大腸や肛門の悩みを
ワンストップで解決。
痔の日帰り手術も可能
お尻と大腸のスペシャリストがスピーディに診断し、すぐに痛みと負担の少ない治療を提供します。
- ニコタマ大腸・肛門クリニック 東京都世田谷区用賀
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- 黒田 敏彦 院長
頼れるドクターが教える治療法vol.110
整形外科
目次
PRP療法(再生医療)とは、患者様自身の血小板を培養したPRP(多血小板血漿)を使用する治療です。血小板には、血液凝固と組織修復を促す役割があります。腰痛治療を目的としたPRP療法は、痛みが生じている部分に直接PRPを注入して組織修復を促進し、原疾患の改善と疼痛など諸症状の改善を目指します。
PRP療法のメリットは、適応となる疾患や部位が多いことと、対象となる患者様が多いことです。特に、椎間板性腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症による腰痛がある方、これら以外でも術後腰痛でお困りの方にご検討いただきたいですね。腰痛に対するPRP療法は自由診療で、1回あたりの費用の目安は22万円(税込)となります。なお今回は腰痛治療の選択肢としてのPRP療法をご紹介していますが、肘や膝など関節疾患、美容分野などにも有効です。
当院では、PED(経皮的内視鏡下椎間板摘出術)をはじめ、PLDD(経皮的レーザー椎間板減圧術)、PODD(経皮的オゾン椎間板減圧術)、PEL(脊柱菅狭窄症内視鏡下手術)などの腰痛治療の日帰り手術を実施しています。それぞれ自由診療で、単独での初回費用の目安は、PEDが154万円(税込)、PLDDが82万5千円(税込)、PODDが38万5千円(税込)、PELが154万円(税込)となります。
腰痛日帰り手術とPRP療法を併用する場合、手術で痛みの原因となる神経の圧迫を取り除いた後に、レントゲン下で状態を確認しながらPRPを注射器で直接注入して終了です。麻酔が切れるまでリカバリールームで休憩していただいた後はそのままご帰宅可能で、翌日から普段どおりの生活に戻れます。
早期の社会復帰を可能にしている秘訣が、当院の強みでもある局所麻酔下での内視鏡手術です。出血は多くて10cc、手術創は約8mm。身体にメスを入れるのは内視鏡を挿入する部分のみで、それも出血と術後の痛みが最小限で済むよう、極力筋肉層にダメージを与えないように行います。医師の立場からすると細やかな配慮が求められる繊細な手術ではありますが、患者様の痛みと負担を減らすことができる、意義ある治療といえるでしょう。実際に、なかなかお仕事を休めない方が身体への負担を考慮して当院を受診されるケースも多いです。
これまで脳神経外科医として脊椎手術を担当することで積み上げた知見やノウハウが、内視鏡手術とPRP療法という異なる分野の技術を併用する上でも活きていますね。脳神経外科は神経領域を取り扱う診療科で、私が在籍していた医療機関では特に内視鏡による脊椎手術に力を入れていました。その後、別の医療機関では、主に下垂体腫瘍の経鼻内視鏡摘出手術を習得しました。こうした経験が、現在の技術の礎になっていると感じます。
「腰痛治療は整形外科」と思われがちです。しかし海外では一般的に、脳から腰まで対応できる脳神経外科が腰痛の診療を行っています。腰は全身を動かすための重要な神経や大血管が通っている部位のため、神経領域に精通していない医師が手術を行うと、大出血や思わぬ障害をきたす恐れがあるのです。
日帰りを前提にした局所麻酔下での腰椎治療を行っていることですが、さらに前述の内視鏡による手術に対応している医療機関はかなり珍しいです。
特に局所麻酔下での手術は、全身麻酔下での手術よりも医師の高度な技量を求められます。局所麻酔では患者様に意識がありますから、思わぬタイミングで体が動いてしまう恐れがあります。また、患者様に不安を与えないように進めるという配慮も必要になってくるでしょう。全身麻酔下での手術と比較すると色々な面でシビアな感覚が必要とされますが、患者様を第一に考えて実施しております。
PRP:22万円(税込) / PED:154万円(税込) / PLDD:82万5千円(税込) / PODD:38万5千円(税込) / PEL:154万円(税込)
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お尻と大腸のスペシャリストがスピーディに診断し、すぐに痛みと負担の少ない治療を提供します。
三吉博院長が20年以上積み重ねてきた信頼を基に、高度な検査と親しみやすい診療で地域に寄り添います。
大阪府堺市の小児科・発達外来。多職種で連携しながら「子どもファースト」の診療を実践していきます。