近年増え続ける大腸がん。
苦痛を抑えた内視鏡検査で早期発見へ
手間も時間もコストも惜しまず、患者さんの苦痛を最小限に抑えた大腸内視鏡検査を行っています。
- 三田医院 東京都港区芝
-
- 奥山 秀平 院長
頼れるドクターが教える治療法vol.188
消化器内科
目次
がんやポリープといった大腸の病気を、早期発見・早期治療するために非常に重要な検査です。便潜血が陽性になった方は、必ず大腸内視鏡検査を受けた方がいいです。便に血が混じっている、便秘や下痢を繰り返している、便が細くなった、お腹の張りや痛みが続いているといった症状のある人は、早めに検査するべきでしょう。また親族で大腸がんになった人がいたら、自覚症状がなくても40歳を過ぎたら検査していただきたいですね。自覚症状もなく親族に大腸がんの患者もいないという場合でも、50歳を過ぎたら一度は検査することをおすすめします。
当院では、なるべく検査の3日前から消化のいい食事をとるようお願いしています。検査の精度を高めるために、腸内を極力きれいにしたいからです。ちなみに避けていただきたい食品には、食物繊維や脂肪分の多いもの、小さな種のある果物、海藻類やキノコ類などがあります。検査前日は夜8時以降の食事を控えますが、水やお茶などの水分はとっても問題ありません。そして夜9時に、前日分の下剤を服用します。検査当日は朝食を控え、水分も透明な水以外は飲まないでください。そして、検査予定時刻の5時間前に当日分の下剤を服用。便をすべて出し切ったら、検査予定時間の15分前までに来院していただきます。当日の体調を確認し、検査着に着替えたら開始です。
まずは患者さんのご希望を伺い、痛みへの不安が大きい場合は鎮痛剤もしくは鎮静剤を注射にて投与します。その後、肛門に麻酔のゼリーを塗り、炭酸ガスとともに内視鏡を挿入していきます。検査によって小さいポリープが見つかった場合はその場で切除し、大きい腫瘍や炎症が見られた場合は、組織の一部を採取する精密検査を行います。ここまでの時間は15〜30分ほどで、鎮痛剤や鎮静剤を使用しなかった場合は終了後にすぐお帰りいただけます。お腹の張りを感じなければ、すぐに食事をとっていただいても構いません。
鎮痛剤や鎮静剤を使用した場合は、リカバリースペースで30分ほど休んでいただきます。覚醒が遅れても、十分に目が覚めるまで観察を続けますのでご安心ください。
大腸内視鏡検査では、腸内に空気を送り込む「送気」が必要不可欠なのですが、当院では空気ではなく炭酸ガスを使用しています。炭酸ガスはすぐ体内に吸収されるため、検査後のお腹の張りを抑えることができるのです。空気に比べてクリニックの費用負担はかかりますが、患者さんが少しでも早く楽になれるよう導入しています。
また、大腸内視鏡検査は人により挿入時に痛みが生じるものですが、その苦痛を少しでも和らげるよう丁寧な施術を心がけています。具体的には、不規則に伸びる腸を無理に伸ばさず、短く整えながらまっすぐ挿入する手法を用います。技術と手間と時間を要しますが、不快感を大幅に抑えることができるのです。さらには、内視鏡の位置に応じて体勢を変えていただくことで痛みを和らげたり、検査中に絶えずお声がけすることで不安を取り除いたりといったことも行っています。
大腸内視鏡検査は、下剤を飲む必要があるため午後に行うのが一般的ですが、当院では午前中の検査にも対応しています。その場合は早起きして下剤を飲むことになりますが、お仕事などのご都合に応じてご検討いただければと思います。
また、内視鏡検査というと費用面を心配される人も多いかと思いますが、便秘や下痢といった一般的な症状に対しても保険適用で検査できますし、鎮痛剤や鎮静剤からのリカバリー時間を含めても1時間ほどで終了します。「内視鏡検査は時間とお金がかかる」というネガティブなイメージが、少しでも払拭されることを願っています。
ひとりでも多くの人に大腸内視鏡検査を受けていただけるよう、手間も時間もコストも惜しまず、今後も患者さんの苦痛を最小限に抑えた施術を追求していきたいと考えています。これまで多くの患者さんを検査してきた経験と、常にアップデートを続ける知見により診療させていただきますので、お近くの方は気軽にご相談にいらしてください。
三田医院 地図を見る
手間も時間もコストも惜しまず、患者さんの苦痛を最小限に抑えた大腸内視鏡検査を行っています。
関節をはじめ筋肉や腱・靭帯、骨の痛みや外傷にも。「幹細胞治療・PRP療法」は治療の選択肢を広げます。
豊富な検査経験のもと、鎮静剤使用の有無を問わず「患者さんに無理をさせない」内視鏡検査を提供します。