「働く人」「女性」の
メンタルヘルスを、
豊富な経験でサポート
産業医の経験、精神科薬物療法の知識を豊富に持つ女性医師が、働く人や女性のメンタルヘルスを支えます。
- ラベンダーメンタルクリニック浜松町 東京都港区浜松町
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- 中野 和歌子 院長
頼れるドクターが教える治療法vol.142
消化器内科
目次
長引く腹痛や下痢、血便などの症状がある場合に推奨される検査です。その他では、健康診断の便潜血検査で陽性だった方に対して、精密検査の位置づけで実施します。先端にカメラが付いた細くてやわらかい管(内視鏡スコープ)を肛門から挿入し、大腸の一番奥にある盲腸から直腸までを直接観察します。大腸がんや大腸ポリープ、炎症性腸疾患などの診断が可能です。
大腸がんは40代から罹患率が上昇します。そのため40歳以上で一度も内視鏡検査を受けたことがない方は、自覚症状がない場合でもなるべく検査を受けていただきたいですね。
大腸ポリープは放置するとがん化する可能性があるため、検査中に見つかった場合はその場で切除するのが基本です。当院の患者さんでは3〜4割程度でポリープを発見し、切除しています。切除したポリープや病変は、外部の専門機関へ提出して病理検査を行い、後日患者さんに結果を説明します。
一方、ポリープがその場で処置可能な大きさを超えるケースや、血液をサラサラにするお薬を服用中の患者さんなど、出血リスクが高い場合には総合病院を紹介することもありますね。頻度としては高くないのですが、どのようなケースにおいても患者さんの安全を第一に考え、適切に対応しています。
患者さんの負担が少なく、安心して受けられる内視鏡検査の提供に力を入れています。高画質で高性能のハイビジョン内視鏡システムを使用することで、診断精度の高い検査を実現しています。
内視鏡スコープは常時6本を用意しており、胃の検査では鼻から入れる細径内視鏡の選択も可能です。大腸の場合は腸の状態や手術歴に合わせ、細さや柔らかさを選択します。さらに、大腸の中でスコープがどのような形状をしているのか把握できる装置を活用し、無理な挿入によって痛みが生じることを回避。このように、安全で苦痛の少ない検査のために、さまざまな工夫を取り入れています。
実際に、初めて検査を受けた方からは「思っていたよりつらくなかった」という感想をよくいただきますね。
鎮静剤を用いた検査にも対応しています。鎮静剤を使用すると、検査中に苦痛を感じることはほとんどありません。うとうとした状態でリラックスしながら受けられるため、内視鏡検査に抵抗や不安のある方は、鎮静剤の使用を検討していただきたいと思います。当院では、検査を受けられる患者さんの約半数が鎮静剤を希望されていますよ。
ほかには検査後に起こる、お腹のはりを軽減することですね。大腸内視鏡検査では、内部を観察するために大腸を膨らませる必要がありますが、その際に当院では空気ではなく、炭酸ガスを注入しています。空気よりも体内への吸収が早いので、お腹の張りを素早く解消することができるからです。
さらに加えるなら、内視鏡検査の経験が豊富な看護師が在籍している点もポイントでしょう。楽に検査を受けるための検査中のサポートはもちろん、検査前や検査後においても状況に応じて適切に介助できる看護師の存在は、患者さんの精神的な支えとなっているのではないでしょうか。
大腸内視鏡検査では、検査前に腸の中をきれいにするために下剤を服用していただきます。当院では、院内で落ち着いて準備をしていただくための設備を整えました。トイレ付きの完全個室のほか、半個室と専用トイレを複数完備しており、何かあったときすぐに看護師に連絡できるようナースコールも設置しています。準備ブースは以前からありましたが、より快適な検査体制を目指し、2024年に室内の改装やトイレの増設など設備の充実を図りました。
また専用のリカバリールームを用意していますので、検査で鎮静剤を使用した場合は、目が覚めるまでゆっくりと休んでいただくことができます。
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甲状腺専門病院で20年の経験を持つ医師が、高度な技術を生かし一人ひとりと丁寧に向き合って治療します。
日本形成外科学会形成外科専門医として、機能回復に加え美しさにもこだわった眼瞼下垂症治療を提供します。