複数診療科を一か所で。治療から介護にも
シームレスなケアを提供
高齢者の受診が多い診療科を揃え、介護施設も併設。認知症患者様とご家族様のストレスや負担を軽減します。
- ソフィア横浜クリニック 神奈川県横浜市戸塚区
-
- 玉城 貴啓 院長
頼れるドクターが教える治療法vol.086
消化器内科
目次
下部消化管に関する症状が見られる時です。たとえば下痢なら、感染性胃腸炎などであれば発症後3日ほどで軽快しますが、長期間続くようであれば、腸管そのものの異常を確認するために大腸内視鏡検査をご提案します。便秘の場合、便通は元々個人差がありますので、いつもと違うと感じたらご検討いただくのがよいでしょう。血便がみられる場合は、比較的若い方であれば痔の可能性も考慮しますが、大腸内視鏡検査を受けていただくべきタイミングです。
上記の症状がなくても、40歳以上かつ過去に大腸内視鏡検査を受けたことがなければ、一度は受けていただくとよいでしょう。
基本的には、その場で切除し止血します。切除したポリープは回収したのち、性質などを詳しく調べます。なお、当院の内視鏡検査では焦点範囲が広いオリンパス社の内視鏡システム「EVIS X1(イーヴィス エックスワン)」を使用しています。検査完了後、結果と今後必要な対応についてご説明しますので、気がかりなことがあれば遠慮なくご相談ください。
なおポリープの数とサイズによっては、より専門的な検査と処置が必要になります。その場合は、現在の状態を説明して対応可能な医療機関をご紹介します。
検査時の工夫と、内視鏡を操作する技術次第で軽減は可能です。痛みを心配する患者様には、事前に鎮静剤の使用をご案内しています。鎮静剤を使用すると意識がぼんやりするので、眠っている間に検査が終わることでしょう。また検査中に腸管をふくらませる際には、体内に吸収されやすい炭酸ガスを使用し、検査後のお腹の張りが早く引くようにしています。
内視鏡の操作においては、腸壁にぶつかると痛みや違和感の原因になりますので細心の注意を払って行います。患者様はもちろんのこと、看護師などのスタッフが安心して検査をアシストできる状態が理想ですね。
検査には前処置が必要になりますので、下剤服用後から検査開始まで待機する前処置室を3部屋用意しました。前処置中の方がお使いいただけるトイレは2つ用意しています。院内はFree Wi-Fiが使用可能ですし、雑誌読み放題サービスアプリを入れたタブレットのご用意もありますので、検査開始までリラックスしてお過ごしいただけます。
検査は、電動昇降機能付きのストレッチャーに乗っていただいた状態で実施します。クッション性に富んだマットを使用しているため、長時間横になっていても身体への負担が少ないです。検査後はスタッフがリカバリールームまでお連れし、鎮静剤が切れるまで待機していただきます。カーテンで中の様子が見えないようになっているので、他の患者様の目も気になりません。
大腸内視鏡検査を初めて経験された患者様からは「ものすごく苦しいと聞いていたけど、受けてみたらあまり苦しくなかった」、過去に他院で検査を受けたことがある患者様からは「こんなに楽なら、また次もここで受けたい」という、嬉しい感想をいただくこともありますね。
もし検査で苦しい思いをして、それがトラウマになると、早期発見できたはずの病気を放置することにもなりかねません。消化器内科の医師として診療経験を積む中で、内視鏡検査に対してトラウマを持つ患者様も担当してきました。便潜血検査などで異常を指摘されても、「大腸内視鏡検査は苦しい、怖い」という気持ちが先行している患者様にも多くお会いしました。
こうした経験から、初めて検査を受ける方に苦手意識を植え付けない、すでに苦手意識がある方の場合は過去のネガティブなイメージを取り除き、心をほぐせるような検査を提供したいと考えています。
尾張旭にいのみ内科消化器内科クリニック 地図を見る
高齢者の受診が多い診療科を揃え、介護施設も併設。認知症患者様とご家族様のストレスや負担を軽減します。
独自開発の「5D注⼊法」により、痩せ型でも豊かな膨らみのある魅力的なバストを提供します。
患者様に合わせて設定した治療のゴールを一緒にめざし、予防からリハビリ、再生医療まで幅広く提供します。