いのまたクリニック 猪又 雅彦 院長 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.055

呼吸器内科

持続陽圧呼吸療法(CPAP)による睡眠時無呼吸症候群の治療
持続陽圧呼吸療法(CPAP)による睡眠時無呼吸症候群の治療
いのまたクリニック
  • 猪又 雅彦 院長
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生活習慣の改善と適切な体重の維持をサポート。重症の場合はCPAPを提案

― 睡眠時無呼吸症候群の検査方法を教えてください。

問診では、体重増減、生活習慣などをお聞きします。普段の睡眠状態を知るため、睡眠スケジュール帳も記入していただきます。
検査では、簡易検査で睡眠時間と睡眠中の呼吸を調べます。血液中酸素飽和度と鼻の気流と体の向きを調べる検査機器を当院からお貸ししますので、就寝前に装着していただきます。検査が終了したら機器をお返しいただきます。検査結果は、機器返却後1週間程度でお伝えします。
検査機器に空きがない場合や通院が難しい患者さんには、民間の検査会社からの検査機器レンタルもあります。ご自宅に検査機器が届いたら検査を実施、終了後は患者さんご自身で機器を返送していただきますので、検査結果がわかるのは2〜3週間後です。
中等症・重症と診断した方や、より詳細に調べる必要のある方には、一泊での精密検査(PSG検査:睡眠ポリソムノグラフィ)を実施可能な医療機関をご紹介します。

― 睡眠時無呼吸症候群の治療方法、特にCPAPについて教えてください。

体重増加が原因の睡眠時無呼吸症候群なら、生活習慣の見直しと適切な体重を目指していただきます。当院は生活習慣病の治療・指導も行っていますので、必要な治療やアドバイスをいたします。軽症〜中等症の患者さんには、歯科医院で作製するマウスピースを使った治療をご提案します。
重症の方には、持続陽圧呼吸療法(CPAP)をご提案します。これは、専用の機械に接続した鼻を覆うマスクで鼻から圧をかけ続けて、気道を広げる方法です。常に圧迫される感触に最初は戸惑う方もいますが、慣れれば気にならない方が多いです。どうしても慣れない方や、鼻中隔の構造が原因で鼻のマスクが合わない方には、鼻と口を覆うマスクとの交換も可能です。

― 治療はどのくらい続けるのでしょうか。

睡眠時無呼吸症候群を治す方法は、今のところありません。睡眠時無呼吸症候群の重症度に合わせた治療方法をご提案して、症状改善を目指します。軟口蓋や扁桃腺が大きければ手術もありますが、実際に手術する方は少ない印象です。CPAPは、睡眠不足の緩和を実感すると継続する方が多いです。

― 睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方が減るといいですね。

睡眠時無呼吸症候群は有名ではないため、ただの不調と考えて放置する方が多いです。睡眠時間は十分なはずなのに眠くて仕方ないなら、「これはあやしいかも?」と考えて、医療機関を受診しましょう。
大切な方が大きないびきをかいたり呼吸が止まったりするなら、本人に伝えて医療機関を受診するよう促してください。万が一のことを考えた行動が、ご自身や大切な方の健康を守ることにつながるのです。

ドクターからのメッセージ猪又 雅彦 院長

実は私自身も睡眠時無呼吸症候群と診断され、実際に治療を受けた経験があります。ですから、患者さんが常に感じている寝不足や疲れがとれない辛さは理解しているつもりです。病気のことや治療方法について気になることは、遠慮なくご相談ください。

持続陽圧呼吸療法(CPAP)による睡眠時無呼吸症候群の治療
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いのまたクリニック

場所
愛知県名古屋市千種区四谷通1−13 ノア四ツ谷 1F MAP
電話
052-734-8788
診察領域
内科、循環器内科、小児科、予防接種
専門外来
禁煙外来、睡眠時無呼吸症候群専門外来、循環器疾患専門外来、高血圧専門外来、生活習慣病専門外来

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