で仕事をするのは厳しいだろうと思いました。そこで、美容外科の世界で技術を徹底的に磨き上げることにしたのです。
変わったことといえば、医療レーザー脱毛の導入をきっかけに、美容外科から美容皮膚科に軸足をシフトしたこと。おかげさまで大勢の患者さまに来院いただいて施設がたびたび手狭になり、西心斎橋及び心斎橋周辺で何度か移転・拡張を行ったことですね。一方、開院当初から一貫しているのは、患者さまお一人おひとりを大切にする基本的な姿勢、言い換えれば、美容外科を“ビジネス”ではなく、“医療”として追求していることです。すなわち、患者さまのお悩みを解決することに全力を注ぎ、不必要な手術はしない。質の高い美容医療を適正な価格で提供し、目の前の患者さまにご満足いただく。1988年の開院以来、「誰もが安心して受けられる美容医療」を経営方針に掲げ、患者さまの心を豊かにすることに専念してきました。こうした理念を着実に実践していけば、通い続けてくださる患者さまは自ずと増えていきますし、新たな患者さまを次々にご紹介いただけます。莫大な広告宣伝費を投じなくとも、持続的な発展を遂げることができます。
ツツイ美容外科
関連キーワード:
「丁寧な診療」「納得いただける診療」「お待たせしない診療」を追求していきます。
美容と内科診療の両知見を活かした肌治療。細胞の状態を踏まえ予算に合わせて施術プランをオーダーメイド。
名古屋市緑区のホームドクターとして、がんの早期発見・早期治療、生活習慣病対策に注力します。