みずもと内視鏡・消化器内科クリニック 水本 吉則 院長 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.095

内視鏡

徹底して整えた環境で行う、経験豊富な医師による内視鏡検査
徹底して整えた環境で行う、経験豊富な医師による内視鏡検査
みずもと内視鏡・消化器内科クリニック
  • 水本 吉則 院長
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京阪「藤森駅」東口より徒歩5分の「みずもと内視鏡・消化器内科クリニック」は、超音波内視鏡を始めとする高性能機器を用いた内視鏡検査および治療に取り組んでいる。膵臓ガンの5年生存率は10%未満。これはこの疾患が初期には自覚症状がなく、異常を感じて受診する段階ではすでに進行してしまっていることが要因である。そのような膵臓ガンの早期発見を可能にするのが、超音波内視鏡だ。「技術のある医師が高性能な機器を用いれば、発見困難といわれている疾患をも見つけられるケースがあります」と話す水本院長に、「クリニック立ち上げの経緯」「質の高い医療を実現するための機器・検査環境」「定期的な受診の大切さ」について伺った。(取材日 2023年2月16日)

早期発見の重要性を痛感、検査環境を整え気軽に受診できるクリニックを開業

― 水本先生のご経歴を教えてください。

平成2年に京都医療センターへ入局し、現在に至るまでの約34年間で数多くの内視鏡治療に携わってまいりました。食道、胃、十二指腸などの上部消化管内視鏡(胃カメラ)から、大腸などの下部消化管内視鏡(大腸カメラ)、超音波内視鏡やERCPといった胆膵系の内視鏡治療など、内視鏡に関する全ての治療に携わり、研鑽を積んできたという自負があります。こなした症例数は年間約2,000件、医師になってからトータルで40,000件ほどですね。一方、長年医療センターに勤めるなかで、治療が間に合わず亡くなってしまった患者様も多く見てきました。治療も大切ですが、多くの患者様を救うためには、いかにして疾患を早期に発見するかが重要だと強く感じ、内視鏡に特化したクリニックを開業しようと決意しました。

― クリニックにはどのような特徴がありますか。

検査に使用する機器、そして検査環境にこだわりました。医師も使いやすく患者様にも閉塞感を与えないように、内視鏡室は4m×4m以上の広めの空間を用意し、天井吊り下げ型内視鏡システムを採用しております。モニターは4Kのものを導入しており、それらの画像がくっきりと見えるよう、室内の照明はブルーライトに。5㎜以下の早期ガンも発見できるよう、徹底して環境を整えております。
また当院は、先端から超音波を発する超音波内視鏡も導入していますが、個人クリニックとしては全国でも珍しいのではないでしょうか。身体に異常を感じてから総合病院を訪れ、超音波内視鏡検査を受ける患者様もいらっしゃいますが、それでは手遅れになってしまうことも多いのです。身近なクリニックで気軽に検診を受けてもらえるようにと思い、当院に導入いたしました。

― なぜここまで環境にこだわっているのでしょうか。

内視鏡検査は、使用する機器や医師の技量によって、病気を発見できる確率が大きく変化します。少しでも病気を早期発見し、命を落とす患者様をゼロにしたい。その想いから、環境には徹底的にこだわりました。医療機器の世界は日々進歩を遂げており、内視鏡機器についても最新の機器が最良の機器なのです。早期発見が非常に困難だといわれている膵臓ガンですが、当院採用の超音波内視鏡で丹念に検査を行えば、ステージ0やステージ1のものも発見できる可能性があります。技量を持つ医師が最新の機器を用いることで、見落とされてしまいがちな病気をも見つけることができると言えますね。

苦痛の少ない検査と丁寧なアフターフォローで、継続的な受診に繋げたい

― どのような人が内視鏡検査や超音波検査を受けるべきなのでしょうか。

違和感や症状がなくとも、50歳以上の方は定期的に内視鏡検査を受けることをお勧めします。特に胃ガンや大腸ガンは、罹患率と死亡率が非常に高い疾患です。早い段階で発見することが出来れば、負担の少ない治療ができますし、予後も良いです。また膵臓ガンは、発見された時点でステージ4、遠隔転移も認められる治療困難なケースが大半を占めており、5年生存率は数%です。これは、膵臓ガンの早期発見が非常に難しいことに起因しています。しかしそのような膵臓ガンも、超音波内視鏡で適切な検査をすることで病巣が小さいうちに発見することが可能です。異常を感じてからでは手遅れになりますので、家族で膵臓ガン経験者のいる方、糖尿病の方、血液検査で膵酵素や腫瘍マーカーが高い方など、罹患リスクを抱えている場合は必ず定期検査をしていただきたいです。

― 検査や治療を行うにあたり、大切にされていることを教えてください。

内視鏡検査は一回限りではなく、継続的に受けていただく必要があるものです。痛みや苦痛が原因で検査から足が遠のいてしまわないよう、患者様に寄り添った丁寧な対応と検査を心がけています。鎮静剤の使用有無はクリニックにより方針が異なりますが、当院では患者様の苦痛を考慮して基本的に使用しています。容量を守り適切に検査後の観察を行えば、鎮静剤は危険なものではありません。検査後に休んでいただくリカバリー室には、集中治療室に使われるものと同等のモニターを取り入れ、患者様の様子が全スタッフの目で確認できるよう安全性を追求しています。

― 実際に内視鏡検査を受けた患者様の感想はいかがでしょうか。

「想像したよりも辛くなかった」という感想をいただくことが多いですね。患者様の声を大切にするため、検査後には満足度確認のアンケートを実施しています。みなさまの感想や意見を取り入れながらPDCAサイクルを回し、満足度の高い検査を実施してまいります。コンセプトは「地域の内視鏡室」で、京都伏見地区から胃ガン・大腸ガン・膵臓ガンを撲滅することが目標です。

ドクターからのメッセージ
  • 水本 吉則 院長

内視鏡検査は、医師の技量や使用する医療機器によって、疾患を早期に発見できるかどうかが大きく変わってきます。また「一度受ければ終わり」ではなく、特に罹患リスクのある方は定期的に受診することが重要なので、長く付き合っていきたいと思える、信頼できる医師やクリニックを選ぶことも大切です。気になっているが検査に踏み切れないという方も、まずはお気軽に相談してください。

徹底して整えた環境で行う、経験豊富な医師による内視鏡検査
徹底して整えた環境で行う、経験豊富な医師による内視鏡検査

みずもと内視鏡・消化器内科クリニック

場所
京都府京都市伏見区深草直違橋北 1丁目460-1 ツルハドラッグ2階 MAP
電話
075-647-7711
診察領域
消化器内科、内視鏡
専門医
総合内科専門医、消化器病専門医、肝臓専門医、消化器内視鏡専門医