KOBE美容皮膚科 西宮院 山本 周平 院長 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.044

美容皮膚科

内側と外側の両側にアプローチする美と健康のプロフェッショナル
内側と外側の両側にアプローチする美と健康のプロフェッショナル
KOBE美容皮膚科 西宮院
  • 山本 周平 院長
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阪急苦楽園駅と夙川駅近くの、閑静な住宅街にある「KOBE美容皮膚科 西宮院」は、“内側と外側から美にアプローチする”を理念に掲げて美容医療を提供している。美肌治療で用いるのは、最新のダーマペンをはじめ、フォトフェイシャル、ケミカルピーリング、イオン導入といった多様な治療法。同時に、内服薬の処方や生活習慣改善のアドバイスなども行い、健康美をトータルでサポートしている。「健康と美の両面で満足していただきたい」と語る山本周平院長に、ニキビや毛穴といった肌トラブルの治療法について話を伺った。(取材日 2021年1月7日)

ニキビや毛穴などの肌トラブルは、状態に合わせて治療法をカスタマイズ

― ニキビの主な原因は何でしょうか?

ニキビは、皮脂の分泌が増えて毛穴が詰まり、アクネ菌や黄色ブドウ球菌などの細菌が繁殖して炎症を起こしたものです。過剰に皮脂が出る主な原因は、ポテトチップスや揚げ物などに含まれる酸化した油や、甘い物の摂り過ぎです。また、ホルモンバランスの変化や不適切な基礎化粧品の使用、誤った洗顔方法による乾燥も、皮脂が過剰に分泌される原因となります。生理前は女性ホルモンのプロゲステロンが多く分泌され、皮脂が増える傾向があるため、人によっては生理前にニキビができやすくなります。

― 一言でニキビと言っても状態はさまざまです。それぞれどのような治療をされていますか?

毛穴の詰まりやニキビ跡には、16本の超極細針で皮膚に穴を開けていく最新機器「ダーマペン4」を使います。人の肌は、傷つくと自然治癒力によって新しい肌をつくります。その再生能力をダーマペンで促すことで、毛穴の詰まりやニキビ跡をきれいにすることが期待できます。
アクネ菌の殺菌にはフォトフェイシャル、毛穴の詰まりの除去にはケミカルピーリングが効果的です。ニキビの炎症を抑える場合は、イオン導入で有効成分のビタミンA・Cを肌に浸透させます。
炎症がひどい場合は、イオン導入とピーリング、フォトフェイシャルを併用することが多く、炎症が落ち着いたらダーマペンを使います。ニキビの状態に合わせて治療法をカスタマイズできるので、効果を実感される患者さまは多いですね。

― 毛穴のトラブルの原因とおすすめの治療を教えてください。

たるみ毛穴は、紫外線や乾燥、ストレス、血流不良、糖質の摂り過ぎによる糖化(AGEによる細胞内酸化)によって、コラーゲンやエラスチンがダメージを受けて、ハリ・弾力が失われてお肌がたるむことが原因です。毛穴の黒ずみは、過剰な皮脂の分泌が原因。そこに紫外線が当たると皮脂が酸化して黒ずみます。
たるみ毛穴はコラーゲンやヒアルロン酸を増やすダーマペン、毛穴の黒ずみはピーリングで治療します。肌の細胞を正常化させ、抗酸化作用もあるビタミンA・Cを浸透させるイオン導入も効果的ですよ。

生活習慣改善のアドバイスや内服薬などで健康にもアプローチ

― クリニックの理念を「内側と外側から美にアプローチする」にされた理由を教えてください。

肌の美しさを切り口に健康にアプローチし、外側・内側の両方で満足感を得ていただきたいからです。
肌のトラブルは、腸内環境やホルモンバランス、生活習慣の乱れなどが原因です。ですから、「外側」の肌だけのケアは対症療法になりがちです。真に美しく輝くためには、肌だけでなく、健康づくり、つまり、「内側」を整えることも大切だと考えています。当院では問診票をもとにカウンセリングし、食生活などの生活習慣の改善点をアドバイスしています。

― 「内側」の健康を損なう主な要因は何でしょうか?

現代人は、普通に生活をしていても体にダメージを受けています。例えば、私たちの体は携帯電話をはじめとする電子機器などが発する電磁波やブルーライトにさらされているため、細胞はどんどん酸化します。特に、ブルーライトは睡眠の質を下げるので酸化の原因になり、睡眠不足はストレスを引き起こしてビタミンを消費します。健康的で美しい肌をつくるためには、日常的に体内で蓄積される疲労にアプローチしてケアすることが重要なのです。

― 酸化に対する食生活の改善や点滴治療について詳しく教えてください。

食の欧米化により、小麦や糖分の摂取が増えています。小麦は血糖値を急激に上げます。血糖値が急に上がると、AGEという酸化した糖分が体内を巡って細胞を酸化させるため、老化が進みやすくなり肌もくすみます。さらに、小麦製品に含まれるグルテンは腸内環境を荒らすため、小麦製品の摂取はおすすめしていません。また、果物に含まれる果糖はブドウ糖や砂糖の300倍AGE化しやすいので、果物の摂取も少量に抑えるようアドバイスしています。
酸化の解消には内服薬を処方するほか、抗酸化作用のある高濃度のビタミンC群・B群を点滴する場合もあります。点滴を用いると、サプリメントで吸収される量の100倍の濃度で一気に血中に流し込めるので、不足しているビタミンを十分に補うことができるのです。

ドクターからのメッセージ
  • 山本 周平 院長

美肌治療は、肌のケアだけでなく、健康状態の改善も不可欠です。現在はインターネットの普及により、さまざまな情報を簡単に入手できますが、誤った情報があるのも事実。間違ったケアで症状を悪化させないためにも、正しい治療を受けることは大切です。

当院では、最新機器を用いた治療から内服薬の処方、化粧品の選び方、ホームケアの仕方などのアドバイスまで、フルサポートが可能です。内科や皮膚科、抗加齢専門医学といった医療知識に基づいた治療を提供しているので、効果を実感していただけると考えています。目指しているのは、内側・外側の両側から女性をサポートするクリニック。自費診療の場合は、無料カウンセリングを行っていますので、健康や肌の悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

内側と外側の両側にアプローチする美と健康のプロフェッショナル
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住所
兵庫県西宮市久出ケ谷町10−45 イルロゼオ B1F
電話番号
050-5526-4358
最寄駅
苦楽園口駅、夙川駅、さくら夙川駅
アクセス
阪急電車夙川駅から徒歩8分、苦楽園口駅から徒歩6分
駐車場
あり(18台)
診察領域
皮膚科、美容皮膚科