患者様の負担に配慮し、多様なインプラント治療の選択肢を提供
できるだけ「痛くない・腫れない・切らない・オペ回数の少ない・期間の短い」インプラント治療を行います。
- 三浦 陽平 院長
頼れるドクターが教える治療法vol.093
矯正歯科
目次
矯正治療というと審美的な側面が注目されがちですが、その本質は「噛み合わせのパワーバランス」を整えて、歯を失うのを防ぐことです。「噛み合わせのパワーバランス」が崩れていると、強い力のかかる歯に小さな亀裂が入って虫歯へと進展したり、歯周病が早く進行したりする可能性がある。こうした事態を防ぐために、歯並びや噛み合わせのバランスを整えていくわけですね。なお、「矯正治療=子どもや若年層のためのもの」というイメージをお持ちの方も少なくないと思いますが、年齢制限は特にありません。実際、当院では5歳くらいのお子さまから、70代の方まで幅広い世代の患者さまに矯正治療を受けていただいています。
精密な検査・診断を行い、患者さまお一人お一人に最適な治療プログラムを立てることです。具体的には歯並びや歯の大きさ、噛み合わせの左右差はもとより、骨代謝の状態や、歯髄など軟組織の状態を含めた口腔機能の状態、さらには顔貌や骨格などについても総合的に検査・診断し、治療プログラムを策定していきます。笑ったときの歯茎の見え方、口角の上がり方、舌を出すタイミングなどが歯の動きに影響を与える可能性もありますので、患者さまご本人が気づいていない癖など、数値化できない要素を考慮に入れることも大切です。ちなみに、日本矯正歯科学会認定医など矯正の専門家であれば、検査・診断に十分な時間をかけるのが当たり前。そのプロセスを簡単に済ませて、治療を急ぐようなことがあってはいけません。
一般歯科やインプラント治療との緊密な連携を実現している点ですね。矯正歯科専門のクリニックでは、ちょっとした虫歯や歯周病の状態までは診る余裕がないことも多いのではないでしょうか。また一般歯科医が矯正歯科医に気を遣うあまり、「ワイヤーを外して虫歯を治療しても良いのかな」と躊躇して、十分な治療を行わずに虫歯や歯周病を放置してしまうケースもあるんですね。2人の歯科医師がそれぞれの得意領域を担当している当クリニックであれば、こうした事態を防げます。
またインプラントを含めた補綴治療を行う場合も、矯正治療によって「噛み合わせのパワーバランス」を整えた上で治療ができます。これも矯正治療専門のクリニックには実現できないメリットです。
矯正治療には、大きく分けて表側矯正及び裏側矯正、ハーフリンガル矯正、マウスピース矯正という4つの治療法があります。「表側矯正」は、歯の表側にブラケットという装置をつけてワイヤーを通し、その引っ張る力によって歯並びを整えていく最もスタンダードな治療法です。矯正治療の中で最も歴史が長く症例数も豊富、コストパフォーマンスにも優れているといった特徴があります。一方、「裏側矯正」はブラケット装置を歯の裏側に取り付ける治療法です。ブラケットが正面から見えず審美性が高いのがメリットですが、歯科技工士とのコミュニケーションを含め高度な技術が求められます。なお「裏側矯正では綺麗な仕上がりが期待できない」という意見もありますが、これは完全な誤解です。裏側矯正に精通した矯正歯科医が少ないのは事実ですが、数多くの経験を積み、技術と知識を身に付けた医師が担当すれば、ほとんどの症例で表側矯正とほぼ同じ仕上がりが見込めます。
「ハーフリンガル矯正」は、上の歯を裏側矯正で、下の歯を表側矯正で治療していきます。審美性とコストパフォーマンスを両立した治療法といっていいでしょう。一方「マウスピース矯正」はブラケットやワイヤーを使用せず、透明なマウスピース型の装置を使って歯並びを矯正していきます。デジタル口腔内スキャナーや3Dプリンター、AIの進化により、この10年、20年で急速に発展した素晴らしい治療法ですが、全ての症例に対応できるわけではありません。精密な検査・診断によってマウスピース矯正が適応する症例かどうかを正確に見極めるとともに、期待通りの効果が得られなかった場合にはワイヤー矯正に切り替えるなどの対応が求められます。ほかの治療法と同様、専門的な技術・知識と経験を兼ね備えた矯正歯科医のもとで治療を受けることをお勧めします。
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独自開発の「5D注⼊法」により、痩せ型でも豊かな膨らみのある魅力的なバストを提供します。
患者様に合わせて設定した治療のゴールを一緒にめざし、予防からリハビリ、再生医療まで幅広く提供します。
患者様がいつまでも笑って過ごせる社会を実現するために、内視鏡検査の技術を駆使し予防医学を推進します。