街の頼れるドクターたちvol.038
「大腸がんや胃がんで亡くなることほど、もったいないことはない」ということです。部位別のがん死亡数に関する2018年の統計データによると、大腸がんによる死者数は男性で3位、女性で1位。胃がんによる死者数は男性で2位、女性で4位となっています。しかしながら、大腸がんも胃がんも、定期検診によって早期発見し、早期治療を行うことでほぼ完治する、治りやすいがんなのです。実際、大腸ガンはポリープの段階で発見し、切除すれば死に至ることはまずありませんし、胃がんに関しても早期発見できれば、内視鏡で切除し完治できるケースがほとんどです。だからこそ、より多くの人々に大腸や胃の内視鏡検査を受けていただきたいのです。
その通りです。この点、当院は「苦痛の少ない内視鏡検査」に徹底的にこだわっています。当院を開院するまでの約20年間、私は大腸内視鏡検査において日本トップクラスの検査数を誇る「松島クリニック」に勤務し、大腸内視鏡検査を4万件超、胃内視鏡検査を2万件あまり手掛けてきました。内視鏡検査といいますと「とにかく痛い、つらい」「2度と受けたくない」といったイメージをお持ちの方が少なくないと思いますが、鎮痛剤や鎮静剤を的確に使用しながら、長年にわたって培ってきた技術を最大限に活かすことで、患者さまに痛みや苦しさを感じさせることなくスムーズに検査を受けていただけます。
また、女性にも気兼ねなく検査を受けていただけるよう、毎週火曜日は女性医師が大腸内視鏡を担当。この女性医師も松島クリニックで約3万件の大腸内視鏡検査を手掛けた経験を持つスペシャリストです。大腸がんや胃がんによって亡くなる方を一人でも減らすためにも、「こんなにもラクなら、次回も受けよう」と思ってもらえるようにしたい。そのためには努力を惜しみません。
大腸内視鏡検査で痛みを感じるのは、スコープを挿入するために送り込む空気によって、腸が張り裂けそうなぐらいまで伸びてしまうからです。逆にいえば、腸内に注入する空気を減らせば、苦痛を減らせるんですね。長年にわたって試行錯誤の結果、私は少量の水を注入しながら、大腸の襞を手繰り寄せるようにしてスコープを挿入していく手法を採っています。大腸の伸びや膨張もほとんどないので、痛みや苦しさはほとんどありません。「内視鏡が腸に入っていることすらわからなかった」という患者さまもいらっしゃるんですよ。
武蔵小山胃腸内視鏡クリニック
関連キーワード:
「目の前の患者様がずっと健康でいられる」ことを目指して、地域のかかりつけ医が予防医療を実践します。
東京恵比寿の美容クリニック。確かな技術力・経験値をもとに最先端の「たるみ・若返り治療」を提供します。
大人から子供まで相談できるクリニックです。TMS、心理療法、訪問看護、言語・作業療法などを実施。