呼吸器疾患・生活習慣病の治療に、責任をもって継続的に関わる
咳や喘息から生活習慣病まで、豊富な診療経験を生かして全身の健康を支える地域のかかりつけ医です。
- 東二番丁診療所 宮城県仙台市青葉区
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- 笹森 寛 院長
街の頼れるドクターたちvol.184 眼科
目次
もともとこの場所には、「さど眼科」というクリニックがありました。院長の佐渡一成先生は、私にとって眼科医としての大先輩でありつつ、大学時代の部活、ラグビーを通じても先輩・後輩関係というご縁があったのです。佐渡先生が故郷の釜石市で開業することになったので、「仙台市のクリニックを継承しないか」というお話をくださいました。私は当時いわき市の基幹病院に勤務していたのですが、出身は仙台市であり、いつか地元の医療に貢献したいという思いがありました。双方のタイミングが合い、挑戦してみようという気持ちになったので、2020年に「ひでゆき眼科クリニック」の開業に至ったのです。
東京で大学を卒業した後は、おもに宮城県内の総合病院に勤務していたのですが、太平洋沿岸部での診療経験は印象深いですね。東日本大震災の後だったので医師も病院も不足しており、あらゆる病気を診なければなりませんでした。患者様を他県の病院に紹介するケースもありましたが、遠方に行ける方ばかりではないので、ひとつの医療機関で治療を完結、維持する必要にもたびたび迫られたものです。そのような厳しい環境により、医師として鍛えられたと感じています。
また開業直前に住んでいたいわき市は当時、東北の中で仙台市に次ぐ人口の多い都市だったにもかかわらず、眼科のある総合病院が少ないという状況にありました。重症の患者様が私の勤める病院に集中し、手術も多くて非常に忙しく、たくさんの経験を積ませていただくことにつながりましたね。
当院が位置するクリスロード商店街は、「仙台七夕まつり」の会場にもなる仙台市の中心地であり、オフィスビルに囲まれ、地下鉄駅からも徒歩数分と交通の便のよいところです。仕事や学校が終わってからでも来られるよう、平日は19時まで、土曜日も17時まで診療しています。
年齢を問わず幅広い疾患を診ることができるのも特徴で、0歳から100歳まで、お子様の近視にも高齢者の眼底疾患にも対応しています。佐渡先生の時代からの診療内容を多く引き継いでおり、長年にわたって通い続けてくださる患者様もいらっしゃいます。
私が特に専門としているのは、緑内障の治療です。SLTというレーザー治療を導入しており、目薬が体質に合わない、使う目薬の種類が多くて管理できないという患者様の、負担を軽減する効果が期待できます。そのほかにも後発白内障の治療に用いるYAGレーザー、糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などの眼底疾患を治療するレーザーを備えています。
また、日本眼科学会眼科専門医の資格を有し、日本視野画像学会、日本コンタクトレンズ学会、日本眼感染症学会にも所属しており、診療の傍ら学会発表も行うなど、日々研鑽に努めています。
当院では、オーダーメイドのハードコンタクトレンズの処方も行っています。乱視が強い方や、目の形状が変わる円錐角膜という疾患の方は、眼鏡やソフトコンタクトレンズでは十分な矯正視力が出ないことがあります。そのようなケースでも、ハードコンタクトレンズだと対応できる可能性があるのです。
アレルギー治療にも力を入れており、指先採血で原因物質を簡単に調べられる「ドロップスクリーン」という機器を導入しています。花粉症の治療では、目薬や飲み薬のほか、より強力な効果が得られる注射治療も提案することができます。
スポーツ眼科も当院の特徴のひとつですね。競技に適した眼鏡・コンタクトレンズの処方や、部活動中のケガなどにも対応しています。眼外傷の治療にはマニュアルがなく、医師の経験によるところが大きいのですが、総合病院で多くの急患を診療してきた経歴が活きているのではないでしょうか。
当院は専門性を重視しつつ、日々の不調にも対応できる地域の眼科クリニックとしての役割も大切にしています。手術も内眼手術以外であれば幅広く対応しており、小回りがきく柔軟な診療スタイルが強みです。診察のスケジュールにも余裕をもたせ、定期通院の方はもちろん、急患にも対応が可能です。
インターネットで眼疾患を調べると怖い情報もたくさん出てきますが、実際に検査を受けて正しい知識を得ることが大切です。小さなことでも、ぜひ相談していただきたいですね。
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咳や喘息から生活習慣病まで、豊富な診療経験を生かして全身の健康を支える地域のかかりつけ医です。
仙台市の中心で、乳幼児から高齢者まで幅広く診療。専門性と利便性を兼ね備えた地域の眼科クリニックです。
身体への負担とリスクを抑え、日帰りで椎間板を修復する腰痛治療「セルゲル法」を提供しています。