江戸川橋菊地歯科医院 菊地 正浩 院長 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.078

歯科

マイクロスコープを駆使した、正確かつ緻密な根管治療の実践
マイクロスコープを駆使した、正確かつ緻密な根管治療の実践
江戸川橋菊地歯科医院
  • 菊地 正浩 院長
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東京メトロ「江戸川橋駅」から徒歩1分に位置する「江戸川橋菊地歯科医院」。同クリニック院長の菊地正浩先生は、大学卒業後にマイクロスコープや歯科用CT、ラバーダムを駆使する“米国式根管治療”に出会い、顕微鏡診療及び根管治療専門クリニックに勤務しながら数多くの勉強会に参加。正確かつ緻密な診断・治療を実践するための技術、判断力に磨きを掛けてきた。インタビューでは、マイクロスコープや歯科用CT、ラバーダムを使った根管治療の特徴のほか、患者に安心・納得して治療に臨んでもらうための工夫について伺った。(取材日 2022年6月22日)

保険診療・自由診療にかかわらず、9割超の治療でマイクロスコープを活用

― 根管治療とはどのような治療法なのでしょうか。

根管治療は、虫歯が進行し、歯の根(根管)にある神経(歯髄)にまで細菌感染が及んでしまったときに行う治療です。歯髄が細菌に感染すると炎症が起きて、強い痛みや腫れを伴いますし、早期に治療を施さないと抜歯が必要になるケースもあります。そこで、“ファイル”という器具を使って、細菌に感染した歯髄やボロボロになった象牙質を取り除いたり、過去の治療の過程で詰めた充填材をきれいに取り除いたりしながら殺菌し、清潔な状態にした上で、被せ物で密閉します。これによって炎症による痛みや腫れを抑え、かつ、患者様の歯を抜かずに保存するというのが、根管治療の基本です。

― 貴クリニックの根管治療では「マイクロスコープ」を積極的に活用されていると伺いました。

根管は直径1ミリメートルにも満たない、非常に狭い空間です。しかも、その内部は暗く、蜘蛛の巣のように入り組んだ形態をしています。そのため、目視はもとよりルーペを使っても、細菌に感染した歯髄を完全に取り除くのは至難の業なのです。この点、マイクロスコープを使えば、根管の内部を20~30倍に拡大して見ることができます。また、マイクロスコープの先端には強力なLEDライトが搭載されていますので、暗い部分も手に取るように把握することができます。目視やルーペを使った治療とは比べものにならないほど正確な診断・治療が可能になるのですね。当院では保険診療・自由診療にかかわらず、全体の9割超の治療でマイクロスコープを活用しています。

― マイクロスコープとともに「歯科用CT」や「ラバーダム」も活用されています。

「歯科用CT」は根管の長さや神経の通り道など、歯の根の形態を三次元的に確認するための機械。「ラバーダム」は、治療する歯だけを露出することのできるゴム製の防水シートで、唾液に含まれる細菌の混入を防ぎ、再発のリスクをできるだけ抑えるために活用しています。これらを活用した根管治療は、米国ペンシルバニア大学を中心に発展を遂げ、日本でも15年ほど前から少しずつ普及してきました。特にこの4、5年は、歯科医の専門的なニーズを反映した製品が数多く登場し、市場の拡大によってマイクロスコープの価格もかなり下がってきています。手先の器用さは不可欠ですが、再発リスクを徹底的に抑えながら、精度の高い治療を行う環境が整ってきているのは間違いありません。

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マイクロスコープを駆使した、正確かつ緻密な根管治療の実践

江戸川橋菊地歯科医院

場所
東京都文京区関口1-48-9関口RAビル1F MAP
電話
03-6280-7250
診察領域
歯科、矯正歯科、歯周病科、小児歯科、歯科口腔外科、ホワイトニング

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