松ヶ崎駅前おくだクリニック 奥田 孝太郎 院長 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.063

消化器内科

苦しくない大腸内視鏡検査と疾患啓発で大腸がん撲滅を目指す
苦しくない大腸内視鏡検査と疾患啓発で大腸がん撲滅を目指す
松ヶ崎駅前おくだクリニック
  • 奥田 孝太郎 院長
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地下鉄烏丸線松ヶ崎駅から徒歩1分の松ヶ崎おくだクリニックは、日本消化器内視鏡学会の消化器内視鏡専門医などの資格を有する奥田孝太郎医師が、胃カメラ(胃内視鏡)、大腸カメラ(大腸内視鏡)による検査・診断を実施している。数あるがんのうち、大腸がんは早期発見による予防が可能ながんとして知られている一方で、大腸がんの数は増加傾向にあるという。「大腸がんで悲しい思いをする方を減らすには、積極的な内視鏡検査の実施と疾患啓発を進めることが重要な意味を持つ」と語る奥田先生に、大腸内視鏡検査を受けるメリットと検査の流れなどについて伺った。(取材日 2021年11月18日)

腸管内をリアルタイムで観察、ポリープなどを発見した場合には即処置可能

― 大腸内視鏡検査とはどのような検査でしょうか?

内視鏡と呼ばれるカメラをお尻から盲腸部分まで挿入し、少しずつ引き抜きながら腸管内の様子を観察する検査です。健康診断などで実施する「便潜血検査」は、進行がんの発見には優れていますが、大腸ポリープそのものを見つける能力はありません。大腸内視鏡検査であれば、必要に応じて内視鏡先端のカメラで画像を拡大しながら腸管内を観察できるだけでなく、ポリープを見つけた場合にはその場で処置することも可能です。慢性炎症性腸疾患のように特殊な腸炎など、消化器疾患の有無を調べられるのも大腸内視鏡検査の特徴と言えるでしょう。

― 大腸内視鏡検査を受けるべき理由を教えてください。

大腸がんをはじめとした消化器疾患を防ぐためです。大腸内にできたポリープを取り除いてしまえば、大腸がんの死亡率を大幅に下げられることがわかってきたため、検査時にポリープが見つかれば切除することが推奨されています。実際に大腸内視鏡検査を実施してポリープが見つかる方は多いですね。内視鏡検査の精度は検査する医師の手腕が大いに関係すると言われておりますが、専門医レベルの医師が検査をすると約60%の方にポリープが見つかると言われています。
日本では企業健診、人間ドック、自治体が実施するがん検診で便潜血検査を実施しており、毎年約7%の方が陽性と診断され精密検査を受診するよう勧められます。しかし、実際に精密検査を受ける方はその中の約70%に留まっています。

― 大腸内視鏡検査を検討するタイミングはありますか?

便秘、下痢、腹痛、トイレットペーパーに血がついているなどの症状があれば、腸管内の状態を確認するためにも検査を受けていただきたいところです。ポリープができても自覚症状はないため、40歳を過ぎたら一度は検査を受けることをおすすめします。
大腸がんは、がん罹患数の総数第1位です。がん死亡数は、男性では第3位、女性は第1位ですが、実際の死亡者数は男性の方が多いです。ですから、男性にも積極的に大腸内視鏡検査を受けていただきたいと考えています。

― 検査には「つらい」というイメージもありますよね。

下剤を飲むなどの前処置で苦戦される方と、検査自体に不安を感じる方が多い印象ですね。ですが、大腸内視鏡システムも進化していて、入れやすさや操作性に加えて、画像の鮮明さも向上しています。下剤も、以前は2Lが主流でしたが、下剤1Lと水500ccと最近は少し減りました。鎮静剤をかけた状態でできる検査ですので、眠りながら検査を受けていただけます。そのため、患者さまが感じる苦痛は少なくなってきていると考えています。
当クリニックでは、「何が患者さまにとって最良なのか」を考えて、各自が行動するよう全スタッフが努めています。検査に対して不安がありましたら、遠慮なくご相談ください。

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苦しくない大腸内視鏡検査と疾患啓発で大腸がん撲滅を目指す

松ヶ崎駅前おくだクリニック

場所
京都府京都市左京区松ヶ崎壱町田町4−5 クレスト松ヶ崎 1階 MAP
電話
075-712-1165
診察領域
内科、消化器内科、胃腸科、内視鏡、予防接種、健康診断、人間ドック
専門医
総合内科専門医、消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、がん治療認定医
専門外来
肝臓専門外来、胸やけ外来

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