足と歩行の診療所 吉原 正宣院長 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.024

形成外科

「足の健康は全身の健康」足のトラブルに広く対応する
「足の健康は全身の健康」足のトラブルに広く対応する
足と歩行の診療所
  • 吉原 正宣院長
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足のトラブルを専門的に診る、珍しいクリニックが東京都・蒲田駅のそばにある。2018年に開院した「足と歩行の診療所」の吉原正宣(よしはら・まさのぶ)院長は、形成外科医としての経験を生かしつつ、患者の足の悩みに幅広く対応。外来診療だけではなく在宅医療も行っている。同院を訪れる患者は具体的にどんなことに悩んでいて、また診療ではどんな検査や治療を行っているのだろう。「健康を維持していくために、問題なく歩ける状態を保つことはとても大切。まずは自分の足をときどき見る習慣をつくってほしい」と話す吉原院長に、自宅でできる対策も含めて聞いた。(取材日 2020年1月20日)

来院する患者の悩みトップ3は「痛い」「しびれる」「疲れやすい」

―「足病学」を実践しているそうですが、これはどんな医療なのでしょうか。

日本では聞きなれない言葉だと思いますが、アメリカでは約150年の歴史があるもので、現在、イギリスやオーストラリアなどの英語圏を中心に普及しています。足病学とは文字通り「足を診る医学」を意味していて、足のトラブル全般に対応します。切り傷、捻挫や骨折などの外傷、スポーツによる障害、胼胝(たこ)や魚の目、いぼなどのできものや水虫、巻き爪が挙げられ、スポーツ整形や整形外科、形成外科や皮膚科など多岐にわたる領域を横断的に診ることが特徴です。多くの人は風邪の諸症状や腹痛が起きたときに内科に、歯が痛いときに歯科医院に行くと思います。「足で何らかの悩みがあるときに相談できる場所」が当院だと思っていただけると良いと思います。

―開業するまでは足の病気を専門に診療していたのですか?

私は、できものやキズ、傷跡のように体表面の病気を専門に治療する形成外科医で、勤務医時代は糖尿病や動脈硬化などが原因で足に潰瘍ができた人をよく診ていました。転機となったのは、京都市の洛和会音羽病院に勤務していたときにアメリカの足病医師と出会い、指導を受けたことです。その先生から糖尿病の患者さんに繰り返し潰瘍ができてしまうのは、糖尿病によるものだけでなく、足への負担が大きく影響することなどを教わり、足のトラブルを幅広い視点で診ていく必要性と魅力に気付きました。しかし、病院に来院される患者さんの多くは症状が進行しています。より早い段階から足の悩みに対応し、少しでも多くの方の「歩けない」をなくしたいと考え、患者さんにとってより身近な外来診療と在宅医療ができる診療所を2018年に開業しました。

―現在はどんな患者が来院しているのでしょうか。

40代以上の中高年の方が中心で、女性の方がやや多い傾向にあります。患者さんの悩みとしては、「痛い」「しびれる」「疲れやすい」の順に多い印象がありますね。痛みの原因として最も多いのは、親指が外側に曲がる外反母趾で、他には朝起き抜けにかかとが痛む足底腱膜炎、たこや魚の目、巻き爪などが挙げられます。しびれる原因はなかなか分かりづらいのですが、足の形がもとで症状が出ている方が多いように思います。足が疲れやすくなる背景には、下肢静脈瘤や脊柱管狭窄症、扁平足などのほか、そもそも筋力が低下しているケースも見受けられます。

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「足の健康は全身の健康」足のトラブルに広く対応する

足と歩行の診療所

場所
東京都大田区西蒲田8丁目1−7 グランタウンビル9F MAP
電話
03-6715-9430
診察領域
外科、形成外科
専門医
形成外科専門医

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