大腸や肛門の悩みを
ワンストップで解決。
痔の日帰り手術も可能
お尻と大腸のスペシャリストがスピーディに診断し、すぐに痛みと負担の少ない治療を提供します。
- ニコタマ大腸・肛門クリニック 東京都世田谷区用賀
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- 黒田 敏彦 院長
街の頼れるドクターたちvol.099 消化器内科
目次
私が医師を目指したのは、2歳の誕生日に発症した喘息がきっかけです。当時はあまり良い薬がなく、発作が起こるたびに、喘息・アレルギー専門の先生に診てもらっていました。父の高校の同級生でもあるその先生は、連絡をすると夜中でも車を飛ばして治療に来てくださいました。そんな熱心な先生が身近におられたこと、また父が歯科医だったこともあり、将来は医師か歯科医になりたいと考えるようになりました。
喘息は患者様の生活習慣に問題がなくても発症することがありますが、当院が注力して診ている潰瘍性大腸炎にも同様の特徴があります。消化器内科を志したのは、こういった性質の病気を治療したいと思ったからです。
また、プライベートでは写真撮影を趣味としているのですが、研修医時代に内視鏡できれいな画像が撮れたことが嬉しく、「この技術を極めたい」という気持ちが湧いたのもきっかけの一つでした。
IBD(炎症性腸疾患)と呼ばれる疾患の一つで、原因不明の難病でありながら推定患者数が20~30万人と非常に多い病気です。10~20代で発症することが多く、血便や下痢、腹痛などの症状が長期間続き、トイレの回数が1日10回以上となるケースもあります。このような症状は胃腸炎でも起こりますが、潰瘍性大腸炎の診療経験が豊富な医師であれば、大腸カメラでそれが潰瘍性大腸炎によるものかどうかをすぐに診断できます。難病に指定されているとはいえ、症状を抑える薬はたくさんあるので、早期に治療を開始すれば普通に生活を送ることができます。
兵庫県内でIBDを冠するクリニックは4院と少なく、炎症性腸疾患の専門的な知識と経験を持った医師がどの病院にいるのかも分かりにくいのが現状です。IBDでお困りの患者様や、IBD診療の紹介先を探している消化器内科の先生が見つけやすいよう「IBDクリニック」とつけました。お陰様で、開院半年ほどで10人前後の潰瘍性大腸炎の患者様にお越しいただいています。
潰瘍性大腸炎は、現時点で完治させる治療法が存在しないため、患者様とは長いお付き合いとなります。開院前は地域の基幹病院を転々としていましたが、今後はここに腰を据えて、患者様の生活と伴走できればと思っています。
患者様の大半は、みぞおちの痛み、胃もたれ、腹痛などを感じて来られますが、胃腸炎や逆流性食道炎のケースが多いですね。また、便秘や過敏性腸症候群などにお困りの10歳未満のお子様もよくいらっしゃいます。その他、胃カメラや大腸カメラを受けに定期的に来院される方もおられます。
胃カメラも大腸カメラも、「しんどい」イメージがある検査です。実際、楽な検査ではなく、胃カメラは喉に苦しさを感じることがありますし、大腸カメラは下剤を飲むのが大変だと思われる方も多いです。そのため当院では、そうした負担を少しでも軽減できるよう努めています。例えば、胃カメラはなるべく細いものを使い、検査前には喉の麻酔をしっかり行います。また、場合によっては鎮静剤を使うこともあります。大腸カメラの場合は、軸保持短縮法という痛みの少ない技術を用いています。
腹痛や胃酸が戻ってくる感覚、お腹に不快感のある方は受けていただきたいと思います。しかし、何も症状がない場合も、定期的に受けていただくと安心です。無症状でも検査をすることで、胃がんや大腸がんのリスクがあるかどうかが分かるからです。早期発見すれば内視鏡で治療できるケースもありますし、胃がんや大腸がんによる死亡は早期治療で撲滅できると考えています。
これまで「あと1年早く検査を受けて発見できていれば、命を落とすことはなかったのに……」という症例を数多く診てきました。予防のためにも、無症状の方にも受けていただきたいと思います。
胃がん、大腸がんやIBDは、早期発見と早期治療が何より大切です。気になることがあれば、気軽にお越しください。また当院はWebでもご予約を受け付けており、IBDクリニックのない地域の方のためにオンライン診療も行っています。お近くに専門医がいなくてお困りの方は、ぜひご相談ください。
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お尻と大腸のスペシャリストがスピーディに診断し、すぐに痛みと負担の少ない治療を提供します。
三吉博院長が20年以上積み重ねてきた信頼を基に、高度な検査と親しみやすい診療で地域に寄り添います。
大阪府堺市の小児科・発達外来。多職種で連携しながら「子どもファースト」の診療を実践していきます。