茅ヶ崎クリニック 白倉 克也先生 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.029

消化器内科

がんやピロリ菌の早期発見にも有効な内視鏡検査
がんやピロリ菌の早期発見にも有効な内視鏡検査
茅ヶ崎クリニック
  • 白倉 克也先生
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JR茅ヶ崎駅南口からまっすぐ海に向かって約1キロ。潮の香りが入り混じる心地よい風の感じられる住宅街の一角に、茅ヶ崎クリニックはある。昭和50年、当事はまだ珍しかった心療内科の先駆けとしてスタートした同院だが、現在は地域のかかりつけ医を目指し一般内科・消化器内科の診療にもあたっている。その中でも特に注力しているのが、上部・下部消化管内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)である。内視鏡検査は胃腸の病気の早期発見・早期治療に役立つものではあるが、検査を受けることに恐怖心を持つ方も少なくない。茅ヶ崎クリニックでは、「苦痛の少ない」内視鏡検査を目指しており、そのこだわりについて、白倉克也先生にお話を伺った。(取材日 2020年6月5日)

内視鏡検査では早期を含めた胃がんの発見率がバリウム検査の5~10倍

― 内視鏡検査はどんな症状が出たときに受けたほうがよいのでしょうか。

上部内視鏡検査(胃カメラ)は、胃の不快感や痛み、食欲不振、胸やけ、胃もたれ、げっぷ、体重減少などの症状があれば受けたほうがよいですね。下部内視鏡検査(大腸カメラ)は、下腹部や肛門周辺の不快感や違和感、血便・便秘・残便感、長く続く下痢などの排便障害、腹部膨満感、貧血や体重減少などの症状がみられるときはもちろん、会社の健康診断や人間ドックなどで異常を指摘された方、ご家族に大腸がんの病歴がある方、40歳以上で一度も大腸内視鏡検査を受けたことがない方などにおすすめしています。

― 内視鏡検査とバリウム検査の違いについて教えてください。

バリウム検査は発泡剤と白いバリウム液を飲んでから胃部のレントゲンを撮る検査ですが、検査中にげっぷを我慢するのが辛く、検査後に便が出ないで腹痛を訴える方もいらっしゃいます。茅ヶ崎市医師会がまとめた直近2年間の胃がん検診のデータによれば、バリウム検査よりも内視鏡検査のほうが胃がんの発見率が5~10倍も高く、早期胃がんは内視鏡検査のみで発見されています。
バリウム検査で異常が見つかった場合、改めて内視鏡で精密検査をしなければならず、可能であれば最初から内視鏡検査を受けたほうがよいと思います。医師会胃がん検診でもバリウム検査に代わり内視鏡検査の実施が増え、人間ドックや健康診断でも徐々に内視鏡検査を希望される方が増えています。

― 内視鏡検査を受けるメリットはどんなことがあげられるでしょうか。

がんなどの病変の早期発見・早期治療ができることですね。内視鏡は日々進化していて非常に精密な画像で直接観察できますし、検査中に気になるところがあればその場で組織を採取(生検)して、病理診断ができる点もメリットです。少しでも気になる症状があれば、早めに内視鏡検査を受けていただきたいですね。
また、内視鏡検査で萎縮性胃炎がみとめられれば、保険診療でピロリ菌検査と除菌治療が可能となります。ピロリ菌感染により胃がんのリスクが高くなりますので、まずは内視鏡検査の実施をおすすめしたいですね。大学病院などにて、早期がんの最新治療である内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を行っておりましたので、早期がんを見つけることには自信をもっています。

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がんやピロリ菌の早期発見にも有効な内視鏡検査

茅ヶ崎クリニック

場所
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南1丁目22−1 MAP
電話
0467-86-2123
診察領域
内科、消化器内科、心療内科、内視鏡、予防接種、健康診断、在宅診療
専門医
総合内科専門医、認知症専門医、消化器病専門医、肝臓専門医、大腸肛門病専門医、消化器内視鏡専門医、一般病院連携精神医学専門医、精神科専門医、心療内科専門医
専門外来
物忘れ専門外来(認知症外来)、禁煙外来、睡眠時無呼吸症候群専門外来

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