山口歯科医院 山口 文誉 院長 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.061

歯科

進化する歯周病治療。リスクファクターの把握と再生療法
進化する歯周病治療。リスクファクターの把握と再生療法
山口歯科医院
  • 山口 文誉 院長
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診査・診断をもとにオーダーメイドの治療を実践。カギはメインテナンスにあり

― 歯周病治療の具体的なプロセスについて聞かせてください。

最も重要なのは診査・診断のプロセスです。歯周ポケット検査のほか、レントゲンや口腔内写真、場合によってはCT検査を行なって精密に診査します。その上で、患者様へのヒアリングを通してリスクファクターを把握します。遺伝的な要素もリスクファクターの一つですので、ご家族の歯周病の状態についても必ずお伺いします。その後、ステージやグレードに合わせ、オーダーメイドの治療を行っていきます。
歯周病治療の主役は歯科衛生士です。まずはプラークを徹底的に取り除くとともに、歯磨きの改善を促して、治療の反応を見ていきます。中等度〜重度のケースを含めて、多くの患者様は歯科衛生士による非外科的な治療によって良好な反応を示しますが、重度の歯周炎の方やリスクファクターを数多く保持している方は、治療の反応がなかなか得られないケースが少なくありません。ここからはドクターの出番で、私の専門である「歯周組織再生療法」などの外科的な治療を行っていきます。

― 歯周組織再生療法とはどのような治療法でしょうか。

歯周病によって欠損した歯槽骨を再生する手術です。順を追って説明すると、歯肉を切開して内部の汚れを取り、再生材料を塗布した上で、歯槽骨が欠損した箇所に血餅(血液のかたまり)がきちんとできるようにして、歯肉で再びフタをします。この血餅から新しい歯槽骨がつくられるのです。口腔内という多くの細菌が常在する環境下での再生治療は至難の業でしたが、21世紀に入ってマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)が普及したことで状況が一変し、トレーニングを積んで一定の操作技術を習得すれば実施できるようになりました。

― インプラントの歯周病もあると伺いました。

「インプラント周囲炎」と呼ばれる疾患ですね。インプラントそのものは金属ですから虫歯にはなりませんが、歯槽骨が溶けてインプラントのグラつきや脱落をまねく可能性があります。リスクが高いのは、やはり歯周病の既往歴がある患者様です。ですから、インプラント治療を行う前に歯周病を徹底的に治療しておく、そして治療後も徹底したメインテナンスを行っていく、この2点が非常に重要です。我々歯周病専門医は、「インプラント周囲炎」のリスクを限りなく抑え、長期的に安全なインプラント治療を提供する専門医でもあります。

ドクターからのメッセージ山口 文誉 院長

歯周病治療は“治療が終わってからがむしろスタート”で、非常に長いお付き合いになります。大切なのは、定期的な検査やメインテナンスを通して、リスクファクターを粘り強く取り除いていくことです。私どものモットーは「できるかぎり歯を残すこと」。“伴走者”として患者様に寄り添い、責任を持って治療に携わっていきます。ぜひお気軽にご相談ください。

進化する歯周病治療。リスクファクターの把握と再生療法
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進化する歯周病治療。リスクファクターの把握と再生療法

山口歯科医院

場所
神奈川県横浜市中区本町3丁目24−2 ニュー本町ビル 1F MAP
電話
045-349-2180
診察領域
歯科、矯正歯科、歯科口腔外科
専門医
歯周病専門医

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