診察も内視鏡検査も、
「なごやか」な雰囲気と
利便性を大切に
						胃と大腸の同日検査や半日検査など、柔軟な内視鏡検査に対応。おなかの悩みは気軽にご相談ください。
- なごやおなか恒川クリニック 愛知県名古屋市中村区
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								- 恒川 卓也 院長
 
 
					
					
					
				 
				街の頼れるドクターたちvol.182 消化器内科
目次
一番の特徴は、消化器から肛門までを対象に、診断から治療、日帰り手術を行っていることですね。当院は食道から胃、大腸まで消化器全般の内視鏡検査を行なっているほか、痔核や痔瘻、裂肛(切れ痔)といった肛門疾患の日帰り手術にも対応しています。
また、潰瘍性大腸炎やクローン病などの「炎症性腸疾患」についても、診断はもちろん、治療まで提供できるのも大きな特徴です。東京大学医学部附属病院をはじめとする基幹病院と連携しているので、入院が必要となるような当院だけでは完結できないケースについても、患者さまが安心して治療や手術を受けられるように体制を整えています。
 
当院では、痔核に対する「切らない治療」として知られる「ALTA注射療法(ジオンとも呼ばれる薬剤を患部に注射して、痔核の脱出、出血などの症状を改善する治療法)」はもちろん、一般的に入院治療が行われることの多い痔核の切除や痔瘻、裂肛の手術に関してもできる限り日帰りで対応しており、2024年には約330件の肛門日帰り手術を実施しました。
基本的な流れとしては、午後3時ごろに来院いただき、まず15分ほどかけて麻酔を実施します。20〜30分の手術の後は30分ほど体を休めて、来院からトータル1時間少々で帰宅することが可能です。また、女性医師による日帰り手術を受けられるのも当院の特徴です。
 
肛門の手術に対応している女性医師はあまり多くないので、クリニック選びの際に安心材料となるのではないでしょうか。実際、女性医師に診てもらうために遠方から来院される方もいらっしゃいます。
また当院では、男女別の待合スペースを整備するなど、プライバシーへの配慮も徹底しています。肛門の病気というと「恥ずかしい」「異性には絶対に見られたくない」というイメージを持たれる方もいらっしゃいますので、少しでも気軽に受診できる環境づくりを心がけています。
 
時代に逆行するように思われるかもしれませんが、当院では鎮静剤の量をできるだけ抑える方針を採っています。なぜなら、鎮静剤を多用すると呼吸や血圧に影響が出て、検査後にふらつくなどのリスクがあるからです。そのため当院では、「技術」によって患者さまの負担が軽減するような工夫を行っています。例えば「無送気軸保持短縮法」や「水浸法」といった挿入方法を用いれば、腸を無理に伸ばさず痛みをなるべく感じないようにカメラを進めることもできるのです。鎮静を最低限にすることで、検査中に患者さまと一緒にモニターを見ながら「ここにポリープがありますから、切除しておきますね」といった説明をすることも可能になります。自分の腸の中を自分の目で確認してもらうことで、納得感・安心感のある治療を提供したいと考えているのです。
 
炎症性腸疾患の診療には、いっそう力を入れていきたいと考えています。世界的にみても患者数は若い世代を中心に増加しており、日本国内では潰瘍性大腸炎が約22万人、クローン病が約7万人と、約30万人が罹患しているといわれます。炎症性腸疾患の治療は専門的な知識と経験が求められるので、診断のみ対応しているクリニックも多いのですが、当院では一貫した対応が可能です。潰瘍性大腸炎やクローン病の患者さまが地域で安心して治療を受けていただけるように、診療体制を充実させていきたいと考えています。
これからも、地域の皆さまが気軽に相談できる最初の窓口として、また治療や手術まで受けられる拠り所として、頼りにされる存在であり続けたいですね。
 
		 
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											胃と大腸の同日検査や半日検査など、柔軟な内視鏡検査に対応。おなかの悩みは気軽にご相談ください。
 
											生活の質に影響する嚥下障害や吃音、難聴・耳鳴り等の「機能障害」を、専門的かつ継続的に治療しています。
 
											消化器全般の診療を提供。女性医師による痔の日帰り手術、炎症性腸疾患の治療にも注力しています。