スコープ挿入から検査後のケアまで、苦痛のない内視鏡検査を追求
「無送気軸保持短縮法」や「水浸法」の採用等により、“痛くない・つらくない内視鏡検査”を実現します。
- 小幡 和彦 院長
街の頼れるドクターたちvol.102 消化器内科
目次
埼玉県和光市の東京メトロ・東武東上線「和光市駅」の駅前に位置するクリニックです。診療科目としては消化器内科(胃腸科)、内視鏡内科(胃カメラ・大腸カメラ)、肝臓内科のほか、一般内科も標榜。日本消化器病学会・日本消化器内視鏡学会・日本肝臓学会の専門医としての経験・実績を最大限に生かしつつ、地域のかかりつけ医としての役割を果たしています。当院ならではの強みを挙げるとすれば、和光市駅周辺では数少ない消化器専門クリニックであること。それから、肝臓組織の脂肪量や肝臓の硬度を、無痛かつスピーディに数値化する「フィブロスキャン検査」を導入していることですね。和光市周辺のクリニックで、この検査を実施しているのは2023年8月時点で当院だけだと思います。
設備面でいえば、特殊光観察や拡大観察に対応した「内視鏡検査システム(胃カメラ・大腸カメラ)」をはじめとする専門的な設備を導入し、地域医療の最前線で高度な技術を提供する体制を整えています。施設に関しては、当院が入居するビルの3階を外来診療と超音波検査のためのフロア、4階を内視鏡検査専用のフロアとして位置付けた上で、4階には内視鏡室を2室、下剤の服用など前処置のためのトイレ付個室を4室、検査後に休憩いただくリカバリールームを8床分設置しています。いずれもクリニックレベルでは非常に充実した施設環境を整備するとともに、患者さまのプライバシーに最大限に配慮したレイアウトを行っています。
健康診断で肝機能の異常を指摘された方、胃腸の調子が優れず内視鏡検査を受けたいという方、風邪等の症状で一般内科を受診される方が多い印象です。開院から数か月を経た実感としては、肝機能障害の患者さまが想像以上に大勢来てくださっていますね。
エリア的にいえば、和光市のほか東武東上線沿線にお住いの患者さまが中心ですが、東京23区の北西部にお住いの患者さまにも数多く来院いただいています。
複数名のドクターが在籍していることですね。当院では、救命救急科での勤務経験を持つ副院長に加え、毎週土曜日は非常勤の女性医師が内視鏡検査を担当しています。とりわけ大腸カメラは肛門からスコープを挿入するため、女性の患者さまにとっては大きな心理的ストレスを伴いがちですが、女性医師が検査を担当することで、なるべく安心して受けていただけるようにしています。また、専門分野を同じくするドクター同士で検査データの解釈の仕方について相談したり、相互チェックによって検査における見落としを防いだりと、診断や治療の正確性、精度の向上にも寄与しています。
患者さまの苦痛を最小限に抑え、“痛くない、つらくない内視鏡検査”を実現するために、スコープ挿入の際に「無送気軸保持短縮法」「水浸法」といった検査方法を採用したり、患者さまのご希望、状況に合わせた最適な麻酔(全身麻酔も可能)をご案内したりと、様々な工夫を行っています。それから先ほども少し触れましたが、「フィブロスキャン検査」を実施しているのも大きな特徴です。フィブロスキャン検査では、右側腹部の上部に特殊なプローブを当て超音波を照射、振動の伝達スピードによって肝硬度や肝脂肪量を測定します。ほとんどお酒を飲まないのにもかかわらず、アルコール性肝障害に類似した肝臓障害を発症する「非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)」や「非アルコール性脂肪性疾患(NAFLD)」、さらには「慢性肝炎」の可能性のある患者さまの肝臓の状態を、わずか1~2分かつ無痛の状態で検査できるのが一番のメリットです。
患者さまのお話にしっかりと耳を傾け、エピソードや思い、不安をきめ細かく汲み取ったうえで治療を進める――これが私のモットーです。どんなに些細なことでも構いません。おなかのことで悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。また、今後は消化器内科のみならず、脂肪肝や肥満といった生活習慣病の予防・治療にもより一層、力を入れていく方針です。将来的にはフィットネスジム等のスポーツ施設との連携にも挑戦したいですね。
さいたま胃腸内視鏡と肝臓のクリニック 和光市駅前院 地図を見る
独自開発の「5D注⼊法」により、痩せ型でも豊かな膨らみのある魅力的なバストを提供します。
患者様に合わせて設定した治療のゴールを一緒にめざし、予防からリハビリ、再生医療まで幅広く提供します。
患者様がいつまでも笑って過ごせる社会を実現するために、内視鏡検査の技術を駆使し予防医学を推進します。