下肢静脈瘤の悩みに
向き合い、期待を超える
治療を提供したい
レーザーカテーテル焼灼術の豊富な経験を基に、患者さまが悩んでいるポイントの確実な解消を目指します。
- 目黒外科 東京都品川区上大崎
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- 齋藤 陽 院長
- 飯田 絢子 先生
頼れるドクターが教える治療法vol.136
眼科
目次
上まぶたが垂れ下がり、正常な位置まで上がらなくなってしまう病気です。まぶたが黒目にかかってしまうので上方や外側の視界が狭くなり、ものが見えにくくなるなどの症状が起こります。また、見えにくいために無理にまぶたを上げようと額(おでこ)に力を入れ続けていることで、目の疲れ、首や肩こり、頭痛、不眠、自律神経失調症などを引き起こすこともあります。眼瞼下垂はれっきとした病気であり、保険適用で手術が可能なのですが、治療できるものと認識していなかったり、美容整形手術と勘違いしていたりする人も多く、患者さんの数が多いにもかかわらず手術を受ける人はまだ少ないのが現状です。
約9割は加齢によるもので、患者さんのほとんどが60歳以上の方です。しかし近年、60歳未満の方でもハードコンタクトレンズを長期間にわたり使用し続けることで発症するケースが増えており、20年程度使用した人は使用しない人と比べて20倍も発症リスクが高いというデータもあります。
その他の原因としては、白内障手術や緑内障手術などの内眼手術、重症筋無力症などの内科疾患、脳動脈瘤による動眼神経麻痺などから引き起こされるケースがあげられます。また、まぶたを動かす筋肉が未発達なことによる先天性の眼瞼下垂は、弱視に繋がる可能性もあるので、疑わしいときはお早めに眼科を受診することが重要です。
眼瞼下垂は点眼や内服薬などで治療できませんので、手術が必要となります。手術は症状に応じて2種類あり、加齢によりまぶたの皮膚がたるんでいる場合には「皮膚・眼輪筋切除」によりたるみを解消、まぶたを持ち上げる筋肉の問題により眼瞼下垂を起こしている場合は「ミュラー筋タッキング」でまぶたを持ち上げる力を取り戻します。皮膚と筋肉の双方に問題がある場合は、2つの手術を組み合わせて行う場合もあります。当院では、加齢、ハードコンタクトレンズの使用、内眼手術に起因する眼瞼下垂の治療に対応しており、それ以外の場合は適切な医療機関を紹介しています。
当院の眼瞼下垂手術は、炭酸ガスレーザーを使用しています。一般的なメスによる切開に比べて、手術時間の短縮、術後の腫れ・痛みの軽減、そして手術中の出血を最低限に抑えられるといった点がメリットです。レーザーは取り扱いが難しい面もありますが、患者さんの負担を減らすため、技術の習得に努めてきました。手術自体は片目の場合で30分程度、両目同時でも60分程度で終わり、特に入院の希望や必要がある場合を除き日帰りで行うことが可能です。
当院では土曜日を手術の日と定めており、患者さんのご都合と予約の空き具合を見ながら日程を決めます。その後、血液検査により健康状態をチェック。持病のある患者さんの場合はさらに、通院先の先生に手術の可否、服用している薬、その他の注意点などを確認します。執刀前に局所麻酔を行いますが、当院では非常に細い注射針を使用しており、麻酔時の痛みはほとんどありません。所要時間は、消毒やアイシングの時間を含めても1時間~1時間半です。手術当日は洗顔や入浴は控え、翌日もシャワーのみに留めていただきます。翌日に一度患部を確認させていただき、10日後に患部の確認と抜糸をして問題がなければ治療完了です。
目の不調や違和感を覚える原因はさまざまです。ある患者さんは目の疲れがひどく、眼瞼下垂ではないかと心配されていたのですが、お顔を拝見しても特にまぶたが下がっているようには見えません。よくよくお話を伺うと、1日に8時間も10時間もパソコンに向かっているとのこと。それは「モニターの見過ぎによるドライアイと疲れ目」ですよとお伝えしました。
また、まぶたが開けにくくなる病気には眼瞼痙攣というものもあり、眼瞼下垂とは異なります。目の異常にはいろいろな原因が考えられますので、まずは患者さんのお悩みにしっかりと耳を傾け、的確な診断を下せるよう心がけています。気になることのある方は、お気軽にご相談ください。
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レーザーカテーテル焼灼術の豊富な経験を基に、患者さまが悩んでいるポイントの確実な解消を目指します。
まぶたが下がる「眼瞼下垂」は、見えにくいだけでなく頭痛や肩こりの原因にも。保険適用で手術が可能です。
重症熱傷の再生医療「自家培養表皮移植術」を応用し、リストカット跡に悩む方の新しい人生を後押しします。