糖尿病治療を通じ、
健康寿命を延伸する
「予防医療」を追求
現役世代が生涯第一線で活躍するために必要な医療を提案する、糖尿病や生活習慣病専門のクリニックです。
- あおいクリニック 東京都港区新橋
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- 恩田 美湖 先生 森武 美帆 先生
街の頼れるドクターたちvol.173 糖尿病内科
目次
恩田先生:私たちは 東京慈恵会医科大学附属病院で、糖尿病や生活習慣病の診療に従事してきました。新しい薬剤や医療機器を積極的に取り入れつつ、経済面や利便性にも配慮し、治療が継続しやすい体制を整えています。
森武先生:日本糖尿病学会糖尿病専門医として、現状や必要な治療、将来的なリスクまで丁寧に説明し、患者さんやご家族の生活に寄り添った治療を提供することを大切にしています。糖尿病だけでなく高血圧、脂質異常症、高尿酸血症なども含め、「血管を守る」という視点で包括的に治療しています。
恩田先生:公衆衛生や予防医学に関心があり、糖尿病内科は「予防医療」の要素が強い点に惹かれました。生活に密接で、出産や子育てなど自身の経験も診療に生かせると考えました。大学院で1型糖尿病の疫学研究に携わって以来、1型糖尿病に関する研究や診療はライフワークです。現在も週に1回、慈恵医大で1型糖尿病専門外来を担当させていただいています。
森武先生:創薬は多くの人を助けられると考えて、当初は薬学部に進みました。やがて直接患者さんに向き合いたいという気持ちが強くなり、医学部へ編入しました。健康寿命の延伸に関わる予防医学への興味から、糖尿病内科を選びました。
森武先生:「あおい」は、私たちの母校、雙葉学園の由来である「フタバアオイ」と、国際糖尿病連合が推進する糖尿病対策のシンボルマーク「ブルーサークル」に因んでいます。
恩田先生:開院にあたり、専門性の高いクリニックにしたいと考えていました。その一方で、クリニックの名称に「糖尿病」を入れないことも決めていました。生活習慣病も同様です。病名への偏見で嫌な思いをしたことのある患者さんの声を受けて、何科なのかクリニック名からは分からないようにしました。
開業当初は分かりづらいとご指摘を受けることもありましたが、今では私たちらしい名前として気に入っています。
森武先生:小学校以来の長い付き合いで、遠慮なく言い合える関係です。何をどう感じるかもお互い分かるので、意見が違っても話すうちに答えが出ることが多いですね。
恩田先生:私の方が何事も突っ走り、彼女は冷静に止めてくれるタイプ。いいバランスだと思います。
恩田先生:糖尿病は血管へダメージを与えるリスクが高い疾患であり、合併症予防がとても大切です。10年後、20年後を見据えた治療を提案することを意識しています。国内で使用可能な糖尿病の先進的なデバイスはすべて揃え、ネットやアプリを活用したシステムも整えています。また、慢性疾患を抱える患者さんが安心して通えるように、院内の感染予防対策には注力しています。
森武先生:医師になった頃は、正しい知識を患者さんに理解していただくことに必死でした。経験を重ねて、患者さんを理解して寄り添う視点の重要性に気づきました。お話をじっくり伺う中で、数値や症状の背景が見えてくることもあり、当院ならではの強みであると感じています。
また当院では、看護師、管理栄養士も糖尿病療養指導士の資格を持ち、チームで患者さんを支えています。大学病院との連携も密で、専門的な知見と地域に根ざしたケアを両立できる点が私たちの診療の土台です。
森武先生:患者さんにしっかり向き合い、医療情報や知識をアップデートしながら、適切な治療を提供したいと考えています。生活習慣病は自覚症状に乏しく、知らない間に合併症を進行させてしまうことがあります。健康診断で指摘を受けた方は、症状の有無にかかわらず、お早めにご受診いただければと思います。
恩田先生:開業して患者さんとの距離が近くなり、1型糖尿病も、2型糖尿病や生活習慣病も、生活のあらゆる側面が数値に影響することをより実感するようになりました。ちょっとしたことも相談できる関係を築けたら嬉しいです。毎回の診察が、単に検査や処方の場ではなく、病気と向き合う知識やモチベーションを得る場になればと思います。「定期的に受診していたから、別の病気も早期発見できた」「健康により気をつけるようになった」など、「一病息災」を実感できるクリニックをめざします。
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現役世代が生涯第一線で活躍するために必要な医療を提案する、糖尿病や生活習慣病専門のクリニックです。
「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」は早期発見が重要。適切な治療と禁煙で、重症化を防ぎましょう。
「楽しく生きること」を重視した、多彩なプログラムやデイケアを提供しています。