街の頼れるドクターたちvol.042
教育熱心な両親のもとで育った私の周りには、医師を志す友人が多くいました。実家は医師家系ではなく、私自身も医師に憧れがあったわけではないのですが、周囲の影響を受けていつの間にか医師を目指すようになっていましたね。そのため高校生までは、「医学部に合格するために勉強していた」というのが正直なところです。
医学そのものに興味が芽生えたのは、大学に入って実際に学び始めてから。臨床研修でさまざまな症例に触れ、医師としてのやりがいを知ったことで、「人や地域に貢献できる、立派な医師になりたい」と強く想うようになりました。
当時私が勤務していた病院には乳腺疾患の患者さんが多くいらっしゃったこともあり、乳腺の道に進むことを決意し、専門的に携わるようになりました。また、その病院で乳腺外科を立ち上げるきっかけとなりました。
私が医師になった頃は、乳腺科の病気は一般外科で取り扱う疾患の一部で、乳腺を専門とする先生はほとんどいませんでした。私も外科専門医として乳がんの患者さんを診ていましたが、日本における乳がん患者数の増加が顕著になり、診断や治療技術も飛躍的に進歩する中で、早期発見・早期治療のためにも専門的な診療の必要性を感じるようになったのです。
開業前に勤務していた病院は、久留米市内にあります。それまで診ていた患者さんが来院しやすく、また総合病院と強く連携するために、はじめから久留米市での開業を決めていました。
乳腺科は大きな病院にあることが一般的で、どうしても受診の敷居が高くなりがちです。専門クリニックを作ることで、患者さんが気軽に安心して受診できる場所を作りたいと考えていました。実際に、総合病院ではあまり来られることのなかった若い患者さんにも数多く来院していただいており、専門クリニックの意義を実感しています。
まさ乳腺クリニック
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美容と内科診療の両知見を活かした肌治療。細胞の状態を踏まえ予算に合わせて施術プランをオーダーメイド。
名古屋市緑区のホームドクターとして、がんの早期発見・早期治療、生活習慣病対策に注力します。