銀座3丁目・BANNAI美容クリニック 坂内 誠 院長 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.082

美容外科

デコルテに注入しては美乳にならない。当院は自然美を追求します
デコルテに注入しては美乳にならない。当院は自然美を追求します
銀座3丁目・BANNAI美容クリニック
  • 坂内 誠 院長
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「いくつになっても、バストが女性の自信の源であることに変わりはありません。脂肪豊胸手術で母親がイキイキすれば、家庭円満の一助になりますし、その輪が広がれば社会全体が元気になる」そう語るのは、脂肪豊胸手術に特化した美容外科「銀座3丁目・BANNAI美容クリニック」の坂内誠院長だ。先生は脂肪豊胸手術2,500件以上の実績を誇るパイオニア。クリニックには18歳〜60代の患者が日本各地のみならず海外からも訪れる。脂肪豊胸手術の特徴や、独自考案の「BANNAI式オリジナル3D注入法」のポイント、手術の流れについて伺った。(取材日 2022年8月31日)

お椀型の“美乳”をつくる「BANNAI式オリジナル3D注入法」

― 脂肪豊胸手術の特徴について聞かせてください。

患者さまのお腹や太腿から吸引した脂肪をバストに注入する豊胸手術です。この術式の最大の特徴は、自分の組織を使うので拒否反応がなく安全性が高いという点と、動きや触り心地も自然という点にあります。一度の手術でのサイズアップは最大2カップ程度ですが、痩せなければ半永久的な効果が見込めますし、一定期間を置けば繰り返し注入し、より大きくすることも可能です。また、乳がん検診(マンモグラフィ)も受けることができます。加えて、脂肪吸引による部分痩せで、バストアップと同時にボディバランスを整えることもできる、いわば一石二鳥の手術方法なんですね。

― シリコンバッグやヒアルロン酸を使う豊胸手術との違いについて聞かせてください。

シリコンバッグによる豊胸手術は、一度の手術で3カップ以上のバストアップが見込めるものの、動きや触り心地が不自然な上に、血が通っていないために触ると冷たい傾向があります。また中長期的なリスクとして、シリコンの劣化や、5,000人に1人程度の割合で「BIA-ALCLリンパ腫」という悪性リンパ腫が発症することも報告されています。一方ヒアルロン酸による豊胸手術は、脂肪吸引の必要がないためにダウンタイムが少なく、手軽にバストアップを実現できる反面、数か月程度しか持続せず触り心地も硬い。さらにヒアルロン酸の合成のために使われる架橋剤によるアレルギーの可能性も指摘されています。こうした点を考慮すれば、脂肪豊胸が低リスクかつコストパフォーマンスの高い豊胸手術であることをご理解いただけるのではないでしょうか。

― 先生は「BANNAI式オリジナル3D注入法」を提唱・実践されているそうですね。

脂肪豊胸手術を行なっている美容外科医の中には、「デコルテや谷間など、患者さまが希望する部位に注入すれば悦ぶだろう」という単純な発想で、ボリュームアップしたい箇所に脂肪を注入する人が少なくありません。しかしこうした発想で手術を行うと、解剖学的に間違っているため仕上がりは非常に不自然になります。例えばデコルテに脂肪を注入すると乳首が下側を向いてしまいますし、「筋肉マッチョ」のような男性的な体型になってしまうんです。必要なのは、実際にバストが成長した時をイメージして解剖学的に正しい位置に脂肪を注入することにより、バージスライン(バストの付け根の部分)を広げ、高さのある“綺麗なバスト”をつくることです。そして、これを可能にするのが「BANNAI式オリジナル3D注入法」なんですね。オリジナルで開発した“曲がったカニューレ”を使って乳腺や皮膚と大胸筋の癒着を剥がしつつ脂肪を分散させて注入することで下乳や外乳をつくり変え、バストの輪郭を広げる。「BANNAI式オリジナル3D注入法」は、厚みのある“皿型”ではなく、“お椀型”の美乳をつくることができるんです。

院長自ら時間をかけて丁寧に施術、美しいバストのために最善を尽くす

― 具体的な手術の流れについて聞かせてください。

手術当日は硬膜外麻酔・静脈麻酔を併用しながら脂肪吸引を行い、お胸をつくっていきます。脂肪吸引は脂肪層にカニューレを挿入し、陰圧(バキューム)をかけて行いますが、吸引した脂肪が酸素に触れて傷むと注入後の定着率が下がるので、当院ではシリンジ(大きな注射器)を使用します。また、脂肪細胞の細胞膜が壊れないよう、陰圧をできるだけ抑えるのがポイントです。さらに「ベイザー波」と呼ばれる超音波によって脂肪組織だけを遊離させるプロセスがあるのですが、これについても脂肪細胞が壊れないよう低出力で丁寧に行っています。脂肪吸引にかける時間は約1時間、お胸をつくるのに必要な時間は30〜40分程度ですが、当クリニックでは術後の炎症や腫れ、出血を最小限に抑えるため、脂肪吸引が終わった段階で直ちに豊胸手術に移行せず、一旦サポーターを巻いて圧迫するようにしています。1件の手術に3〜4時間かかり、1日に2、3件しか実施できませんが、ドクターとして最善を尽くすならば当然だと思っています。
ダウンタイムに関しては、腫れや内出血が2〜3週間続きますが、デスクワークであれば術後3、4日程度の休みで仕事に復帰する方が多いです。シャワーも術後3日目以降には浴びることができますよ。

― 満足のいく脂肪豊胸手術を受けるために、大切なことはありますか。

まずは症例写真をたくさん見て、ドクターの技量をチェックすること。単に大きさの変化だけでなく、バージスラインをきちんとつくり変え、丸み・高さのあるお胸をつくることができているかがチェックポイントです。
また、ドクターの実績・キャリアもしっかり確認していただきたいと思います。患者さまお一人お一人のお胸の形や体型に合った手術や、術後のトラブルへの対応ができる技術力を身に付けるためには、少なくとも3〜4年のキャリアは必要です。

ドクターからのメッセージ
  • 坂内 誠 院長

バストは女性にとって活力の源です。ちょっとだけ勇気を出してコンプレックスを解消すれば、素敵な人生が待っています。“やってみたい”と思った時がチャンスです。ぜひお気軽にご相談ください。

デコルテに注入しては美乳にならない。当院は自然美を追求します
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住所
東京都中央区銀座3丁目7−16 NSビル 4階
電話番号
03-3567-9135
診察領域
美容外科