街の頼れるドクターたちvol.23
私が医師を志したのは、ある出来事がきっかけでした。それは、親戚がガンによって他界したことです。身近な人の死を目の当たりにした私は、当初、他学部を目指していましたが、医学の道を志すことにしました。10代後半のタイミングで起きたあの出来事がなければ、きっと違う人生を歩んでいたと思います。これも何かの巡り合わせだったのでしょう。
医学部でさまざまな診療科について学び、最終的に外科を選びました。自らの手で患者さんの病気を治す外科医の仕事に魅力を感じたからです。大学病院で医師のキャリアをスタートさせ、外科専門医、消化器病専門医として広範囲な疾患に対する外科治療に23年間携わりました。
これまで幅広く疾患の治療を手がけ、総合病院で外科医として日々診療に携わってきましたが、50歳の節目を迎えて今後の医師人生を考えたときに、地域に根ざした専門性を追求したクリニックを開院し、一人でも多くの患者さんを治療したいという気持ちが強くなったことがきっかけです。
私自身が初期の静脈瘤を患っていること。また、受診先が分からず、適切な治療を長年受けられていない患者さんが多いこと。それが「下肢静脈瘤の外科治療」を専門とした外科クリニックを開業した理由です。加えて、これまでの治療経験を活かせる、「そけいヘルニア」と「痔」をはじめとした肛門疾患の診療ができる院内環境を整えました。ありがたいことにご縁に恵まれ、2019年7月に神戸の地で開院して今に至ります。
総合病院で勤務しているときは、非常に限られた時間の中での診療が多かったため、今は一人ひとりの診療にできるだけ時間を確保したいと思っています。患者さんと回復の喜びを共有し、治療を終えられた患者さんを笑顔で送り出せるクリニックでありたいですね。
神戸日帰り手術クリニック
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