時間をかけて
「患者様が自走できること」を
目指す精神医療
「患者様が自走できること」を
目指す精神医療
産業医・精神科医の経験を活かし、その場しのぎに終わらない治療で現役世代のストレスに寄り添います。
- 五反田ストレスケアクリニック 東京都品川区東五反田
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- 片山 渚 院長
街の頼れるドクターたちvol.194 精神科
目次
自分の理想とする治療を患者様に提供したい、そう考えたことがきっかけでした。精神科医として私が目指してきたのは、「患者様が自走できる」ようにサポートすることです。「薬を飲んで一時的によくなっても、薬をやめたとたんに元通り」では治療といえないのではないか、そのような疑問をずっと抱いてきました。薬は治療の補助であり、さらにいえば精神科医もサポート役でしかありません。治療における主体は、あくまで患者様自身なのです。だからこそ、じっくりと時間をかけて対話しながら患者様を知り、その場しのぎに終わらない治療方法を患者様とともに考える。そして患者様自身の力でこれからの人生を進んでいけるよう、伴走者として支えていく。その理想を実現するために、開業を決意しました。
五反田周辺はスタートアップ企業のメッカであり、多忙を極めるビジネスパーソンがたくさんいらっしゃいます。みなさん、仕事から受けるストレスもさぞかし大きいことでしょう。私は精神科医とともに産業医の経験もあることから、そうした方々の役に立つことができればと思い、この場所を選びました。
また、駅から少し離れた立地にも理由があります。精神科というと、どうしても「人に見られたくない、知られたくない」という心理が働きがちです。そうした患者様の気持ちに配慮して、あえて駅近は避けました。さらにここは医療モールであり、皮膚科や内科と同居していますので、ビルに入った人がどのクリニックを受診するのか外からはわかりません。受診への心理的な障壁は、かなり低減されるのではないでしょうか。当院の名称を「メンタルクリニック」ではなく「ストレスケアクリニック」としたのも、同様の理由によるものです。
やはり、院長である私が「精神科医であり産業医でもある」ということではないでしょうか。企業の従業員が仕事上のストレスで健康を害してしまった場合、本人の回復はもちろん、企業側の事情も鑑みながら治療方針や復職への道筋を探っていく必要があります。そのような立ち回りができるのは、当院ならではの特徴であり強みです。実際、患者様とその上司が一緒に来院されるケースも少なくありません。
まず、患者様の置かれている状況をしっかりと理解することです。そのためには時間をかけた対話が重要であり、初診の場合では概ね30分ほどお話を伺っていますね。その人がどのような環境で育ってきたのか、どのような考え方をお持ちなのか、現在どのような状況で、どのような問題を抱えているのか。それらをきちんと抽出しなければ、オーダーメイドの治療を行うことができません。丁寧にくみ取った情報をもとに治療方法を模索した結果、これまで飲んでいた薬が不要になった患者様もおられます。
ポッドキャストに関しては、動画を通じて私の人となりを知っていただけるよう始めました。精神科において、医師と患者様の相性はとても大切ですからね。
また、ホームページでコラムを連載したのは「患者様が自分で情報を得られる場をつくりたい」と考えたことがきっかけです。患者様が自力で病と向き合うためには、ぜひ脳の仕組みなどを知っていただきたいのですが、診察でお伝えできる情報量には限りがあります。そこで、エビデンスに基づく確かな情報をいつでも得られるようにしておけたらと。さらに言えば、「コラムを読んだら悩みや不調がなくなってしまいました」という方がいてくれてもいいと思っています。
真面目で仕事熱心な人ほど「この程度で受診なんかできない」と我慢してしまいがちです。また、現役で仕事を頑張っている世代には、「脳や心はコントロールできる」という自負もあるでしょう。あるいは「みんな頑張っているのだから、自分だけ弱音は吐けない」といった焦りが、受診を思いとどまらせているかもしれません。しかし、まだまだ頑張れると思っていても、実は今すぐ治療が必要だという場合もあるのです。
体と同じように、メンタルの不調も早期発見・早期治療が肝心です。まずは、お悩みだけでも聞かせてください。無理に薬を勧めることはありません。一度だけの来院で終わっても、決して無駄にはならないはずです。
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産業医・精神科医の経験を活かし、その場しのぎに終わらない治療で現役世代のストレスに寄り添います。
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