内科と精神科の知見を活かし、
心と体の両面から
毎日をサポート
心と体の両面から
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体の不調と心の不調は互いに影響するものです。様々な専門知識を生かし、幅広い視点から診療を提供します。
- 札幌こころとからだのクリニック 北海道札幌市北区
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- 柏木 理絵 院長
街の頼れるドクターたちvol.174 精神科
目次
阪神尼崎駅前の心療内科・精神科クリニックです。2024年5月に前理事長の新井先生から私が引き継ぎ、地域の訪問看護ステーションやリワーク施設等としっかりと連携しながら患者さまの支援に取り組んでいます。尼崎市内及びその周辺の西宮市や伊丹市、大阪市の方を中心に、20代から90代まで非常に幅広い年代の患者さまにお越しいただいています。疾患の傾向としては、うつ病や統合失調症、認知症がメインですが、近年は大人の発達障害や職場のストレスで生きづらさを抱える患者さまも増えてきている印象です。
患者さま一人ひとりに寄り添い、丁寧に診察することです。心療内科・精神科を受診することに対して抵抗を感じる方は少なくありませんし、特に初診であれば、不安や緊張を抱えて来院される患者さまも多いでしょう。そのため初診では最低でも30分は時間を取って、お話をじっくりと伺うようにしています。
また、診察時に観察できる症状のみに着目して診断を下す(操作的診断法)だけでなく、そこに至る道のりや背景にも十分に目を向けるよう心がけています。そのためにも、患者さまの思いをしっかりと受け止めることが大切だと思っています。
はい、通院が難しくなったご高齢の患者さまのご自宅に伺って、診療を行っています。ご自宅を訪問すると、食事や部屋の様子など、診察室では分からない患者さまの日常生活が垣間見えるものです。普段の診察ではなかなか話題に上ってこないような困りごとを含め、訪問先で得られた気づきや情報を、診断・治療にしっかりと活かすようにしています。
今後も地域の事業者、施設の皆さまと緊密に連携しながら、患者さま一人ひとりにきめ細かなサポートを続けていきたいと考えています。目下の課題は、初診の待ち時間の短縮です。診察までに1か月以上お待ちいただいているケースもあり、しんどい思いをされている方にすぐ対応できないことを非常に歯痒く感じています。スタッフや診療体制の拡充を含め、診療の質や密度を保ちながら、治療を必要とされる方に少しでも早く手を差し伸べられるようにしたいですね。
小学生の頃に叔父がくも膜下出血で倒れ、30代という若さで亡くなったのがきっかけです。当時の担当医が、息子を亡くして深い悲しみに沈む祖母をはじめ、家族全員に寄り添ってケアしてくれたことに心を打たれ、「自分も医者になりたい」と思いました。
精神科を選んだ理由は、臨床実習等を通して「目に見えないこころの苦しみ」や「得体の知れない不安」に圧倒されている患者さまを支えたいと考えたことが大きいですね。精神疾患を抱えている患者さまの人生は、言うなればぬかるみや砂浜のような足元の悪い場所を、人の何倍ものエネルギーを使って一歩一歩進んでおられるイメージです。そんな患者さまの杖のような存在として、一緒に歩み、支える医師になりたいと思っています。
長年にわたって「暗いトンネル」の中を歩き続けてきた患者さまが、一筋の光を見出すことができた。そのような瞬間に立ち会えるのは、精神科医の醍醐味だと思います。しかし精神疾患の中には、完全に治すのが難しいものも少なくありません。病気とうまく付き合いながら、少しでも楽に過ごせるようにすることも大切なのです。例えば、患者さまの表情がふっと和らいだとき。これまでネガティブなことしか考えられなかった方が、生活の中にちょっとした喜びを見つけられたとき。「少しずつ良くなってきた気がします」といった言葉を掛けていただけたときなどに、大きなやりがいを感じています。
身体の病気と同様、精神疾患も早期発見・早期治療が大切です。悩みを長く抱え込むことで、回復に必要な時間、薬の量も増えていってしまいます。どんなに些細なことでも構いません。我慢せず、無理せず、お気軽にご相談いただければと思います。
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体の不調と心の不調は互いに影響するものです。様々な専門知識を生かし、幅広い視点から診療を提供します。
手厚いケアを提供する「産婦人科病院」。患者様の笑顔のために最善を尽くすスタッフがお待ちしています。
ストレスの多い現代社会。地域の施設・機関とも連携しつつ、患者さまのつらい気持ちを受け止めます。