呼吸器疾患・生活習慣病の治療に、責任をもって継続的に関わる
咳や喘息から生活習慣病まで、豊富な診療経験を生かして全身の健康を支える地域のかかりつけ医です。
- 東二番丁診療所 宮城県仙台市青葉区
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- 笹森 寛 院長
街の頼れるドクターたちvol.185 呼吸器内科
目次
私の父が内科医で、背中を見て育ちました。その影響もあるのか、自分で「内科に進もう」と決めたというより、ご縁があって内科を選んでいたというのが正直なところです。
大学卒業後は東北大学医学部附属病院(現:東北大学病院)の第一内科に入り、呼吸器や循環器を含めた幅広い内科診療を経験しました。その後は青森県の基幹病院や国立病院機構仙台医療センターなどで診療を続け、救急や重症例も数多く担当。呼吸器疾患の患者様は、高血圧や糖尿病といった生活習慣病を併せ持つ方も多く、全身を診ることの大切さを痛感しましたね。その後は仙台市内で複数のクリニックの院長を務め、地域のかかりつけ医として責任を持って長期的に患者様と関わる姿勢を学びました。こうした積み重ねが、今の診療の土台になっています。
2022年に、長く地域で親しまれてきた東二番丁診療所を前院長の佐々木司先生から引き継ぎました。研修医時代からお世話になってきた先生ですから、お話を伺った時は身が引き締まりましたね。それまでクリニックの院長を務めた経験はありましたが、「自分の場所」として診療を行うのはまた違う責任があります。患者様一人ひとりと長く向き合うためには、診療だけでなく経営のことまで含めて考えなければいけませんし、「地域の健康を支える場を守りたい」という意識が一層強くなりました。
医師になって30年以上、呼吸器疾患・循環器疾患を中心に内科診療に携わってきました。喘息や咳喘息などに対応できる検査機器を備え、息苦しさや長引く咳といった症状でお困りの方に、より専門的な検査や治療を受けていただくことができます。また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病にも幅広く対応が可能です。それぞれ長く付き合っていく必要のある病気だからこそ、続けやすい治療を大切にしています。
できるだけ診察の時間をとり、患者様のお話を丁寧に伺うようにしています。喘息などの呼吸器疾患は症状が落ち着いても治療を続けることが大切なのですが、「もう大丈夫だろう」と通院をやめてしまう方も少なくありません。特に若い方は、症状が軽いと日常生活にも支障を感じにくいため、自己判断で治療を中断してしまいがちです。しかし一度悪化してしまうと回復に時間がかかり、命に関わることもありえます。私自身もこれまで喘息で命を落とす患者様を診てきましたので、「なぜ治療を続ける必要があるのか」を必ず説明し、安心して通院できるよう無理のない治療を一緒になって考えています。
呼吸器内科を専門としていますので、喘息や咳喘息で来られる方が多いです。最近はインターネットで「呼吸器専門医」と検索して、少し遠くから受診される方も増えていますね。
また内科でもありますから、高血圧や糖尿病などの生活習慣病で長く通院している方も多くいらっしゃいます。これらの病気も呼吸器疾患と同じく、定期的に診察を受けることが欠かせません。だからこそ、地域の方や近隣で働く方にとって「専門的な治療を受けられて、身近な不調も相談できるクリニック」でありたいと考えています。
私は医師として長年、呼吸器や循環器を中心にしつつ全身を診る内科診療を続けてきました。当院で主に扱うのは、どれも長く付き合っていく必要のある病気です。一時的な治療で終わらせず、患者様の生活に寄り添い継続して支えられればと思います。
また当院は仙台駅近くのオフィスビルにあるので、規制のため大きな看板を掲出できません。少し入りづらく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、院内は落ち着いた空間が広がり温かい雰囲気でお迎えしますので、安心してご相談いただけるでしょう。これからも呼吸器のスペシャリストとしての経験を活かしつつ、身近なかかりつけ医として地域の健康を支えるという役割を果たしていきたいと考えています。体調に不安を感じたときは、お気軽に受診してください。
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咳や喘息から生活習慣病まで、豊富な診療経験を生かして全身の健康を支える地域のかかりつけ医です。
仙台市の中心で、乳幼児から高齢者まで幅広く診療。専門性と利便性を兼ね備えた地域の眼科クリニックです。
身体への負担とリスクを抑え、日帰りで椎間板を修復する腰痛治療「セルゲル法」を提供しています。