頼れるドクターが教える治療法vol.032
美容外科
バッカルファットとは、頬の内側の筋肉と筋肉の間にある脂肪の固まりを指します。人間であれば誰にでもあるもので、加齢や体重の変化によって量は変わらない一方で、個人差があるためバッカルファットがもともと多い方は丸顔の原因になります。また、加齢に伴って筋肉の支えが弱まるとこの脂肪は重力に伴い下がってくるため、下膨れや、いわゆる「ブルドッグ顔」の一因になることもあります。口の内側の粘膜を噛みやすかったり、口をすぼめたときに奥歯で粘膜をたくさん噛めたりする方は、このバッカルファットが多い可能性があります。
はい。当院では美容医療の一つとしてバッカルファットの除去を行っており、近年、美容に関心の高い女性を中心に施術の認知度は高まってきました。バッカルファットは適応がある方は、取り除くことで、小顔効果やたるみの改善が見込めます。また、加齢に伴って脂肪が落ちてくると、たるみやほうれい線、マリオネットライン(口角から下に向かってできるしわ)が目立ってくるため、あらかじめその原因を断つことで、これらの予防を図ることも可能です。
そうですね。最も見込める効果は、顔がよりシャープに見えることなので、そのような声が多いように思います。銀座という土地柄も関係していると思われますが、施術をお受けになる患者さんは20~50代と幅広く、傾向として若い方は小顔効果を、中高年の方は口角の横のたるみの改善を希望されることが多い印象です。
適応をしっかりと見極めた上で施術をご案内しているため、当院では単純に年齢を条件に「若いうちに」と施術を勧めているわけではありませんが、丸顔や下膨れで悩まれている方は、それらの改善に加えて、たるみやしわの予防も見込めるので、「適応のある若い人の方が施術によるメリットは多い」と言えるでしょう。
中高年の方は脂肪と一緒に皮膚も下に落ちていることがあるため、バッカルファットの除去だけでは、たるみなどが改善しづらいことがありますが、そのような場合はリフトアップを図る他の施術との組み合わせにより効果の向上を目指すことが可能です。
TCB東京中央美容外科 銀座二丁目院
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