東岡崎美容クリニック　柴田 祐梨英 院長　柴田 滉平 副院長 | ドクターズインタビュー

悩みの根本的な原因に着目。肌を育てる視点で、豊富な選択肢から治療を提案

― 「カスタマイズ治療」について教えてください。

当院で提案している「カスタマイズ治療」とは、患者様それぞれの肌質や生活スタイル、悩みの背景を丁寧に把握したうえで、複数の施術を適切に組み合わせていく治療法です。例えばシミを治したいという患者様がいらしたとして、ピコスポットを1回照射すれば終わりというケースもあれば、ピコトーニングを数か月継続していく必要があるケースもありますし、肌のターンオーバーを促すケミカルピーリングやエレクトロポレーションを行ったり、肌の赤みや炎症を抑えるビタミンC製剤やトラネキサム酸を内服薬として処方したりすることもあります。
大切なのは、見た目や症状だけで治療方法を決めるのではなく、「なぜ肌にその状況が起きているのか」という、根本的な原因に着目することです。単にそれぞれの施術を提供することにとどまらず、“肌を育てる”という視点で、私たちは日々の治療にあたっています。

― カスタマイズ治療の魅力を教えてください。

「豊富な選択肢から治療を選べる」ことだと考えています。シミ治療を例にあげれば、ピコスポットで一点集中を狙うのか、全体の肌質改善を優先してピコトーニングを継続するのか、ご納得のいく選び方は人それぞれです。私たちは医師として患者様に適した選択肢をきめ細かく提案しますが、最終的な決定は患者様に委ねています。
また、「1回で終わらせたい」というニーズには高出力の治療を、「無理なく継続したい」という方には肌にやさしい施術を、という柔軟な対応も可能です。中には、ヴェルベットスキンのように即効性と美肌効果を両立できる治療を1回だけ試して、継続については治療後に検討するという方もいらっしゃいます。

― 治療を提案する際に、気を付けているポイントはありますか？

診察では、まずダウンタイムでの要望やご予算、生活習慣などについても詳しくお聞きします。たとえば「家族に知られたくない」という方には、数ある施術のなかでも赤みが出にくいものや即時性の高いものを中心に提案することも可能です。
また診察以外の場面でも、施術中の会話などから看護師が得た患者様の変化や不安をスタッフで共有し、治療開始後に計画を見直すことも少なくありません。スタッフ全員が同じ方向を向いてサポートすることで、より安心感のある柔軟な対応ができていると自負しています。

確かな変化が実感できるよう、美容医療を「日常の延長線上」にある存在に

― 常に医師二名体制で診療をされているそうですね。

当院では院長・副院長が、それぞれの得意分野を活かして施術を行っています。柴田滉平副院長は、これまで大手美容外科で脂肪吸引を専門に担当してきた経験があり、顔まわりから二の腕、腹部、太ももまで、全身の脂肪吸引に対応可能です。単に脂肪を除去するだけでなく、ボディラインのバランスや皮膚の質感まで考慮したデザイン力と、解剖学に基づいた手技を強みとしています。
一方の柴田祐梨英院長は、婦人科形成や目元の形成施術など、繊細な技術と丁寧なカウンセリングを要する診療を数多く手がけてきました。女性医師だから話しやすいという声も多いです。
二人の医師がそれぞれの専門性を活かしつつ、お互いに相談し合えるからこそ、幅広い悩みに柔軟かつ的確に対応できる、それが当院の強みです。

― クリニックの特徴を教えてください。

美容クリニックが初めてという方にも安心して通っていただけるよう、当院ではアットホームで丁寧な対応を大切にしています。毎日の朝礼で「患者様第一」の姿勢を確認するなど、言葉遣いや接遇にも気を配り、スタッフ同士の連携も良好です。
また施術機器や薬剤は、すべて医学的根拠のある信頼性の高いものを採用しています。美白やトーンアップで人気のピコトーニング、毛穴や肌質改善に有効なヴェルベットスキン、皮脂や角質を整えるケミカルピーリング、年齢サインへの即効性が高いヒアルロン酸注入など、幅広い選択肢の中から提案いたします。
私たちが目指すのは、美容医療を「特別なもの」ではなく「日常の延長線上」として気軽に取り入れられる存在にすること。一人でも多くの方に、自分らしい輝きという変化を感じていただけるよう、地域の“かかりつけ美容クリニック”として丁寧な診療を続けてまいります。