足の静脈瘤クリニック横浜院 新藤 貴雄院長 | ドクターズインタビュー

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下肢静脈瘤の治療に特化。
QOLを改善し、
健康長寿を後押しする

街の頼れるドクターたちvol.027

足の静脈瘤クリニック横浜院
  • 新藤 貴雄院長
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横浜駅西口(南9番・南10番出口)から徒歩2分に位置するビルの6階に「足の静脈瘤クリニック横浜院」はある。新藤貴雄院長は、日本医科大学を卒業した後、形成外科や泌尿器科、婦人科など、広い分野でキャリアを積み、2019年10月に同院を開院。目指しているのは「もしかしたら下肢静脈瘤かもしれない」と悩んでいる方が気軽に相談しにいけるクリニック。下肢静脈瘤の認知度・理解度向上に向けた取り組みにも積極的である。下肢静脈瘤という病気の症状や治療法と、同院の開院に至る経緯について、新藤院長に伺った。(取材日 2019年12月20日)

なるべく早い段階でエコー検査を。下肢静脈瘤は健康長寿のカギになる

―下肢静脈瘤とはどのような病気なのでしょうか。

足から上半身に向かう静脈には、重力に逆らって血液を送るために逆流を防止する弁があります。この逆流防止弁が何らかの理由で必要以上に開いたり、壊れた状態になったりして血液が逆流する。こうした状態が慢性的に続き、足の静脈の血管内に血液が少しずつ溜まっていく結果、血管がコブのように膨らんでしまう――これが「下肢動脈瘤」です。
下肢動脈瘤はいったん発症すると自然に治ることはありません。初期症状としては足がつりやすくなるほか、むくむ、重たくなる、ムズムズするなど、何ともいえない不快感を伴います。進行すると、足の血管がボコボコと膨れ上がったり、浮き出てきたりします。さらに悪化すると、色素沈着などを起こす「うっ滞性皮膚炎」から、ひどい痛みを伴う「皮膚潰瘍」につながる可能性もあります。下肢静脈瘤は良性の疾患なので命に別状はありませんが、特にご高齢の患者さまの場合ですと不快感や外見上の悩みから「歩こう」という意欲を失い、寝たきりになってしまう可能性も想定して然るべきでしょう。より多くの人々に健康長寿を全うしていただくためにも、なるべく早い段階からエコー検査を受けていただきたいと思います。

―どのような人が発症しやすいのでしょうか。

特に発症しやすいのは、板前や美容師など長時間の立ち仕事により下肢静脈が重力の影響を受けやすい方、妊娠・出産を2回以上経験されている方、中高年の女性ですね。遺伝の影響も大きく、下肢静脈瘤が片方の親にあると40%、両親ともにあると90%の確率で発症するといわれています。

―治療法について簡単に聞かせてください。

症状によって治療法は異なります。静脈がこぶのように膨らむ「伏在型静脈瘤」の場合には、逆流を起こしている静脈にカテーテルを挿入し、高周波を当てて焼灼する「血管内カテーテル治療」を行います。また、「クモの巣状静脈瘤」「網目状静脈瘤」と呼ばれる中程度の症状の場合は、硬化剤を静脈に注入し、下肢静脈瘤そのものをつぶす「硬化療法」を行います。「血管内カテーテル治療」「硬化療法」ともに短時間で終わり、かつ、負担も少ないので日帰り治療が可能、治療後は歩いてお帰りいただけます。このほか、下肢静脈瘤の進行予防のために「医療用弾性ストッキング」の着用をおすすめするケースもありますね。

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下肢静脈瘤の治療に特化。QOLを改善し、健康長寿を後押しする

足の静脈瘤クリニック横浜院

場所
神奈川県横浜市西区北幸2丁目5−22 福井第2ビル 6階 MAP
電話
045-620-9860
診察領域
心臓血管外科
専門医
泌尿器科専門医
専門外来
下肢静脈瘤専門外来

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