ブレインクリニック名古屋  原 宗也 院長 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.054

精神科

大人の発達障害やグレーゾーンにある人を改善へと導くTMS治療
大人の発達障害やグレーゾーンにある人を改善へと導くTMS治療
ブレインクリニック名古屋
  • 原 宗也 院長
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名古屋駅から徒歩1分。大名古屋ビルヂングからほど近い瀟洒なビルの3階にあるブレインクリニック名古屋は、発達障害を専門に診療するクリニックとして2021年6月に開業。欧米では精神疾患治療の一般的な選択肢となっている「TMS(経頭蓋磁気刺激)治療」をはじめとする、科学的で客観性に基づいた診断・治療を提供している。発達障害の特性が明確に出ている方はもちろんのこと、発達障害の特性がありながら正式な診断には至らないグレーゾーンの患者まで広く受け入れているという。同院の院長である原宗也先生に、TMS治療に適した疾患や治療の流れ、減薬効果について伺った。(取材日 2021年7月29日)

薬に頼らない新しい治療法「TMS」で、大人の発達障害にアプローチ

― まず、TMS治療とはどのような治療か教えてください。

TMS治療は磁気を使って脳神経のネットワークのバランス異常を改善する治療法です。薬物療法が主体であった従来の精神科や心療内科の治療法に対し、脳の神経に直接アプローチする最先端の治療法として注目を集めています。
うつ病や大人の発達障害の主な原因は、過度のストレスによる脳神経の機能不全です。神経ネットワークが過剰に働き続けることで脳に疲労が蓄積し、睡眠障害・不安障害・失感情症・注意欠陥などの特性を生み出す“脳の体質”になってしまうのですね。TMS治療は、頭の外側から脳に磁気をあてることで脳神経の異常を整え、このような“脳の体質”を根本から改善。副作用も少なく一度効果が出れば再発を抑えられることから、減薬も目指すことが可能です。

― どういった疾患に対して有効な治療ですか?

TMS治療は、欧米ではうつ病の一般的な治療法として広く普及しています。日本でも2019年から重度のうつ病に対するTMS治療が保険適用となりました。これに対し当院では、軽度からの発達障害や発達障害が原因で起こる二次障害にTMS治療の自費診療を行なっています。具体的にはADHD(注意欠陥多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー)の大きく2つが挙げられ、二次障害としての学習障害や感覚過敏、不安障害、パニック障害、うつ特性などにも有効です。

― どのような症状や悩みがある方に適した治療法なのでしょうか。

ある程度の年齢になってから発達障害を発症した方や、正式な診断には至らないけれどグレーゾーンにいる方にTMS治療をおすすめしています。例としては「コミュニケーションが難しい」「こだわりが強い」「忘れ物やミスが多い」「じっとしていられない」といった悩みを感じている方ですね。
私は過去に一般的な治療を行う精神科に勤めておりましたが、訪れる患者さんのおよそ1/3が「自分は発達障害ではないか」とお悩みの方でした。特性はあるけれど、周りに迷惑をかけないよう自力である程度カバーできる。でも、だからこそ苦しいし、生きづらさを感じている。そのような方々を助けたいという想いから、私はTMS治療に注目するようになりました。

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大人の発達障害やグレーゾーンにある人を改善へと導くTMS治療

ブレインクリニック名古屋

場所
愛知県名古屋市中村区名駅3丁目26番6号 ThirdKHビル 3F MAP
電話
0120-219-680

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