街の頼れるドクターたちvol.077
学生時代の夢は、イギリスが大好きだったこともあり、「馬を飼いつつティーサロンを経営すること」でした。医師になることは本命の夢ではなかったんですね(笑)。ところが、医師として患者さんに向き合ううちに、「天職とは好きを仕事にすることではない。人はやりたいことをやるために生まれるのではなく、やるべきことをやるために生まれるんだ」と気が付き、今に至ります。でも昔の夢も諦めきれず、勤務医時代には紅茶の資格を取り、馬術を始めて競技会に出ることもありました。12年一緒にいる愛馬がいるんですよ。
入局して最初に配属されたのは婦人科の腫瘍グループでしたが、勤めていた名古屋市立大学病院は産科に定評があったことから、そちらにも深く携わっていきました。当時は患者さんから「先生は病院に住んでいるの?」と言われるぐらい、朝から晩まで夢中で働いていました。その後は公立病院や私立病院に勤めたのですが、いろいろな経験を通し自身の産科・婦人科への適性を実感しました。
ある日「開業しよう」と思い立ったんです。それまで開業するつもりはありませんでした。私は自分の直感を信じていて、“頭にパッと浮かんだことを実行するべき”と考えています。理屈で考えると人は自分の都合の良いように理由づけをしてしまいますので、理屈ではなく思いついたことの中に、人として、社会人として、果たすべきことがある場合もあるかと思います。それからは開業を前提に、東京や愛知で産科・婦人科および美容皮膚科での勤務をいくつか経験。2021年4月にレディクリニック名古屋伏見を開業しました。開業するなら名古屋市内がいいな、という思いがありました。
レディクリニック名古屋伏見
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「丁寧な診療」「納得いただける診療」「お待たせしない診療」を追求していきます。
美容と内科診療の両知見を活かした肌治療。細胞の状態を踏まえ予算に合わせて施術プランをオーダーメイド。
名古屋市緑区のホームドクターとして、がんの早期発見・早期治療、生活習慣病対策に注力します。