「働く人」「女性」の
メンタルヘルスを、
豊富な経験でサポート
産業医の経験、精神科薬物療法の知識を豊富に持つ女性医師が、働く人や女性のメンタルヘルスを支えます。
- ラベンダーメンタルクリニック浜松町 東京都港区浜松町
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- 中野 和歌子 院長
街の頼れるドクターたちvol.155 内分泌代謝科
目次
幼いころから父に「手に職をつけなさい」と教育されており、「せっかくなら人の役に立つような仕事がいいな」と考え、医師を志しました。大学卒業後は外科医として臨床にたずさわってきました。次第に「患部を取り除くだけでは、再発などにより完治に至らないケースもある。もっと病気のメカニズムを学びたい」と思うようになり、大学院で再び学び直すことに。その後、国立がん研究センターでのリサーチレジデントを経て、総合病院の臨床に戻りました。
国立がん研究センターの繋がりで知り合った教授から、「甲状腺の治療を専門にしている病院もある」と聞いたことがきっかけです。それまで甲状腺の手術には数例しか携わっていなかったのですが、とても繊細な手技が求められる分野という印象を持っていました。加えて甲状腺は内分泌臓器のひとつで、ホルモンに関する新しい学びを得られることにも魅力を感じ、2004年から甲状腺の専門病院として知られる伊藤病院で勤務しました。18年ほどお世話になり、その後は昭和大学横浜市北部病院甲状腺センターでの講師を経て、2024年に当院を開業しました。
ひとつは、「年齢にかかわらず、長く医師として働きたい」という想いです。大学や一般の病院には定年がありますので、一定の年齢に達すると現場から退かなければいけません。80歳を過ぎても地域の方々の役に立っていきたいと思ったことが、開業を考えた最初の理由ですね。
そして、病院に勤務するなかで次第に大きくなったのが、「患者様とじっくり時間をかけて向き合いたい」という想いです。規模の大きな病院では大勢の患者様を診なければなりませんので、どうしてもお一人にかけられる時間は限られてしまいます。自分のクリニックであれば診察のペースを自由に調整できますので、時間に追われることなくゆっくりと患者様のお話を伺うことができるでしょう。最終的には、それがいちばん大きな開業のきっかけになりました。
長く甲状腺疾患を専門として診てきましたので、豊富な経験を積み、多数の資格も取得しました。また毎週水曜日は、かつての勤務先である伊藤病院で、第4金曜日は昭和大学病院附属東病院で甲状腺の外来を担当しています。そちらで得た情報と知識をクリニックでの診療に反映させ、常にアップデートを続けています。
さらに、甲状腺の専門病院で長く働く中で築き上げた豊富なネットワークも、当院の強みといえるかもしれません。外科的な治療が必要なときに症状に応じた転院先を紹介できることは、患者様にとって大きなメリットといえるでしょう。
甲状腺の疾患には、パセドウ病などの甲状腺ホルモン過多によるもの、橋本病などの甲状腺ホルモン過小によるもの、さらには腫瘍性のものがあります。腫瘍性の病気であれば3cmほどの大きさになれば異常を自覚できますが、ホルモン異常の場合は、動悸がする、じっとしていても汗をかく、だるい、顔や体がむくむなど、漠然とした自覚症状しか現れません。しかも女性の患者様の割合が圧倒的に多いため、更年期障害との区別も困難です。ですからご自身で甲状腺の異常を疑って来院される患者様は少なく、ほとんどが健康診断で異常を指摘されたケースになります。最近は、女性の不妊に甲状腺が関わっているともいわれています。産婦人科の検査で甲状腺の疾患が疑われた際は、早めにご相談ください。
甲状腺の疾患は原因がわかっておらず、予防するための手立てもありません。さらに、発症すると生涯にわたってケアを続けなければならない病気でもあります。しかし、治療によりホルモンバランスを適切にコントロールできれば、支障なく生活できるということもお伝えしたいです。
原因不明の体調不良に悩まれている方は、当院で検査だけでも受けてみてはいかがでしょうか。患者様の不安に寄り添い、じっくりとお話を伺います。
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産業医の経験、精神科薬物療法の知識を豊富に持つ女性医師が、働く人や女性のメンタルヘルスを支えます。
甲状腺専門病院で20年の経験を持つ医師が、高度な技術を生かし一人ひとりと丁寧に向き合って治療します。
日本形成外科学会形成外科専門医として、機能回復に加え美しさにもこだわった眼瞼下垂症治療を提供します。