横浜LA内科・内視鏡クリニック 本多 靖 院長 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.153

消化器内科

患者様に向き合い、「内視鏡検査は苦しい」というイメージを払拭
患者様に向き合い、「内視鏡検査は苦しい」というイメージを払拭
横浜LA内科・内視鏡クリニック
  • 本多 靖 院長
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横浜市瀬谷区、相鉄線三ツ境駅から徒歩2分の「横浜LA内科・内視鏡クリニック」。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医である本多靖院長が2024年8月に開院し、「目が覚めたら終わっている」苦痛の少ない内視鏡検査を提供している。早期発見・早期治療が特に重要である消化器がんを減らすため、土曜日は全日、第1・第3日曜日も完全予約制にて内視鏡検査に対応し、受診しやすい体制を整える。また「診察中は患者に背中を向けない」という真摯な姿勢で医療を提供し、消化器の疾患のみならず、風邪、発熱、花粉症などにも対応する身近なクリニックとして地域に貢献。同院の特徴や医師としての理念などについて、本多院長に伺った。(取材日 2025年3月24日)

何より大切な早期発見・早期治療のために、土日も内視鏡検査を提供

― 消化器内科を専門にされた理由をお聞かせください。

私の幼少時のヒーローは、漫画の主人公であり、どんな病気もたちどころに治してしまう医師「ブラックジャック」でした。その憧れを持ち続け、あらゆる疾患に対応する総合診療医を目指してきたのです。
消化器内科は食道、胃、小腸、大腸をはじめとする消化器を中心に、肝臓、膵臓、胆嚢など多岐にわたる臓器を診られるという魅力があります。「スペシャリストであるとともにジェネラリストでもありたい」という想いで、当院は消化器系の疾患に加え、風邪、発熱、花粉症、皮膚科、睡眠時無呼吸症候群などの幅広い診療に対応しています。

― 苦しくない内視鏡検査がモットーだそうですね。

胃がんと大腸がんは、ともに日本人の死亡原因において上位を占める疾患であり、このリスクを減らすには、できるだけ小さいうちにがんの芽を摘むことが重要です。そのためには内視鏡検査が何より有効なのですが、「内視鏡は苦しい」というイメージは根強く、検査に消極的な患者様も多いことでしょう。
当院ではそのような不安を払拭すべく、鎮静剤を用いて「眠っているうちに終わる内視鏡検査」にこだわっています。鎮静剤に抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これまでの豊富な経験をもとに患者様一人ひとりに合わせて適切に鎮静剤を使用しますので、「内視鏡検査は苦しそうだから」と敬遠して来られた方こそ当院にお越しください。

― 内視鏡検査はどのような人にお勧めしたいですか?

40歳以上で、まだ一度も内視鏡検査を受けたことがない方には、ぜひともお勧めしたいですね。とくにピロリ菌が陽性と言われたことがあれば、除菌後も1年に1回は胃の内視鏡検査を行いましょう。
また40歳からは公的な大腸がん検診の対象になりますが、便潜血検査で見つかるようなケースでは、すでに進行してしまっている可能性も高くなります。繰り返しますが、大切なのは早期発見・早期治療です。当院では、不調の原因が胃にあるのか腸にあるのかわからない場合などに、胃カメラと大腸カメラの検査を同日に行うことが可能です。検査結果についても原則として当日ご説明しており、少しでも早く治療を開始できるよう努めています。ただし胃や腸の組織を採取した場合は、病理検査結果を慎重に確認するため、後日あらためて対面診療、もしくはオンライン診療にてご説明させていただきますのでご了承ください。

気持ちも姿勢も患者様に寄り添い「安心」を提供。笑顔でお帰りいただきたい

― 内視鏡検査にはAIも導入されているようですね。

プロフェッショナルとして診断にはもちろん自信を持っていますが、そんな私たちの「目」を補い、がんの疑いをいち早く検出してくれるのがAIシステムです。当院では、大腸がんやポリープの発見を支援する富士フイルムの人工知能内視鏡診断支援機能「CAD EYE™︎」を大腸カメラに導入しており、検査中にAIに補助してもらうことで、リアルタイムでの画像解析が可能です。医師でも肉眼では確認できないような小さな病変も可視化するシステムであり、疾患の早期発見には非常に有用だといえるでしょう。

― 患者様の「安心」を大切にするために、どのようなことを心がけていますか?

最も大切にしているのは、医師、看護師、医療事務といったスタッフ間の連携です。現場では全員が常にインカムを装着してコミュニケーションを図っており、さらにはチャットシステムを導入することで“院内で今起きていること”をリアルタイムで共有しています。スタッフの一人とやり取りしたことを全員が把握しているので、患者様にとっては「誰に話をしてもわかってもらえる」という安心感につながるのではないでしょうか。
また私自身が診察をする上で心がけているのは、「患者様へ背中を向けない」ということです。些細なことに思われるかもしれませんが、気持ちだけでなく姿勢の面でも、患者様と真摯に向き合うことを大切にしています。

ドクターからのメッセージ
  • 本多 靖 院長

当院では消化器をはじめ幅広い診療を行っており、年齢・性別を問わず多くの方々がお悩みを相談してくださっています。スマートフォンを通じ、自宅や外出先でも受診可能なオンライン診療も行っていますので、内科全般で気になる症状のある方はお気軽にご連絡ください。
また2025年4月から、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院と横浜市立大学附属病院の関連病院から内視鏡のエキスパートである医師も新たに加わって、内視鏡検査がますますスムーズかつスピーディに行えるようになりました。多くの方に内視鏡検査を受けていただけるよう、土曜日は全日、第1・第3日曜日も完全予約制で内視鏡検査を行っていますので、忙しくて平日は病院に行けないという方もご検討ください。笑顔でお帰りいただける内視鏡検査を約束いたします。

患者様に向き合い、「内視鏡検査は苦しい」というイメージを払拭
患者様に向き合い、「内視鏡検査は苦しい」というイメージを払拭

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住所
神奈川県横浜市瀬谷区三ツ境5-3 KNCビル弐番館1階
電話番号
050-3355-7743
最寄駅
三ツ境駅
アクセス
【電車】相鉄線「三ツ境駅」北口徒歩2分(三ツ境駅北口郵便局となり)
【バス】「三ツ境駅北口バス停留所」徒歩1分
【車】「保土ヶ谷バイパス下川井IC」から7分
診察領域
内科、アレルギー科、皮膚科、内視鏡、予防接種、健康診断、人間ドック
専門医
総合内科専門医、消化器病専門医、肝臓専門医、消化器内視鏡専門医