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- ニコタマ大腸・肛門クリニック 東京都世田谷区用賀
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- 黒田 敏彦 院長
街の頼れるドクターたちvol.019 小児科
目次
私は歯科の開業医の長男として生まれ、将来は自分も歯科医師になるのだろうと思っていました。それとは異なる道を選んだのは、高校生の時に「医学部にしたらどうか」という両親からの提案があったからです。私には弟がいるため、一人は歯科以外の医師を目指したほうが良いと考えたのでしょう。実は小学生の頃から「スーパードクターK」という医療漫画が好きだったため、私にとって医師はヒーローのような存在。ヒーローになれるならそれも良い選択肢だと思い、医学部を目指すことにしました。
医学部でさまざまな勉強をしていくうちに、面白いと感じたのが小児科でした。「スーパードクターK」の影響で、入学当初は外科医か救命医になるつもりでしたが、ひとつの専門分野に特化するよりも、全身を診る診療科のほうが自身の性格に合っていると考えたことも、小児科を選んだ理由です。
幼い頃から開業医として働く父の姿を見ていましたし、妻も開業医の娘です。私たちにとって、開業はとても自然な選択でした。病児保育室の運営を希望していた妻は、妊娠中に保育士の資格を取得。約3年かけて、ようやく希望の物件を見つけ、2013年にスタートさせました。偶然にもビルのオーナーは「子供のためのビルにしたい」という想いをお持ちの方。良いご縁をいただいたと思っています。
泉ヶ丘院は、2016年に継承したクリニックです。もともとは、堺市で初めて病児保育室を始めたクリニックで、私たちも何度も通って勉強させていただきました。ところが、院長先生が体調を崩されて閉院の危機に直面したため、私たちが継承することになったのです。建物の外観や内装は新しくしましたが、先生の想いを受け継ぐために、「病児保育室ゆめぽけっと」の名前はそのまま残しています。
小児科の一般診療においては、概ね95パーセントが重大な病気ではありません。そこで、当院では保護者の方の“安心”に重きを置いた診療に努めています。必要な検査の実施と、客観的なデータに基づいた説明。そして、育児指導などを通じた保護者のケア。不要な薬は使わずに、しっかりとお話をすることで不安を取り除くようにしています。もちろん、残り5パーセントの可能性も意識して慎重に診察、難しい病気と判断したら早い段階で連携病院にお繋ぎしています。
一方、アレルギー治療は、悪化しないための予防が中心です。今は予防薬の進化で、症状をコントロールできるようになってきています。アレルギー性鼻炎は、“万病のもと”といわれる病気。はじめは鼻づまりでも、次々と多角的な症状が起こるため、できる限り早く解消してあげることが必要です。症状が重い場合には、5歳から受けられる舌下免疫療法をお勧めしています。
当院は「愛あふれる社会の実現」を理念に掲げています。ここでの愛とは、愛着形成のこと。親と子の間で起こるさまざまな問題は、親(主にママ)の不安に起因しているケースがほとんどのため、その不安を取り除くことが欠かせません。ママが笑顔で毎日を過ごせるようにサポートし、愛着形成を手助けする。医療の視点からの育児支援こそ、私の考える小児科診療です。
診察室には、電子カルテを入力する医療クラークがいます。街のクリニックではあまり見ない光景かもしれませんが、医師が保護者の方と少しでも長くお話をするための工夫です。またクリニック全体でお子さんと保護者を見守るために、医師とクルー(スタッフ)の連携を重視していますね。
当院のクルーはほとんどが女性で、お子さんのいる方も多数。みんなが笑顔で働き続けられる環境を作ることも、患者さんに対する気持ちと同じくらい大切にしています。
保護者のみなさんとは、気軽に相談していただける関係を築きたいと思っています。当院は門戸の広いクリニックです。一度うちに来たからといって、必ず通い続けなければいけないという考えもありません。ただ、来院していただいた時には、納得と安心をしっかりとお届けする。そんな想いで日々の診療を行っています。
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お尻と大腸のスペシャリストがスピーディに診断し、すぐに痛みと負担の少ない治療を提供します。
三吉博院長が20年以上積み重ねてきた信頼を基に、高度な検査と親しみやすい診療で地域に寄り添います。
大阪府堺市の小児科・発達外来。多職種で連携しながら「子どもファースト」の診療を実践していきます。