四谷整形外科リハビリテーションクリニック 幸島 雄太 院長 | ドクターズインタビュー

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本格的な
リハビリテーション・
運動療法を、四谷三丁目で実践

街の頼れるドクターたちvol.170 整形外科

四谷整形外科リハビリテーションクリニック
  • 幸島 雄太 院長
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「こんなところにクリニックが?」と少し驚くような場所にある「四谷整形外科リハビリテーションクリニック」。東京メトロ四谷三丁目駅を出て外苑東通りを南へ歩くと、ほどなくして「新宿医療専門学校」の校門が見えてくる。その地下1階に位置する同院に足を踏み入れると、本格的なリハビリテーション室が広がり、専門性の高いスタッフが連携しつつ、一人ひとりに合わせたリハビリテーションを提供している。同院の特徴や運動療法の内容、整形外科医を志した理由、診療で大事にしているポイント等について、幸島雄太院長にお話を伺った。(取材日 2025年5月16日)

約70平米のリハビリテーション室。運動療法で身体をあるべき状態へ導く

― 貴院の特徴を教えてください。

一番の特徴は、東京都心部では数少ない、本格的なリハビリテーションが提供できる体制を整えている点です。約70平米の広々としたリハビリテーション室を完備するとともに、常勤の理学療法士が3名在籍。とりわけ「運動療法」を中心としたアプローチに力を入れており、患者様おひとりおひとりに合わせたきめ細かなプログラムを提供しています。四谷三丁目周辺の整形外科クリニックの数は減少傾向にあり、本格的なリハビリテーションに対応できる施設も限られているのが現状です。こうした背景もあって、周辺地域にお住まいの患者様のお役に立てているのではないかと自負しています。
また当院の立地が、専門学校の校舎内だというのもユニークなところでしょう。週1度くらいのペースで専門学校の学生さんが実習・見学にいらっしゃいますが、なかには卒業後に周辺の鍼灸院や接骨院で活躍される方も少なくありません。そのようなネットワークを活かして、鍼灸や電気治療が必要な患者様をスムーズにご紹介できる体制を構築しているのも、当院の特徴の一つといえます。

― 患者様の傾向や、運動療法のポイントについて聞かせてください。

近隣にお住まいの、ご高齢の患者様が多くいらっしゃいますが、周辺でお仕事をされている40〜50代の患者様も増えてきています。疾患やケガによる腰、ひざ、肩といった部位の痛みに悩む患者様はもちろん、骨折後や手術後に機能回復を目指すためのリハビリテーション等にも幅広く対応しています。
運動療法は、ストレッチや筋力トレーニング、バランス訓練等を通じて身体を動かすことにより、関節可動域の改善や筋力の維持・向上、姿勢の改善等を図り、身体の機能回復や痛みの軽減を目指すリハビリテーションです。身体の状態や姿勢の乱れ、使い方の癖などを見極めたうえで運動プログラムを作成し、おひとりおひとりの身体を“本来あるべき状態”に近づけていきます。
なお骨折後や手術後に痛みを気にして動かさないでいると、関節が固まったり筋力が落ちたりしてしまうので、早期のリハビリテーションが重要です。状態に応じて無理のない範囲から運動を開始し、段階的に機能回復を図っていきます。

患者様の声に耳を傾け多くの情報を引き出し、的確な診断と治療につなげる

― 先生が医師を目指したきっかけはなんでしょうか?

子どもの頃からサッカーをやっていたのですが、中学生の頃に股関節を痛めてしまい、強度の高いプレーができなくなってしまったのです。こうした経験に加え、祖父が医師だったこともあって「自分もケガや痛みに悩んでいる人々をサポートしていきたい」という思いが強くなり、整形外科医を志すことになりました。

― 診療において、大切にしていることはありますか?

「患者様の声にしっかり耳を傾けること」「患者様が話しやすい雰囲気をつくること」です。整形外科で対応するケガや疾患の中には、見た目や検査画像だけでは診断が難しいものもあります。例えば、レントゲン画像上では骨折が治っていることを確認できるのに、患者様が「まだ痛みがある」「違和感がある」と訴えるケース。あるいは、治療を進め患者様のお話を何度も伺っていくうちに、慢性的な症状の原因がようやく見えてくるというケース。そのようなことも多々ありますので、時間の許す限り患者様との会話を重ね、できるだけ多くの情報を引き出すことが大切になってきます。
また、理学療法士や看護師などのスタッフとも密に連携し、「今日はこんな様子だった」「こんなお話をされていた」などの情報を共有するように心がけています。

― 受診を検討している患者様にメッセージをお願いします。

腰痛や肩こりなどの慢性的な症状を抱えながらも、「病院に行くほどではない」と我慢されている方は大勢いらっしゃると思います。しかし整形外科の症状は、放置するほど治療に時間がかかるものですし、痛みを我慢しているうちに筋力低下や関節可動域の制限が進み、日常生活に大きな支障が出ることも少なくありません。「これくらいのことで受診してもいいのかな?」と迷うようなレベルの痛み、ちょっとした違和感に関するご相談も大歓迎ですので、どうぞお気軽にご来院ください。

本格的なリハビリテーション・運動療法を、四谷三丁目で実践

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住所
東京都新宿区左門町5番地 新宿医療専門学校地下1階
電話番号
03-3352-5091
最寄駅
四谷三丁目駅、信濃町駅、四ツ谷駅
アクセス
東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅1番出口より徒歩2分(四谷警察署の向かい)
JR 信濃町駅より徒歩8分
JR 四ツ谷駅より徒歩12分
診察領域
整形外科、リハビリテーション科
専門外来
腰痛外来、スポーツクリニック・スポーツ整形外科外来、骨粗鬆症専門外来、膝関節外来